6話『拠点は大事!古事記にもそう書いてある』
僕「じゃあ、遅くなったけど、拠点作ろうず」
僕(あ、マジックメニューじゃみんな見れないじゃん)
僕はスマホを取り出し神にメールした。
僕『建物のカスタマイズ、スマホでも出来るようにできませんかね』
返事が来た
『オッケーオッケー。アプリ入れといたからそれから出来るよ』
僕(アプリ…入ってるわ)
僕はそれを押す、召喚画面が出てきた
僕「じゃ、早速作ろう、ポイントは2000無いくらいしかないからきおつけろ」
※レベルの説明
レベル1の状態だとMPは101
主人公は使いましたが、MP101の状態でレベル2に上がると、上限が102に上がり、MPは203、全回復されます。
つまり、MP50の場合はレベル2でMP152です。なお、上限は102なので注意
MPは時間ごとに回復します。30分で2、睡眠で30分で5ずつ回復します。(ソシャゲじゃねぇか)
現在主人公は最初のイベントでレベル2から11まで上がったのでカンスト1000以上あります。上限は110
ステータスもレベル1では元のステータスですが、レベルが上がると強くなっていきます。
※因みに現在主人公のレベルは18、MP1873
僕「さて、こんな感じか」
僕「うん?」
(最初の建物は無料)
僕「無料って太っ腹ってレベルの話じゃねぇぞ!」
f2000「指揮官やりましたね。」
ネプギア「早速作りましょう」
ノワール「色々あるわね」
僕「大きさはこんなもんでいいだろ」
全体で5000坪
ノワール「5000坪ってあなたバカなの?」
僕「バカです。はい」
僕「わかった建物で100坪でいいな」
ノワール「まあ、そのくらいなら。」
僕「じゃあ、100坪2階建て、地下室完備で」
僕「土地は5000坪」
kar98k「指揮官さん、5000坪好きねぇ」
僕「ダメ?」
一同「ダメ!」
僕「じゃあ、全体で200坪決定!」
一同「えぇ」
僕「やっぱ、防衛は必要だな」
僕は防衛に電気柵、見張り塔4つを追加
それから、駐車場なんかも設置
みんなで部屋割り、家具も決めて置いた
僕「これでいいかな」
一同「はい」
僕「じゃ、早速土地をもらいに行こう」
一同「おー!」
僕たちは部屋を出て、王座の間へ行った
王様「戻って来たか、それで?」
僕「準備出来ました」
王様「それでは行くとしよう」
僕たちはその場所へいく
王様「出来るだけ、広い土地にしたが。」
僕「が?」
王様「やはり、城壁外だから、モンスターが沢山でる。本当に良いのか?」
僕「はい。問題ありません」
王様「他の場所に比べれば、モンスターは少ない場所だ」
僕「御心遣い感謝します。」
その場所へ着いた。
なかなか広大な草原だ。位置的には、国の城壁が微妙に見える位置、遠すぎす、近すぎずかな?
王様「ここなら自由に使ってもらっても構わない」
僕「そうですか、これだけの土地をありがとうございます。」
僕「それでは早速」
僕はスマホを取り出す
王様「それはなんだね?」
僕「これで出します。まぁ、魔法ですかね?」
王様「そ、そうなのか」
僕「では」
僕「そうだな。この位置にこの向きでどう?」
ノワール「いいんじゃない」
F2000「いいですね」
僕「他のみんなもいいな?」
一同 (コクリ)
僕「じゃ、決定!」
[建造する]を押すと、その場所が光り、設計した建物が出現した。
一同「おー」
ノワール「やっぱり、広過ぎたんじゃない?」
僕「そんな事は断じて無い!」
ノワール「そ、そう」
c96とF2000、マリアまでもが一目散に入る
僕「なんで姫様も入ってるんですか」
僕「って聞いてねぇし」
ベール「私達も入りましょう」
僕「そうだな」
王様「それじゃあないか私はこれで」
僕「あ、はい。どうも、ありがとうございました。」
王様はマリアの護衛を置いて僕たちの拠点を後にする
そのあと僕も拠点に入る。姫様達は台所にいた
マリア「何ですかこれ?」
F2000「これは水道でこのレバーを回すと、水が出ます」
キュィ ジャー
マリア「すごい、井戸なんていりませんね。」
マリア「こっちは何ですか?」
F2000「これは電気コンロです。電気で物で食べ物を焼いたり出来ます」
マリア「電気…?」
僕「あの、なぜ姫様も入っているのでしょう?」
マリア「だって、ここが海斗さん達と“一緒”に住む家なのでしょう?」
僕「いや、誰が一緒に住むって?」
マリア「え、海斗さんは、わたくしと一緒じゃ、嫌なんですか?」
僕「嫌とかじゃなくて」
マリア「なら、住みましょう」
僕「姫様には、立派なお城があるじゃないですか」
マリア「海斗さんと一緒に…」
僕「え〜、なんで。」
マリア「実は一人だと寂しいの…」
僕「あ、そう」
僕「はい。お城帰りましょうねー。」
マリア「え、海斗さん…」
ネプギア「海斗さんってこんな人だったんですね」
c96「もっと優しい人だと思ってた…」
僕(あぁ、そうだよ!悪かったな畜生!ってかモーゼルが指揮官と呼ばなかったんですがそれは)
マリア「分かりました。戻ります。」
マリアの顔にはほんの少し涙が見えた
そして、みんなの視線は冷たい
マリアが帰ろうとする
僕「なるべく早く済ませてこいよ」
マリア「え?」
僕「どうした?」
マリア「何を済ませれば…」
僕「住めるか、王様に許可もらうんだろ」
マリア「え、それって」
僕「早くしないと遅くなるからな」
マリア「は、はい!」
マリアは嬉しそうに城へいった
ノワール「海斗、あなたツンデレなの?」
僕(ブーメランかな?)
僕「ツンツンしてるか?」
僕「まぁ、ツンデレは最高だが。うんうん」
ノワールの方を見て
ノワール「何よ。」
僕「いや」
ノワール「それよりも、他に必要な物とか用意したほうがいいんじゃない?」
僕「あ、そっかー」
僕「じゃけん、用意しましょうねー」
それから僕達は、他に必要なものなどを出していたりしていると
ドンッ ドンッ
ノック音が響いた
出るとマリアと衛兵がいた
衛兵の中にはシエラもいる
僕「来たか。どうだった?」
マリア「許可貰えました!」
僕「それは良かった。」
僕「まぁ、入れ入れ」
僕「あれ?あ、荷物は兵士が持ってる感じか」
マリア「はい。」
僕「じゃあ、荷物部屋まで運んどくよ」
マリア「あ、ありがとうございます」
僕「部屋はどこでも良いかな?」
マリア「はい。どこでも」
僕は兵士から荷物を預かり、部屋に運んでいく
僕(しかし、多いな。何日泊まる気なんだ)
僕「兵士達はどうする?」
マリア「どうしましょう。」
僕「護衛だよね」
マリア「はい。」
僕「もちろん、帰ったりもするんだよね」
マリア「いえ、お城に兵舎があるのでそこに」
僕「そうか、そういえばシエラって姫様の護衛だったんですね」
マリア「はい。話しやすいのもあるますし、それ以外にも色々な理由で」
僕「男性兵士達も、ってかみんな熊狩りの時も来てたな」
マリア「はいみんな護衛です」
僕「全員で何人?」
マリア「5人です」
僕「うーん。帰ってもらうのもなー」
僕「まぁ、本人達に聞くのが一番か」
それから、玄関に戻り
僕「そういえばみんなは城に帰るの?」
男性兵士1「いえ、お嬢様の護衛ゆえ、常に監視をするよう命令されております」
僕「なるほど、いつもちゃんと寝てるんだよね?」
男性兵士1「はい。交代で監視しつつ」
僕「うーん。追い出すわけにはいかないな。ってかもう夜じゃないか」
僕「誰か、一人は城に帰ってもらわないといけないのよ」
男性兵士1「それは、どういうことですか?」
僕「そうだな。ちょうどいい。みんなもこっち来てくれ」
F2000「指揮官どうしました?」
みんなが集まる
僕「みんなに見せておかなければならないものがある」
マリア「何ですか?」
外に出て、鉄柵の門を閉め、柱にあるスイッチを入れた
僕「柵に絶対触れるなよ」
僕「はい。今スイッチ入れました。」
僕は適当に鉄の棒を用意して
僕「見やすいように鉄でするが、もしも怪しい者が入ろうとこの柵に触れた瞬間」
鉄の棒を柵に当てた瞬間、バチバチバチとスパークが飛んだ
僕「このように電気が走ります。夜は基本的にこれをつけます。なので気をつけて。」
僕「そしてさっき1人帰ってもらうって言ったのは、この事を伝えて欲しいからなんだ。知らないで、当たったらやばいからね」
僕「ちなみに、あそこに四角いのが…見えないな」
僕はスイッチを切り、門を開け外に出た
僕「ここにインターホンあるから、このボタンを押すと、呼び出せます。」
男性兵士3「インターホン?」
僕「まぁ、このボタンを押すと、うーん?まぁ、ドアをノックしてるのとおんなじ感じになる」
男性兵士3「はあ、なるほど」
僕「これも含めて、行ってきて欲しい」
男性兵士1「なるほど、じゃあ、私が」
男性兵士4「いえ、隊長がいなくなっては、いけません。僕が行きます。」
男性兵士1「そうですか、なら、よろしくお願いします。」
男性兵士4「それでは失礼します」
僕「あ、さっき帰ってもらうって言ったけど、インターホンあるから戻ってきてもいいぞ。インターホン押したらわかるから」
男性兵士4「そうですか。出来るだけ急いで帰ってきますね」
兵士は城の方に走っていった
僕は再び門を閉め、電源を入れた
僕「さて、後は待つだけ」
僕「ご飯ご飯…」
ノワール「そうね。じゃあ、今日はカレーにしましょう」
僕「おぉ、初日からカレーですか、やりますねぇ」
ノワール「えぇ、大人数でも作りやすいし」
僕「あ、そっかー」
ノワール「じゃあ、作るわ。みんなも手伝って」
ユニ「もちろん」
ネプギア「任せてください」
F2000「あの…指揮官」
僕「うん?どうした」
F2000「席って足りるんですか?」
僕「僕がそこまで考えてないとでも」
僕「こんな事もあろうかと…ってか出すの忘れてたわ」
ノワール「えぇ」
僕「えーと、この中にちょっと、誰か手伝って」
M1ガーランド「はい。私が」
僕「ありがとう。よし、よいしょ」
追加の机と椅子を用意した。
僕「でかい部屋だとこういう事もできるからな」
僕「ほら、いつかは200人規模になるんだし」
僕(今更だけど200人ハーレムってなんか怖い)
ノワール「そうね」
c96「でも旅するんだよね?」
僕「ほら、何かあった時の拠点だし、多少はね」
それからしばらくして
ピンポン
インターホンが鳴った
僕「お、帰ってきた」
キンッ カーン
僕「は?」
外から異様な音が聞こえてくる
ピンポン
もう一度。インターホンが鳴った
僕達は急いで外に出る
外に出ると先程の兵士がモンスターに襲われていた
男性兵士4「早く、助けてくれー」
カーン キン キン
相手はゴブリンだ
ゴブリン「ギャー ギャー」
男性兵士4「おりゃ!」
バチバチ
ゴブリン「イギーーー!」
僕(5匹か、ってか電気柵使うとは)
僕「よし、電源落とすぞ」
カチッ
僕「門を開けたら入ってくるぞ!用心しろ」
一同「はい!」
シエラ「姫様は下がってください」
マリア「はい」
ガラガラガラ
門が開くと、兵士が入って来て、それに続くようにゴブリンが入って来た
僕「全員下がれ」
一同「はい!」
ダダダダ バンッ バンッ
ゴブリン「ギイーーーーー」
ゴブリン「ギャー ギャー」
ダンダンダン
銃を前に5匹のゴブリンは呆気なく、やられた
F2000「やりました」
男性兵士4「はぁはぁ、寿命が縮んだぞ」
男性兵士3「あははは…」
僕は急いで門を閉め、電気柵の電源を入れる
僕「ぬわーん、つっかれたんもぅ」