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5話『何すればいいの?ってか異世界…大きいってレベルの話じゃねぇぞ!おい!』

今回も短いです

僕「え、魔王を倒せとかじゃなく?」

マリア「魔王なんていませんよ。」

僕「じゃあ、勇者って何するの?」

マリア「そこは曖昧なのですが、私の見解ですと、今現在、アウストラ連邦国と言う国が各地へ軍事的に進行して、この世界は実質、連邦に支配されていると言っても過言ではありません。」

僕「はぁ」

僕(よくある、設定だな)

マリア「その連邦は、人間以外を否定し、他国へ侵攻しては、支配しその支配された側は、殺されるか、人身売買をされ、列強と呼ばれる国々も、その力故に見て見ぬふりをしているのです。」

僕「えっと、質問いいかな。」

マリア「はい。何でも聞いてください」

僕「列強って事は強い国って事ですよね。なぜ、手を組んで戦わないのです?」

マリア「はい。元々アウストラ連邦国は約10年前に出来た国で出来立ての頃は、人間至上主義を掲げる宗教団体みたいな国でした。その頃は各国からも蚊帳の外でしたが、世界第二位の国と戦争を始め、勝利し大量の物資、広大な領地などを獲得。そして各国はその国を警戒し始めましたが、すぐに第一位の国に宣戦布告をし、一ヶ月で勝利しました。各国は二位の国に加えて、一位の国まで取り込んだ連邦国に恐れました。」

僕(電撃戦でもしたのかな?)

マリア「そして、ある日、連邦国側が“我が国に反抗しないなら、見逃しても良い”と言ってきました。各国はこれを呑み、今の状態が続いています。この国も列強の一国なのですが、現在のように、先程魔王はいないと仰りましたが、もしかすると連邦国の首領が魔王なのかもしれませんね。」

僕「これまでに連邦に支配された国は?」

マリア「軽く20を超えます」

僕「はえー、すっごい」

僕「ちょうど地図があるな」

僕「今現在の連邦の領地は?」

マリア「はい。ここが現在の連邦国です」

16人「!!!」

僕(は!?ロシア超えてんじゃねーか)

僕(ってか異世界大きすぎ。地球より遥かにでかいぞ)

僕「これ端から端までどれくらい?」

マリア「えぇと、端から端まで6万kmですね」

僕(地球よりでかい…嬉しくない)※地球は4万km

地図には大きな大陸?があり、下には小さな大陸(オーストラリアくらいの)が2つ程ある 上側の海はそこまで大きくない(海と呼べるが、北極?の周りだけ)北の海と南の海は一部分だけ繋がっている(太平洋みたいなとこ)

連邦は大きな大陸の約2/3を占めている(西は史実のポーランドから東はロシアの端、北も北極海?まで、南はモンゴル、カザフスタンあたりまである領土(地球の形と合わせてるので実際はもっと大きい)


ここで領土確認

ワルゴン国は史実のノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北欧

ムーゲルタ帝国は史実のグリーンランド、デンマーク、ドイツ北側

※勿論地球の形での話、この世界のデンマーク(仮)とノルウェー(仮)は全然近くない。むしろ遠い

アスニア王国は史実のフランス、スペイン

※大西洋は存在しないのでアメリカ(仮)とは陸続き、地中海みたいなことは存在する史実のポーランドとドイツの間に向こう岸が見えないほど大きな川?(アメリカとロシアの間の狭いところみたいな)で北極海と繋がっている

地図を見る限り日本みたいな国もある


c96「帝国ってどんな武器持ってるのかな」

マリア「あの国は、魔法国家です。なので、剣や弓矢、大砲などはありますが、強力な魔法を使い戦います。」

僕「この世界では魔法は珍しくないのかな」

マリア「はい。一般的です。この国もドワーフの兵器などの最新兵器を導入はしていますが、魔法国家です。」

マリア「海斗さんの世界では、魔法は一般的ではないのですか?」

僕「少なくともを僕の世界では魔法は存在しないよ」

マリア「え!存在…しないのですか?」

僕 (コクリ)

僕「F2000」

F2000「はい。何ですか?」

僕「君たちの世界でも、魔法は存在しないよな」

F2000「はい。もちろん」

僕「ネプテューヌの世界だと微妙に魔法はあったはず」

ノワール「えぇ、そうね。でも、基本的のは科学中心ね」

マリア「皆さんはそれぞれ違う世界からいらっしゃったのですか?」

僕「はい。先ほども言いましたがネプテューヌから6人、ドールズフロントラインから10人です。」

F2000「さっきも気になったけど、ネプテューヌとかドールズフロントラインって何ですか?」

僕「僕が元の世界でやってたゲームで君たちはそのキャラクターなんだ。」

F2000「え、そうなんですか?」

kar98k「私達ってゲームのキャラだったの?確か、神様に言われたのはそのゲームキャラを200人程見つけることでしたよね」

僕「うん。」

マリア「ゲームって何ですか?」

僕「あぁそうか。チェスなんかはあるかな」

マリア「はい、チェスは貴族の間では一般的です」

僕「チェスはゲームなんだけど、うーん。動かず、遊べるもの?かな?みたいな感じで、チェスには駒があるけどその駒がゲームのキャラなんだ。ゲームっていうのはそういう感じのもの」

マリア「なるほど、わかりました。」

僕「そして、とりあえず最初は残りのキャラを見つけて、その後、ア連相手に爆弾落として、首領を倒すのが、目的かな」

ノワール「え、ちょっとそんな国相手にするの」

ベール「えぇ、勝てるわけないですわ」

僕「それは、現段階で、だろ」

僕「あ、そういえば、帝国はあっさり強国に勝てたと言いましたが、電撃戦ってそんなに凄いんですか」

マリア「はい、しかし、電撃戦以外にも色々な戦法を用いたと聞きます。地形を利用したり、夜攻撃を仕掛けたり」

僕「なるほど、」

僕(つまり、強い国の戦術てんこ盛りって事か、めんどくさそう)

ユニ「ってか、ア連って何よ?」

僕「アウストラ連邦だから“ア連”」

kar98k「ソ連みたいな感じですか?」

僕「そうそう」

m2 「ソ連…絶対潰す!」

僕「あの、m2 ?大丈夫か」

c96「ソ連…怖い」

僕(あ、c96もダメだ)

僕「そういえば、この国とこの国は?」

マリア「そこは“ユナイテッド公国”です。同盟国の一つですね。」

僕(イギリスがそのままなんですが、それは)

僕「こっちは?」

マリア「そちらはイタッツォ帝国です。中立国ですね」


領土解説

ユナイテッド公国は史実のイギリス、ムーゲルタ帝国から独立した国

独立した国の割には自国の技術や伝統、文化がある。

イタッツォ帝国は史実のイタリア、ドイツ南、スイス、オーストリア

もともとバン帝国(史実のルーマニア、ハンガリー)だったがバン帝国がアウストラ連邦に併合されるときに独立した国

しかし、アウストラ側にも付かず中立


僕「それとこの国は?」

僕は日本みたいな国を指す

マリア「そこは、“ジパエル”という国です。」

僕「どういう国?」

マリア「わたくしは行ったことないので、あまり」

僕「鎖国とかしてるの?」

マリア「いえ、鎖国はしてませんが、自文化が物凄い国です。」

マリア「ジパエル製の物も輸入されたりしています。特に武器は優秀なので、高値で取り引きをされています」

僕「武器かぁ」

マリア「はい。そういえば、海斗さんが、持っている剣。ジパエルの剣ですよね?」

僕(あ、日本刀か。)

僕「まぁ、そうだな。」

僕「僕は転生前はジパエルみたいな国の国民だったからな」

マリア「そうなんですね。海斗さんの世界にも似たような国が」

マリア「あ、あとジパエルといえば、たくさんの金銀、なんかの鉱物が有ると聞いています」

僕「へぇ、すごいな。いつか行ってみるか」

マリア「ですが、あの国は危ないと」

僕「え、そうなの。」

マリア「はい。各地で覇権争いをしていたり、野蛮な人達がいたり、少し間違えたらすぐ殺されてしまうと聞きます」

僕(え、戦国ど真ん中!?)

僕「こっちからジパエルに住んでたりする人なんかはいるの?」

マリア「いるにはいるのですが、少ないです。前にも、道を歩いていたらいきなり殺された。って話を聞きましたし」

僕「あ、そう。まぁ、考えるわ」


ジパエルは史実の日本、形は似てるが地球のよりかなりでかい

資源には困らなそうな国

勿論、日本文化が根強い

話によると戦国時代らしい

僕(信長とか会えるかな)


僕(しかし、こんな広大な異世界を冒険するのか楽しそう)


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