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2話『僕がモテるなんて絶対あり得ない!え、国?行きます行きます』

しかし何かがおかしい。僕を見るなり2人は驚いた表情をしている

ベール「海斗さん、あなた生きてましたの?」

僕「は?」

ベール「また会えて嬉しいですわ。」

ノワール「私もよ」

僕(女神様2人は何を言っているんだ)

僕「えっと、状況が全くわからない。女神様もなぜ僕の事を知っているんですか?」

ノワール「え?海斗、あなた。覚えていないの?」

ベール「記憶喪失か何かで」

ノワール「でも、私達の名前、女神のことまで覚えてるわよ」

僕「えっと、僕、記憶喪失なんですかね?(すっとぼけ)」

僕「僕は女神様達に会うのは初めてです。会いたくても現実では会えないからね」

ベール「何を言っているんですの?」

ノワール「私達、一緒に冒険したじゃない」

僕「……は?えっと、ゲームの中でですよね。いや、目の前にいてゲームもクソもないけど」

ベール「ゲームも沢山やりましたわね。懐かしいですわ」

僕「え?え?“僕はゲームのキャラが目の前にいる”と言っているのですが」

ノワール、ベール「え!?」

僕「いや、それはいい」

ノワール「いや、良くないわよ」

僕「なぜ、ゲームのキャラが僕の事を知っているのかが一番気になる」

僕「ちょっと、一回僕の情報をね」

ノワール「え、えぇ、そうね。」

ベール「頭がこんがらがりそうですし、その方が良さそうですわ」

僕「まず、今までの情報を」

僕「僕は学校から帰る途中に通り魔に殺されて、神に行きたかった異世界に連れて行ってあげると言われて、この世界に来た。そして、その神に君の好きなキャラも200人くらい送ったから探してねと言われて。現在に至る」

ノワール「要するにここは異世界なのね。」

ベール「普段、次元を超える私達は驚きませんけども」

僕「まぁ、それでだ。君達は、僕がやってた。“ネプテューヌ”っていうRPGゲームのキャラクターなんだ。そして、神が言ってたんだけど、僕のいた世界のゲームやアニメなどの世界は存在すると言われた。多分、女神様達の言ってるのは、別人かそっちの世界の僕かだろうね」

ベール「別人ではありませんわ」

僕「え?なぜ、そうわかる」

ノワール「だって、見た目も、声も、今までの行動や性格、海斗そのものよ。」

僕「そ、そうか。」

ノワール「海斗、なににやにやしてるの」

僕「僕はそっちの世界で女神様達と交流出来るほどの地位で、さらに推しキャラに愛されて、それはにやにやしますよ」

ノワール「あ、愛してるだなんて…そ、そんな事…絶対無い。ただの…(照れ)」

僕(こんなになるって向こうの僕は一体何をしたんだ)

僕「ただの?」

ノワール「と、友達…よ」

僕「ノワールさん友達いたんだ」

ノワール「あんまり、からかうとひどいわよ」

僕「あ、はい。サーセン」

僕「じゃあ女神様達の事も教えてよ」

ベール「そうですわね。まず、元の世界ではわたくし達は友人と呼べるほど仲が良かったのですわ」

ベール「ですが、2年前に…海斗さんは…」

ノワール「…私達の大陸が沈むのを阻止してそのまま…」

僕「ちょっと待って大陸が沈むって何?」

ノワール「犯罪神が古の破壊兵器を起動させたの」

僕「うん。うん?」

ベール「その装置は起動すると全ての大陸が海に沈むのですわ」

僕「なんでそんなものが」

ノワール「どうやら昔、大陸全体が犯罪神の手に落ちた時、全てを沈める目的で作られたらしいわ。それを知るのは一部の人だけよ」

僕「物騒すぎるだろ。何その、敵に攻められたら、全部破壊しよう精神」

ノワール「それで海斗は一人でその、古代兵器を止めて、そのまま帰ってこなかったわ」

僕「えっと、つまり世界自体を救ったと」

ノワール、ベール(コクリ)

僕(やべぇ、のうのうと過ごしていた、僕とは大違いだ)

僕「ノワールさんとベールさんなんか仲良すぎませんか?女神様ってこんなもんなの?めちゃくちゃ意気投合までしてるけど」

ノワール「こんなもんでしょ?」

僕(そうなのか?)

僕「で、女神様達はどうやってここに?、見た感じネプテューヌ の世界でも無いし」

ベール「それがわたくし達にもわかりませんの」

僕「えぇ」

ノワール「気付いたらさっきのメンバーで、森の中に」

僕「あぁ、そう。なんかごめん」

ノワール「いいわよ。それよりこれからのことでしょ」

僕「あ、うん」

僕(ノワールさんってこんな性格だったのか)

ノワール「まずは、さっきの場所に戻りましょう。ユニ達も待ってるし」

僕「あ、その前にいいかな?」

ノワール「えぇ、良いけど。何をするの?」

僕「じゃ、着替えるから二人とも見るなよ。」

ノワール「のわーーー!ちょっと待って」

僕「3、2、1、開始」

僕「着替え終了」

元の私服に戻した。そして、眼鏡をかけ、日本刀を出し装備した。腰には戦闘服の時にも付けていたベルトとアナコンダ、弾薬(隠して)


僕「で、戻るんだよね」

ノワール「…海斗…もうちょっとデリカシーを…」

僕「無いです」

ベール「ノワールさん、前にも同じこと言ってましたわね」

ノワール「そうよ。全くあなたときたら」

僕「ほら行くぞ」

ノワール「ちょっと話を…待って」

それから、戻ってきた

さっきの馬車は綺麗に並んでいる。後始末も微妙にしてある

ノワール「みんなごめんね。遅くなって」

ユニ「お姉ちゃん、その人って」

ネプテューヌキャラはみんな驚いた表情をしている

僕(全員面識あるとか、向こうの僕はギャルゲーみたいに攻略でもしてたのか?)

ノワール「ちょっといろいろあってね。」

ユニ「…海斗さん…また会えてよかった…」

ネプギア「私もです」

僕「あ、そうですね。僕も会えてよかったです。」

僕(あれ?ユニがさん付け?)

お嬢様?「あらそちらの方は?」

ノワール「森の中で見つけた仲間よ。ほら、海斗挨拶」

僕「僕は彷徨っていたところを近くで保護された者です。今、ユニさんが言っていたとうり名前は海斗です。」

お嬢様?「そう、先程の方は…見つからなかったのね。」

ノワール「え?それはこの…」

僕「先程の方とは?」

お嬢様?「兜と仮面を着けた全身緑の人です」

ノワール「えっと、それは海斗で…」

僕「あー、見てないですね。」

ノワール「………」

僕「すいません。」

お嬢様らしき少女は、残念そうな顔をしている。

僕「僕ですいません。」

お嬢様?「いえ。気にしないで下さい」

お嬢様?「それよりも、早く国に帰りましょう。」

お嬢様?「あなた達、わたくしの馬車に乗りませんか?」

ノワール「のわーーーーー!(えぇーーーーー!)」

お嬢様?「先程、助けて頂いた方々と仲良くなりたいので…」

ベール「ですが…」

お嬢様?「遠慮…なさらないで…下さい」

僕(うゎー。スゲー。ふかふかそうな座席だな…)

ベール「ここは皆さんの意見聞きましょう。」

ノワール「えぇ、そうね」

ノワール「みんなはどう?」

ユニ「お姉ちゃんがいいって言うならどこでもいいわ」

ケーシャ「ノワールさんと一緒ならどこでも」

チカ「わたくしもベール様と一緒なら」

ネプギア「私もどこでも構いません」

ネプギア(あれ?私、今まで空気だったよね?)

ノワール「海斗はどうなの?」

僕「僕は関係ないぞ。戦闘には参加してないからな」

僕「僕は別のに乗るから、みんなはお嬢様の馬車に」

ネプギア「え、でもそれだと」

お嬢様?「海斗さんも、一緒にどうぞ」

僕(え、僕の名前呼んでくれたんだけど、ってかどう言う事)

ネプギア「ほら、お嬢様もこう言われている訳ですし」

僕「…わかったわかった。じゃあ、乗るぞ」

ノワール「全く、素直じゃないんだから」

ベール「ノワールも人の事言えませんわよー。」

ノワール「…なんか言った?」

ベール「みんなの意見も合いましたし、乗りましょう」

僕(あ、流した)

ネプギア「えぇ、そうですね。」

ノワール「そうね」

僕「そういえば気になったんですけど、この馬車って何人乗れるんですか?」

お嬢様?「たしか…9人…ですね。」

僕 (ちょうどかよ)

ノワール「あら、ちょうど9人ね」

僕(いや、都合良すぎだろ)

僕「ギチギチなんですかね」

ノワール「…そんな事は…そうかも…」

そして僕たちは馬車に乗り走り出す

なぜか僕はお嬢様の隣

お嬢様?「あ、そういえば、まだ、お名前を言っていませんでしたね。」

お嬢様?「わたくしは“マリア・リリー・ロザエル”。“アスニア王国”の第一王女です。」

僕(え、第一王女!?おいどうするんだよ。姫様が目の前に、いや、女神様も2人いるけど…)

執事「わたしはマリアお嬢様の執事、ジェニスでございます」

ノワール「私は…(ムグッ!)」

僕は慌てて席を立ちノワールの口をを抑え込む

僕「ちょっと待っててください。」

僕「ベールさん、ユニさん、ネプギアさんも(小声)」

ベール、ユニ、ネプギア(?)

僕「えっとまさか、みんな女神である事言うのか?(小声)」

4人「!!!」

ベール「そういえば、ここは異世界でしたわね(小声)」

ノワール「まさか、私とした事が、すっかり忘れていたわ。(小声)」

僕「で、何か、ネタはあるのか?(小声)」

4人「・・・」

僕「うそーん。…わかった。(小声)」

4人(お!)

僕「とりあえずアドリブで頑張れ!(小声)」

4人(えぇーー!)

僕(健闘を祈る!)

ノワール「えっと、ごめんなさいね。おほん、私はノワール、今は何もしてないけど、フリーの騎士とかしてみたいと思ってます。」

僕(うん。うん?)

マリア「ノワールさんね。フリーの騎士に先程の腕があればすぐ出来ますよ」

僕(おぉ、次は)

ユニ「私はユニ。ノワールの妹でお姉ちゃんと同じ様に何もしてないけど、いつか、プロの銃使いになってモンスターをいっぱい倒したいです。」

僕(うん?まぁいいのか?ってか異世界に銃ってあるの?)

マリア「ユニさんね。獣使いにもう少し成長しないと…」

ユニ「そうですか?」

マリア「えぇ、獣はかなり凶暴ですから、手懐けるのはかなり辛いでしょうね」

僕(え、プッ、クス)

ユニ「えっと、けもの使いじゃなくて銃…鉄砲使いです。」

マリア「あら、そうでしたか、わたくし、勘違いを」

ベール「次はわたくしですわね。わたくしはベール、わたくしもみんなと同じ様に槍で敵を倒したいですわね。」

僕(あら、あっさり終わるのね)

マリア「ベールさんね。あなたどこかの貴族かなにかでしたの?」

僕(あ、おわた)

ベール「え、えぇ、昔は貴族でしたけど、今はみんなで冒険一緒に冒険してますの」

マリア「あら、良いですわね。わたくしもいつかこんな風に冒険してみたいです。」

僕 (ふぅ)

ネプギア「私はネプギア、ノワールさんと同じく剣使いになりたいです」

マリア「ネプギアさんね。あなたも騎士に?」

ネプギア「いえ、私は騎士よりも普通の冒険者みたいなのが好きなので」

マリア「あら、そうでしたの頑張って下さい」

チカ「わたくしは箱崎チカ、ベールさまに使える者です」

僕(おぉ、チカさんやりおる)

マリア「チカさんね。あなたも一緒に冒険を?」

チカ「もちろんですわ。ベール様とならどこへでも」

マリア「ベールさんが好きなのですね」

ケーシャ「私はケーシャ、ノワールさんとの…」

ケーシャが手で表現する

僕(最後の最後で)

ノワール「えー、あー、そんなんじゃないわよ」

ケーシャ「え、ノワールさん、私の事嫌いなんですか?」

ノワール「嫌いじゃないわよ。全然嫌いじゃない。」

ケーシャ「じゃあ、私達…」

ノワール「大切な友達…よね。」

マリア「あら、ケーシャさんもノワールさんの事、大好きなんですね。」

ノワール「…………」

僕「じゃあ、最後に僕だな」

僕「僕は海斗、森で拾われて今ここにいる。終わり」

ノワール「ちょっと、海斗、あなたね〜」

ネプギア「もっと、何かあるんじゃ。」

僕「と言ってもねー」

ベール「海斗さんの持っています。武器」

僕「あぁ、日本刀。日本刀がどうした?」

6人「はぁ」

ノワール「それでモンスターくらい倒せるでしょうに」

僕「あ、そっかー」

僕「まぁ、そんな感じです」

ノワール「全くあなたは」

マリア「そういえば、皆さんはどこの出身ですの?」

6人(え!)

ネプギア「えぇっとほら、別の国から(意味不)(慌て)」

ノワール「そう、遠い国から来たのよ(慌て)」

ベール「そ、そうですわよ(慌て)」

僕「それより、なぜ僕はマリア様の隣なんですか?(慌て)」

マリア「え、そ…それは…」

マリア「実はよくわかりませんのですが隣が…」

僕「あ、はい。すいません。ありがとうございます。」

マリア「いえ、すいません。」

僕(なーんか、さっきから視線感じたり感じなかったりするんだよな)

僕「ちょっと良いですか」

マリア「はい。」

僕は壁の方を向き見つからない様にスマホを出し、神にメールを送った。

僕『マリア姫って、どういう設定なの?』

すぐに返事は来た。

僕(早すぎん?送ってすぐ返ってきたぞ)

『それは、自分で』

僕『いやいや、いきなり、隣とかおかしいでしょう』

『あぁ、それこっちのミスなんだ』

僕『どういう事ですか?』

『本来は、君達が助けて、その少女が恋する予定だったんだけど。君がイベントを変えたおかげで、変な風になっちゃったんだ。でも、助けて無くても、元々君は彼女のタイプなんだけどね』

僕『え、どういう事?』

『彼女は君に一目惚れしたんだよ』

僕『これ、僕の正体知ったらどうなるんでしょう?』

『それは、教えられない』

僕『やっぱり』

『最初はこの設定消そうと思ったけど、面白そうだからそのままにしちゃった。てへぺろ(・ω<)*』

僕『(^ω^#)』

僕『なるほど、わかりました。頑張ります。』

僕はスマホをしまい、本来の様に座り直す

僕(いきなり、大変なことした気が)

僕(ってかこの姫様、ヒロイン枠かよ)

僕(幸い 僕は仲良くなってない子にはセクハラなんかはしない。一応常識はあるぞ)

マリア「あの海斗さん?どうかしましたか?」

僕「あ、いえ、ちょっと考え事を…」

マリア「それにしても、凄かったですね。変身して沢山の敵を倒したなんて」

僕「あ、あぁ、神々しかったな」

僕(あ、やばい。女神化の言い訳どうするんだよ)

4人を見る、4人も焦っているようだ

ノワール「そう、凄いでしょう。(焦り)」

マリア「今度、私にもその魔法、教えてくださいませんか?」

全員(え!?)

僕(やばいやばい。考えろ、考えろ。なんか無いか)

4人は完全に思考停止している。

僕(うーん。あ!)

マリア「あの?…皆さん?」

僕「さっきの変身はこの人達の国に伝わるもので、その国によっても、変わるんだ。そして、その国の人しか変身できない。それにその国の人でも適正が無ければ、変身できないんだ。だから、無理です。(直球)(焦り)」

マリア「そうなのですか…」

マリアは落ち込んでしまった

僕(どうしよう、回避はできたけど、彼女にダメージを…)

マリア「そういえば、海斗さんとみなさんはどういうご関係なのですか?」

僕「古い友達だぞ。まさか、昔の友達に助けられるなんて、思わなかった」

マリア「そうですか。友人に会えてよかったですね」

僕「そういえば、なんでみんな黙ってるの?」

ノワール「いえ、何も無いわ。海斗と同じ様に考えていただけ」

ノワール(海斗…どうしてあなたはそんな冷静でいられるの)

ベール(この方と一緒にいると、寿命が縮みますわ)

ネプギア(さっきから海斗さんにフォローしてもらってばっかり…)

ユニ(海斗…こんなに、話せる人だったかしら?)

マリア「あ、見えてきましたよ。あそこが“アスニア王国”です」

6人「おぉ」

外壁が見えてきた。

僕「あ、そういえば、通行証とか個人情報的なの持ってないけど…」

マリア「え?そんなものは必要ありませんよ」

僕「え、そうなの…」

僕(じゃあ、イベントこなさなくても、入れたって事?…うそやん)

僕(ま、まぁ、ヒロイン枠が増えたし…いいのか?)

ノワール(本当に異世界なのね)

そして、僕たちの乗った馬車は国内に入った

中は中世ヨーロッパの様な感じの建物が並んでいる

人々が道を開け歓迎している

僕は外から見えない様に隠れた

僕(こういう場合は隠れるに限る)

ノワール「海斗もっと堂々としなさいよ」

僕「これでめんどくさい事になるのはごめんだからな」

ノワール「めんどくさい事ってどんな事よ」

ネプギア「わぁ、凄く大きな建物!」

マリア「あれがわたくし達が住んでいるお城です」

ネプギア「海斗さんも見てください、凄いですよ!」

僕(君たちの住んでるところも城と変わらないでしょうに)

それから僕たちの乗った馬車は城壁内へ入る

中はまぁ、ザ・中世ヨーロッパのお城って感じです。兵士がいっぱい

そして、僕たちの乗った馬車は城壁内で止まり先に降りてジェノスが馬車の扉を開き、姫様に手を貸す

ジェノス「マリア様、気を付けてお降り下さい」

姫様が降りた後、僕達も降りる

マリア「乗り心地どうでしたか?」

僕「凄く良かったです」

僕(座席はふかふかだったけど、走ってる時めっちゃガタガタしてたな。まぁ、技術的に仕方ないか)

僕はある事が気になった

僕「ここは城の中に軍事施設があるんですね。」

マリア「はい。確か、何かあった時にすぐに動けるとかで…」

僕「城壁には、大砲と…なんだあれ?」

木造の対空機銃?みたいな形をした物がある

僕「ノワール達は知ってる?」

ノワール「いえ、見た事ないわ」

ネプギア「なんか、凄くそそられますね」

男性兵士1「あれは対ドラゴン用の兵器であれに矢を入れて、ハンドルを回すと矢が連続で発射されます。仰角も80度位まで上がりますし、360度旋回可能です」

僕「はえー。あの兵器はこの国が製作を?」

ジェノス「いえ、北のドワーフが住む“ワルゴン国”が設計してくれたものです。」

マリア「ワルゴン国は高い技術をお持ちらしいです。」

僕「じゃあ、この世界で一番、技術が高いのですか?」

マリア「一番は、“ムーゲルタ帝国…ですよ?」

男性兵士2「お兄さん、世界の常識だぜ」

僕「え、あ、そうか。すっかり忘れてた」

ノワール(海斗…やっちゃったわね)

男性兵士2「確か、“2つの羽を持つ羽ばたかないドラゴン”とか“たくさんの大砲を積んだ巨大な鉄のイノシシ”なんかを持ってるって話だ。」

男性兵士1「他にも銃を兵士全員が持ってたり、鉄の戦艦だったり、夢見たいな話ですね」

僕「じゃあ、圧倒的に強いんですか」

僕(2つの羽を持つ羽ばたかないドラゴン…複葉機か、たくさんの大砲を積んだイノシシは多砲塔戦車だな、じゃあ、戦艦も日露戦争時代なのかな?)

男性兵士2「いや、羽ばたかないドラゴンは普通のドラゴンと同じくらいのスピードの割に俊敏力は無いらしい、鉄のイノシシは大砲は凄いが人間より足が遅いって話だ。戦艦はなかなか強いらしいが」

僕(好きなキャラがそこに所属してなければいいが)

僕「一目見てみたいですね」

マリア「わたくしも…興味あります。」

僕「そういえば、彼女は?」

馬車を引いてた女性兵士の事を聞く

マリア「シエラさんシエラさん」

シエラ「はい!すいません。私は“シエラ・ルベーグ”、アスニア王国の兵士です。まだ新米ですけど」

僕「僕は海斗よろしく」

マリア「シエラさん、あなたなんだか変ですよ?」

シエラ「えー!、そんな事ありません」

僕「なんか、さっきの緑の王子様に射抜かれたって顔してますね」

シエラ「な、な、」(///)

マリア「あなたもなのね。」

シエラ(///)

マリア「フフフ。海斗さんって…そういうの…わかるんですね。」

僕「何となくだけど」

ノワール(よく言うわよ)

ベール(海斗さんの事だから、いつかはバレますでしょうね)

ネプギア「海斗さん凄い。私も人に事が分かるようになりたい」

僕「人を見れば分かるんじゃね」(適当)

ネプギア(ジッー)

僕「・・・ぷっ」

ネプギア「何で笑うんですかー!」

僕「いやぁ、人の顔ずっと見ると笑いが出る。分からん?」

ネプギア「少しは分かるけど…」

ノワール、ユニ(分かるんだ)

マリア「それより、早く中に入りましょう」

マリア「どうぞ」

僕「あ、どうも」

???「こっちだ!」

僕「うん?あれは?」

マリア「怪しい者や、不届き者などを連行しているのです」

僕「物騒だね」

マリア「何を起こしたんですの?」

男性兵士3「はい。起こした訳では無いのですが、不思議な物を持ってまして、怪しいので連れてまいりました」

僕「あれ?」

僕は連行されてきた一人と目があった

その一人とは…

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