1話『異世界転生。からの最初の推しキャラ』
異世界小説は初めて書くので色々酷いですが、読んでいただけたら幸いです。
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僕「うん?」
目がさめると僕は何も無い白い空間にいる
必死に記憶を整理する
僕(確か気を失って、じゃあここは病院?じゃないどう見たって違う。ここが病院に見えるやつはやばい)
すると目の前が明るくなった
僕(うお!眩し)
「気がついた気がついた。」
僕(え、声?)
僕「誰ですか」
「私に名前無いんだがまぁ、君の思う“神”かな?」
僕「それで神様が何の御用で?」
「知っての通り君は死んだ」
僕「!!!ちょっと待って、今さらりと言ったけど死んだって!」
僕(まぁ、うん?死んだ…のか?実感ないな)
「やっぱり実感ないだろうな」
僕(聞こえてんのかい)
「まぁ仕方ない、体“以外”はまだ残ってるからねー」
僕「は?」
僕は今まで見なかった体を見る…何も無い、視線だけが宙に浮いているような感じだ。でも声も出せるし、考える事も出来る
僕(SUN値がー。SUN値がー。)
「あぁ、それで何故ここにいるのかだけど」
「普通だと死んだら自我もなく、向こうで言う魂だけの状態で死後の世界で生まれ変わるのを待つんだけど」
僕「はぁ」
「君は年の初めに“異世界に行きたい”と願っていたね」
僕「確かに願いました」
「それを叶えてあげようと思ってね。」
僕「ちょっと待ってください。叶えるってそんなあっさりで良いんですか。」
僕(もしもその願いが本気じゃなかったら)
「…本気だったんだよ。君の気持ちは」
僕「え!?」
「自分ではどっちか分からなくても、本気なんだよ。」
「確かにこんな若くして死ぬのはどうかと思うけど、あとは君は今までいじめられたりしたね。それでも命を投げ出そうとしない自殺すら考えないそれはすごい事なんだ。」
僕「それは死ぬのはもっと怖くて…」
「君もわかってると思うけど、それが生き物だよ。生き物は自分が生きるために頑張る。でも君のいた世界の人間はすぐ死へ逃げようとする。でも実際死んだ後には何も無いんだよ。あるのは行きているより辛い、気持ちと無のみ。だから君は強い人間なんだ。それも含めて叶えてあげようと思ったんだ。」
僕「ありがとうございます。」
「君の欲しい様な能力、技能なんかは用意してあるから、楽しんで」
僕「はい。」
「あ、それと君、死ぬ前、君の遊んでたゲームの好きなキャラ決めてたよね。その子たちも送ったから」
僕「え!」
「別々の場所に送ったから探してみてね」
僕「ちょっと待って」
「うん?どうした?あ、そうか」
「君の思うとうり君の世界で言うゲーム、アニメの世界は別の世界にあるよ。ちゃんとパラレルワールドなんかも存在するし、時間も存在する。この世界は無限なんだ」
僕「………」
「じゃあ、元気でな、何かあったらまた呼んでくれ。まぁ、君のスマホのメールから話せるんだが、欲しい物がある時はいつでも」
僕「あ、はい」
「楽しんでこいよ」
僕「はい。行ってきます」
そして目の前で閃光が起こる
目を覚ますと神殿みたいたところにいた。
あたりを見回す
僕「うわぁ!」
後ろを振り返ると大きな像がある。つい驚いてしまった。
神殿はかなり使われてないらしい、苔などが生えたりひび割れてたりしている
僕は出口を探す。
目の前にあった
ガチャ 扉を出ると
僕「えぇ、外じゃ無い」
部屋だったまた目の前に扉があるが
僕(今度こそ)
ガチャ
僕「あ、出れた」
外に出ると森が広がっていた。木々は高くなく空が見えるけど地面は根っこやらできつそう
僕(やっぱ誰も来てないんやな。よくこの神殿残ってるな)
僕(あ、外に出る事で忘れてたけど、異世界に来て最初にする事…持ち物確認!さて、ちょうどあるバッグの中には何があるかな…)
主人公がいつも愛用していた“ボディーバッグ”だ。
僕「ごーまーだーれー」
僕(えー。うん?なんだこれ?)
紙が入っていた。
僕 (なになに)
『分からない場所に出て戸惑っていると思う。まずは、神殿の入り口から正面の方向に進みなさい。そしたら道に出るから、その道を左に進みなさい。そうすれば近くの国に着く。』
僕(あ、ご丁寧にどうも)
『あと、君の能力について教えます。能力は“現代までの物、アニメ、ゲーム、漫画なんかに出てくる物を出せる能力”です。現代の道具や服、食べ物に武器、建物まで出せます。』
僕(チートすぎぃ…え?)
『※注意※ なんでも出せますがその分、MPを消費します。マジックポイントは体力とは違いますが無くなると“魔法”がいっさい使えなくなります。MPは戦闘と時間ごとに回復しますが、用法用量守って正しく使用しましょう。』
僕(え、魔法使えるの?強スギィ。要は使い過ぎ注意って事か)
僕 (まだあるな)
『※注意2※ 好きなキャラも送っていますが、彼女達だけでは“現代物資”は補給出来ません。なのでできるだけ早く見つけて保護しましょう』
僕(うん。まあ、想像は出来たけど。)
『こっちに送ったキャラは全員で “220人” です。女子高生からアイドル、擬人化、神までいます。じゃあ、そういう事なので頑張ってね。神より』
僕「まぁ、大体わかった。」
僕「けど220人!!!えっと全員見つけろと。誰が送られてきてるのか分からないのにこれは、骨が折れるな、それに神クラスまでいるのか」
僕「好きなキャラだって言うから期待はするが」
僕「他には…眼鏡に、艦これのカード、携帯の充電ケーブル(こんなの入れてたっけ?)、500mlの水2本か」
僕「ポケットにはハンカチ、ポケットティッシュ、スマホ、財布」
僕(そういえば死んだ時は学生服だったよな。よく着る私服なんですがそれは…)
僕(早速能力を………あれ。どうやって使うんだ。わかんね〜)
フォン(スマホが鳴る音)
僕(……異世界なのにメールが)
僕(神から……なになに)
『ごめんごめん、能力の使い方教えてなかったね。“マジックメニュー”と言って力を使うように想像すると能力が使えるから、それ以外の事は現地の人なんかに聞いてね』
僕「なるほどね」
僕「マジックメニュー!」
僕(あ、なんか 出たー)
僕「ほう、ここから選んで出せるのね」
僕「早速、装備を更新しないとな」
メニューを閉じる
フォン
僕「また、メールか。情報?……は?なになに」
『“初めて能力を使う”をクリアしました。報酬として収納がアンロックされました。スマホの“インベントリ”で持ち物を見ることができます、持ち物を入れるにはスマホの画面に物を入れると入ります。取り出したい場合は画面に手を入れ取り出したい物を想像すると出てきます。』
僕 (ゲームかよ)
僕(じゃあ早速、うーん。水一本入れとこう)
水一本をスマホの画面に入れると水はスマホ内部に入った
僕(マジで入ったぞ。インベントリには、入ってる入ってる)
僕「よし、装備更新を始めよう」
僕はボディーバックの中身を出し、ボディーバックをインベントリにしまい、新しく緑の“ザック”を出し中身を閉まった。他にも戦闘糧食、マッチ、火打石、電池、懐中電灯、モバイルバッテリー、サバイバルナイフ、ツールナイフ、防寒シート、タオル、テントを入れた。
服装は陸上自衛隊の迷彩服2型、迷彩目出し帽、ヘルメットも被っている。(動きやすいよう防弾チョッキは着ていない)
(元の服もインベントリに入れた
戦闘服に戦闘用ナイフ、スマホ、水、財布、テッシュ、ハンカチ、マガジン、予備弾薬、手榴弾などを入れた
武器にF2000ライフル、アナコンダ大型リボルバー
僕(こんな感じかな。)
僕(MPかなり消費したな。もうほぼ残ってないよ)
僕(さて、どうしよう。)
僕(取り敢えず、行くか。)
歩いているとあることに気づいた
僕(スマホでマップって確認できないの?)
スマホを開き、マップアプリを開く。
僕(マップは使えるが未探索エリアは表示されないのか、取り敢えずあの神殿にはチェックポイントつけとかなきゃな。)
神殿にチェックポイントを付け、また歩き始める。
しばらく森を進むと神様が言っていた道に出た
僕「未舗装かよ!まあ、異世界だし仕方ないか。確か左だったかな。」
それから森の中の道をひたすら道なりに進む
僕(そういえば神様は、最初の“国”って言ってたな、入国手続きとかどうするのか、捕まるよ。格好だけで怪しいのに。)
僕(まあ、僕の考えが正しければこう言う時って大抵誰か助けて、その人に弁解して貰って言い訳をして入れるってお約束なんだけどね)
僕(伊達に異世界物ばかりみてないぞ)
僕(ドラゴンでも出てくるのかな。フラグ?……無いです)
すると、道の先から声が聞こえてきた
僕は急いでそこに向かう
男性兵士1「クソ!ウヨウヨ出てきやがる。」
男性兵士2「おい、どうするんだよ!」
男性兵士1「知るか、とりあえず叩け」
男性兵士2「結局それかよ」
僕「はい。お約束ktkr」
僕「えっと、ゴブリンとスライム…多くね。ってかゴブリンとスライム同士でもやり合ってる。やっぱ、モンスターでも合わないんやな」
状況は現在、森はなく草原に出ている。ゴブリンとスライムが大量発生、それを兵士?が必死に倒している。道には馬車が7台位立ち往生していて、そのうちの一つはめっちゃ高そう。それを兵士は必死に守っている。スライムとゴブリンの間でも戦闘が行われている。
男性兵士2「隊長、我々だけでは守りきれません!」
男性兵士3「クッ」
男性兵士3「シエラ、マリアお嬢様を国へ、道は私達が開けます」
女性兵士1「でも皆さんが」
男性兵士3「私達の事よりお嬢様を」
女性兵士1「でも」
男性兵士3「シエラ!これは命令だ!」
女性兵士1「………はい!分かりました。」
女性兵士が馬車に乗る
女性兵士1「皆さんご無事で」
僕(あ、イベントが逃げる)
僕 「(^。^)/」
女性兵士1「きゃあ」
僕「えぇーーーー!どうしてこうなった」
なんと馬車を動かそうとしていた女性兵士(多分シエラという人)にスライムが飛びかかってきたのだ
「いやーー!」
僕(すげぇ、エロい)
僕(おっと、さっさとチュートリアル終わらせろって聞こえてくるな)←無いです
僕(よっしゃ。やってやるか。)
僕は走ってその馬車の操縦する所に行く
僕「足遅い。元の世界のままなんだな」
馬車を登ったあと、その女性に付いているスライムをナイフを使い倒した。
僕 (スライムよっわ)
しかし、もちろんモンスターは僕にも襲ってくる
僕は素早くF2000を取り出し
ダダダダ
ゴブリン、スライムを蜂の巣にした。
僕(ゴブリンもちょっと頭いいだけで柔いわ)
どんどんモンスターを倒す
ダダダダ ダダダダダダ コンキンキンキン
それからだいぶ敵を倒した
ゴブリンは残り少ない(同じ様に撤退しようにもスライムに阻まれ逃げられない様に見える)、スライムは100くらい倒したがまだ50体くらいいる。
僕(ちょ、チュートリアルにしてはハード過ぎません?)
僕(弾いっぱい出しといて良かった)
そして戦いながら遠くから人影が6人こっちに向かってくるのが分かった
一番小さい子がライフル?でスライムを倒していく
僕(あれ、スナイパーだよな)
僕(ってか4人めちゃくちゃ神々しい)
僕(全員見えた。あ、早速、漂流者と合流)
最初のキャラ
ネプテューヌシリーズ
ベール(女神グリーンハート)
ノワール(女神ブラックハート)
ユニ(女神候補生ブラックシスター)
ネプギア(女神候補生パープルシスター)
箱崎チカ(教祖)
ケーシャ(ゴールドサァド)
残り214名
僕(本当に僕の好きなキャラだけなんだな)
グリーンハート「はぁ!」
グサッ
ブラックハート「は!」
キンッキンッ グサッ
チカ「は!」
グサッ
ネプギア「ええぃ!」
カーン グサッ
ケーシャ「殲滅する」
ダダダダダダ
僕(よし、あとはお前らだけだ。)
ダン ダン ダン ダン
僕(終ー了)
フォン
スマホがなる
僕(後で見るから)
僕「君、ケガとか無いかな」
女性兵士1「いえありません。」
僕「そうですか。それは良かった」
女性兵士1「ありがとうございました。」
現在めっちゃ至近距離
キュイーンヒューン(変身解除音)
兵士「おぉ」
ノワール「全部倒したわね」
ベール「えぇ、その様ですわね」
チカ「お姉さま、やりましたね。」
ベール「大したことありませんでしたわね。」
ケーシャ「ノワール様、ケガとかしていませんか」
ノワール「え、えぇ、大丈夫よ」
ユニ「やっぱりこんな時でも、お姉ちゃんはすごいな」
ノワール「ユニも頑張れば、ここまでなれるから頑張りなさい。」
ユニ「うん!」
ノワール「皆さんケガをしている方はいませんか?」
見る限りいない様だ。
僕(あれだけの数、相手でよくケガしなかったな)
ノワール「いないみたいね。よかった」
すると馬車の中から少女が出てきた
お嬢様?「ありがとうございます。」
お嬢様?「あなた方はわたくしのいえ、わたくし達の命の恩人です。」
僕(こういう場合って普通仲間になるよな。しかし僕はこういうのは好きでは無い。)
僕(だから僕はこうする)
お嬢様?「どうか恩返しを…」
僕「じゃあ、用は済んだので、サラダバー」
僕(人間の屑がこのヤロー(自分自身に))
僕は馬車を飛び降り、全速力で森に向かう
お嬢様?「え、ちょっとお待ちになって」
女性兵士1「待ってください。せめてお名前だけでも…」
僕(待てといわれて待つ奴がどこにいるのか)←人間の屑
それからしばらく走って森に中で僕は休憩がてらスマホを確認
『レベルが上がりました。ステータスが上がりました。MPが全回復、上限が上がりました。能力ポイントを獲得。』
僕(ほう。ってか今気づいた。ステータスとか能力とかスマホで確認できるんだな)
僕(ステータス上がったのか見た目ではわからないけど、そういえば逃げてくるとき、兵士並みには速くなってたな)
僕(で、イベントを盛大に蹴って来たけど、これからどうしよう)
ノワール「コソコソ何やってるのかしら?」
僕
ベール「怪しいので後を追って来ましたの」
どうやらベール、ノワールは追ってきた様だ。
僕「僕は決して怪しいものでは……あ、怪しいですね」
ノワール「なんで逃げたの?」
僕「ああゆう雰囲気は僕にはきついんだよ。ノワールさんならわかってくれるよね」
ノワール「あなた、どうして私の名前を」
僕「………」
僕(あ、やらかした)
ベール「ますます怪しいですわね」
ノワール「あなた、マスクをとりなさい」
僕「はい」
ヘルメットと目出し帽を取る
僕「あとは煮るなり焼くなりご自由に」
この後、主人公はどうなるのか?