15話『出発!行きますよ〜行く行く!』
それから、次の日
kar98k「指揮官さん…指揮官さん…朝ですわよ。」
僕「う〜ん。」
kar98k「おはようございます。指揮官さん」
僕「おはよう。今何時?」
kar98k「6時です」
僕「あ、そう」
僕は着替えるために一回部屋に戻った
そして、着替え終わり下へ降りたが…
僕「………」
kar98k「指揮官さん、どうしたの?」
後ろからkarの声がした
僕「うぉ!karか」
kar98k「大丈夫よ。みんななんとも思ってないと思うわ」
僕「………」
kar98k「早く、行きましょう?ほら、早く」
僕「うん」
僕達はリビングに出た
f2000「あ、指揮官、おはようございます。」
僕「…おは…よう」
ノワール「海斗、おはよう」
ベール「おはようございます。海斗さん、昨日は大丈夫でしたの?」
僕「おはよう、うん」
ベール「それは、よかったですわ。」
マリア「海斗さん、おはようございます。もう、準備は出来てますよ。あとは、皆さんだけですね。」
僕「おはよう…え?準備?」
ノワール「海斗、言ってたじゃない。今日出るって」
僕「いや、そうなんだけど。マリア?」
マリア「何ですか?」
僕「もしかして」
マリア「ふふ、一緒に行きますよ。」
僕「………何で?」
マリア「わたくしが行きたからです。」
僕「王様は?」
マリア「説得したら、了承してくれました。」
回想
マリア「わたくし、海斗さんについていきたいです」
王様「え!マリアは第一王女ではないか。それに、うちにはマリアしかいないのだぞ」
王様「ダメだ」
※この国の後継者問題は、他の国の王子と結婚させ、その王子又はその国の王が、頂点に立つという感じで、決まっている。実質、アスニアは無くなるという事だが、仕方ない事らしい。国民には、そのことに関して、反感を持ってる人もいる。
何で、王子がいないかって?何故1人しかいないかって?マリアの母がそういう体質なんです。産めなかったんです…
マリア「そこをなんとか」
王様「ならん!」
マリア「海斗さんと一緒なら、安心だと思います。それでもダメですか」
王様「あぁ、ダメだ。海斗殿達の実力は認めているが、やはり危険すぎる」
王様「それに、海斗殿の所に泊まっていいのは認めたが、やはり心配で気が気でならんのだ」
マリア「確かに、わたくしはロザエル家の第一王女ですが、もう16歳です。そろそろ、わたくしも社会勉強したのです」
王様「海斗殿達と旅をしてか?」
マリア「はい」
王様「その間、この国はどうする。今は私が居るが、いつ死んでもおかしくない。」
マリア「お父様、どこかお身体が…?」
王様「そうではない。もしもの事だ。私が殺されてしまうかもしれない。倒れるかもしれない。」
王様「そんなとき、どうするのだ?確かに、海斗殿達の近くにいてくれた方が安全。だが、やはり心配なんだ」
マリア(よし、これだ)
マリア「提案なんですけど」
王様「なんだ」
マリア「もしも、お父様に何かあったら、家来にそれぞれ担当させたらいいと思いませんか?」
王様「どういうことだ?」
マリア「例えば、内政なら内政担当の家来に任せ、軍事なら軍事と、確かに国のトップは居なくなりますが、皆さんが力を合わせれば何とかなると思います」
マリア(確か、海斗さんの世界でも、ノワールさんの世界でも、それぞれがしていたと聞きました。多分大丈夫)
※もちろん、現在のアスニア王国では、王様が全て行なっています
王様「確かに、いいと思うが、国のトップがいないのはマズイであろう、やはり何かしら必要だ」
マリア「はい。おっしゃる通りです。そこで、国民に任せてはいかがでしょうか?」
王様「どういうことだ?」
マリア「それぞれの担当がその案を出して、国民に伝えます。国民にその意見を投票させ、可決か否決かを決める。という感じです」
王様「うむ。なるほど、それは、いいと思う。採用してみよう。私が倒れた時のことは解決した。」
王様「だが、まだ行って良いって言ったわけじゃないぞ」
マリア「お願いします。お父様」
王様「マリア、まさかあの者を…」
マリア「はい…」
王様「…そうか、あの者は旅を終えたら、何をすると言っておる?」
マリア「いえ、それはまだ聞いておりません」
王様「わかった。そこまで、言うのなら、行って良いぞ。」
マリア「ありがとうございます。」
(“有難き幸せ”って言うんじゃ無いのかって?それどこの宗教?)
王様「だが、これだけはお願いしたい」
マリア「はい。何でしょうか?」
・
・
・
回想終了(海斗達には話していません。回想描きたかっただけです。はい」
僕「そう、一緒に来たら…危ないんじゃない?」
マリア「海斗さんまでそんな事言ってるんですか!」
マリア「わたくしは海斗さんと…達と共にしたいんです。それに、いざとなったら、海斗さんが守ってくれるじゃないですか」
僕(わがままだな。ってか、最終的には僕だよりなのね)
僕「ちょっと、聞くけど、マリアだけだよね?」
マリア「いえ、ジェノスといつもの5人」
(来るなぁぁぁぁぁぁ!)
僕「執事…来るんだよね?」
マリア「はい」
僕「大丈夫なの?」
マリア「?」
僕「僕達、こういう組織だろ。大丈夫なのか?」
マリア「あ、大丈夫ですよ。ジェノスは、元お父様直属の兵士所属ですから。」
僕「え!?兵士?」
僕「じゃあ、あの時戦闘に参加していなかったのは?」最初のスライムとゴブリンの時
マリア「元兵士ですが、今は執事ですので…」
僕「主人は守るけど、戦闘には参加しない…ボディーガードという事?」
マリア「そうです。それに、報告はジェノスが行うみたいなので」
僕「え、この世界に、無線とかあるの?」
マリア「会話用の魔法石あるので大丈夫です」
僕「何それ。初めて聞いた」
マリア「知らないのですか?」
僕「うん」
マリア「魔法石といっても元々はただの石なんですけど、それに会話出来る魔法をかけて、どこでも会話出来るようになっています。」
僕「どれくらいの距離まで?」
マリア「どこでも、いけると聞きました。」
僕「盗聴…盗み聞きとかは?」
マリア「魔法をかける時に、それ系列でしか、繋がらないようになってますので、不可能です。その為に別に国際用の通信魔石があるのですが」
僕「あ、通信魔石って名前なのね」
マリア「あ、すいません。いってませんでした」
僕「あ、そう…」
僕「装備は?」
マリア「いつもの、武具です。」
僕「鎧に剣?」
マリア「はい」
僕「…いや、それ絶対目立つ奴やん」
マリア「確かに、そうですけど…」
僕「仕方ない、来たら説得して何とかする」
マリア「そうですか」
僕(準備するものがまた増えた)
僕「マジックメニュー!」
僕(MPは…問題ないか、ドラゴンのあまりとスライムなんかのがまだあるな)
マリア「ごちそうさまでした。」
僕「マリア…食べるの早くなってない?」
マリア「そうですか?」
ノワール「早くなったわね」
ノワール「海斗は早すぎだけど、あなたよく噛んでる?」
海斗「食えれば、いいんです」
ノワール「あ、そう」
ノワール「太るわよ」
海斗「………大丈夫」
ノワール「本当?」
マリア「それでは、わたくしは自分の部屋にいます」
海斗「お、おう」
・
・
・
僕「湿っぽい話になるけどいいか?」
ノワール「何?」
僕「昨日の事なんだけどさ」
ノワール「…………」
僕「ティアラいるか…どうしよう…(小声)」
ノワール「あなた、いっつもそうね。早く話しなさいよ!」
僕「うん。実は…」
僕は隠してた全ての事を話した
ネプギア「グスッ うぅ(泣)」
ユニ「ネプギア…ハンカチ」
ネプギア「ありがとう ひっく! ユニちゃん…(泣)」
一同「………」
ベール「大変な事になりましたわね」
AH1「言ったら、ティアラさん捕まっちゃうよね」
僕「うん。ほんと、ごめんなさい。僕がしっかりしていれば…」
f2000「大丈夫ですよ。事故じゃないですか、指揮官は頑張ってますよ」
ノワール「そうよ。海斗は良くやったわ」
ノワール「でも、一つ叱らなければならない事があるわ」
僕「!?」
ノワール「あなたまだみんなを信用してないの、確かにまだ一週間だけど、上手くやってたじゃない。それに、信用しろって訓練中に海斗が言ってた気がするけど?」
僕「………」
ノワール「じゃあ、聞いてみましょう」
ノワール「みんなはティアラの事をどう思う?」
一同「………」
ベール「ノワール違いますわ。海斗さんがどうしたいか、それからですわよ」
ノワール「そうね」
ノワール「海斗はティアラをどうしたいの?」
僕「僕は、一緒に連れて行きたい。警察には突き出したくない」
ノワール「そう、わたしは海斗の言う通りにするわ。みんなは?」
f2000「私も指揮官と同意見です。」
ヴァチェスラーフ「ティアラが許されないなら、ワイらも許されないっすね。家族にしやしょう」
エレスタシア「強制で家族にするわけじゃないのよ?…でも、私もokよ」
反対する者は居なかった
ノワール「わかった?みんな信用していいのよ」
僕「うん」
ノワール「マリアはどうするの?」
僕「マリアには言ってもいいと思うけど、兵士達はマズイかも」
ノワール「そうね。でも、海斗はマリアは良いと思うなら、話していいんじゃない?」
僕「うん」
ベール「今、話しますの?」
僕「…よし、ちょっくら、行ってくるわ」
僕「ごちそうさまでした。」
ノワール「頑張ってね」
僕はマリアの部屋に向かった
僕
コンコン
マリア「はい」
僕「入ってもいいか?」
マリア「はい。もちろん」
僕は部屋に入る
マリア「…海斗さん?どうしたの、そんな難しい顔して」
僕「あぁ、実はティアラの事なんだけど…」
マリア「ティアラさんがどうかしたの?」
僕「実は………」
カクカクシカジカ四角いキューブ←ムーブじゃないのか…ダイハツから日産になってんよ!
まるまるウッウッウマウマ←懐かしいネタ
マリア「うぅ かわいそう(泣)」
僕「……」
僕「さっきみんなにも話したんだけど、みんな大丈夫だって、マリアは?」
マリア「うぅ 海斗さん…聞くんですか?そんなの決まってるじゃないですか(泣)」
僕「…でも、犯罪者をかばう事になるよ。マリアはそれでもいいの?」
マリア「ティアラさんは殺してないんでしょう?(泣)」
僕「この世界で中毒で死にました。って言っても、信じてもらえると?」
マリア「わたくしは、海斗さんとティアラさんを信じます。例え見つかって罰せられようと(泣)」
僕「マリア…はい」
ハンカチを渡す
マリア「ありがとうございます。」
僕「執事や兵士には?」
マリア「もちろん、黙っています」
僕「ありがとう」
僕「じゃあ、僕は準備してくるから」
マリア「はい」
僕は部屋に戻った
そのあと僕は自分の荷物をしまって…といっても、インベントリに何でもかんでも放り込んだだけなんだけどね
僕(そういえば、みんなバックとかあるん?…まぁ、いいか)
準備し終わり
ノワールの部屋
僕「ノワールいる?」
ノワール「何かしら?」
僕「荷物入れるバックとかあるの?」
ノワール「昨日海斗がいない間に町で買ったわよ」
僕「そうか…」
ノワール「それより、マリアはどうだったの?」
僕「大丈夫だった」
ノワール「そう、それは良かったわ」
僕「じゃあ、僕はまた準備に戻るから」
ノワール「えぇ」
僕「あ、みんなに準備出来たら、外へ出てと言っといて」
ノワール「わかったわ」
僕は外へ出て、車の準備をする
前回のハンヴィー、73式、ジープウィリスMBに加えて
アメリカ大統領専用車の“キャデラック ワン(ビースト)”
それから、ラム1500 (2018)
悪路なので4駆がいいと思ったからだ
え?免許取り立てで、ラムなんか運転できるのかって?…そこは気合で
※因みに改造機能で防弾、エンジンパワーなどを上げる
※説明してなかった改造、新造機能だが元ある物を改造する事が出来る、兵器だったらパーツを付けたり、擬人化の兵器も改造する事が出来る。新造は自由に設計して、作れる。その分MPは多いが…
僕はこの2台を出した
そして、キャデラック ワンに武器を入れていくなど
血液は…またいつか
準備をする
している時、執事とロドリック達が、“馬車”なんかと一緒に来た
僕「あぁ、みなさん、おはようございます。悪いのですが、馬車は…必要ないんですよね」
ジェノス「どういうことですか?」
ロドリック「まさか、歩かせると?」
僕「まさか…あそこに5台…あれで行こうと」
ジェノス「ほう、それはいい」
ジェノス「海斗殿の物なら大丈夫だろう」
ロドリック「この馬はどうしましょう」
ジェノス「返してくるしかないな」
ジェノス「すまんが、もう一度来る」
僕「はい。」
僕「さて、準備の続き」
僕(えっと人数は確か、16と33と…計算機使おう)
僕はスマホの計算機を使い計算する
※スマホは主人公が生きてた時までの情報なら見る事が出来ます。
僕(58人か、はぇすっごい、5台で…42、16人足りない…)
73式“中型”トラックを出した
僕(中型にはスラーフ達を乗せるか)
僕(これで…60人乗れるのか…2人分開くけどいいか)
そのあと、みんな集まり始める
僕「みんな、準備出来たか?」
一同「はい!」
マリア「そういえば、ジェノス達は、まだ来てないですね」
僕「あぁ、遅いな」
僕「ここにいるみんなだけでも準備しよう」
一同「はい」
僕「エレスタシア達は、前回と同じ、大型トラックで良いか?」
エレスタシア「えぇ。みんな、大丈夫よね?」
仲間15〜31「はい」
ヴァチェスラーフ「ワイもっすか?」
僕「いや、今回は、こっち、中型に乗ってもらう。男は15人だからな」
ヴァチェスラーフ「了解っす」
僕「あと、大型の運転は、また64式任せた」
64式自動小銃「はい!」
僕「中型は…karお願い」
kar98k「了解しました」
僕「それから今回の今回の搭乗車は…」
※()内の人数は、乗れる人数です
ラム(5人)
主人公
コブラ
f2000
ティアラ
ハンヴィー(4)
m2
g36c
dsr50
STG44
大型(22)
エレスタシア
15〜31
64式
ベール
ネプギア
チカ
中型(19)
スラーフ
1〜14
kar98k
c96
AN94
ジープ(4)
m1
ノワール
ユニ
ケーシャ
ビースト(7)
マリア
ジェノス
兵士5人
僕「って感じだぞ。」
ベール「絶対適当ですわよね」
僕「当たり前だよな」
ユニ「このデカいのって4人しか乗れないんですか?」
僕「ラムは5人乗れるが…」
ユニ「なんで4人しか?」
僕「助席載せるの怖いし」
ユニ「そういう理由…」
ネプギア「あと、スラーフさんのとこも1人空いてますね」
僕「そこは、後部を男性で固めたかったから、運転席、助席、真ん中にモーゼル、AN94が乗るぞ。まぁ、自由だけど」
ノワール「意外とちゃんとした理由ね」
っと、そうこうしてる内にジェノス達がまた来た
ジェノス「お嬢様、お待たせして申し訳ございません。」
マリア「大丈夫ですよ」
ジェノス「海斗殿、早速ご出発を?」
僕「あ、ちょっと良いかな」
ジェノス「はい」
僕「その格好で行く気?」
ジェノス「ダメでしょうか?」
僕「ジェノスは執事服だからいいとして、5人は…鎧に武器…街とかにもよるんだからな」
僕「もう、完全にヤバいやつですよって言ってるようなもんだぞ。」
僕「それに、国の紋章まで付いてるし、まずいよ。何て、言われたのか気になるところだ」
ジェノス「王様が直々にお嬢様が旅をされるので、一緒に行って欲しいと、言われまして」
僕「馬鹿なのかな?なんで、兵士ですよって格好してるのかな?」
ジェノス「………」
ロドリック「この鎧も武器も国から授かったもの、そう簡単に、脱ぐ事は…」
僕「ロドリック、服のサイズは?」
ロドリック「え?はい………」
僕は5人のサイズを聞き
僕「ほれ」
ロドリック「なんですか?それは」
僕「5人の新しい護衛服」
そう言って僕は、5人用に新しく出した
スーツ、サングラス、防弾チョッキ、ナイフ
僕(また、MPが吹っ飛ぶ…)
僕「とりあえず、着替えてこい。拠点の中の好きな所使って良いから」
ロドリック「しかし」
僕「それを着ないと連れていけない」
ロドリック「はい。分かりました」
僕「あ、そのチョッキはスーツの中に見えないように着ろよ」
※名前は出した時に教えてます
ロドリック「はい」
そういうと5人は一度、着替える為に、拠点内に入って行った
しばらくして、スーツに着替え、サングラスもかけた。5人が来た
僕「おぉ、良いねぇ」
僕「特にギュネスが…こえぇ」
シエラ「あの、怖いのでサングラスは…あまり、つけたく無いです」
僕「サングラスは自由だぞ。外しても、かけても良い」
シエラ「ありがとうございます。」
僕「あとみんなナイフは使えるよな」
ロドリック「はい。短剣があるので」
僕「よし。それから、いつも馬車操縦してるのって誰?」
ジェノス「ジャン殿でございます。」
僕「…………」
ジャン「まさか、忘れてませんよね?」
僕「ごめん、忘れてた。」
ジャン「海斗さん!?」
僕「だって、ジャンと…誰だっけ?」
コスタン「コスタンです」
僕「あ、そうそう。この2人空気薄いもん」
ジャン「そんな事は」
コスタン「そうですか」
ジャン「コスタン!?そんな事、無いですよね?」
コスタン「うーん」
ノワール「ごめんなさい。私も忘れてたわ。」
ジャン「ノワールさん!?」
ベール「確かに空気薄いですわね」
ジャン「ベールさんまで」
コスタン「仕方ないですよ。」
コスタン「僕達、こんなんですから」
ジャン「うぬぬ」
僕「なんか、やばそうなので、進めるぞ」
僕「操縦はジャンで良いんですよね?」
ジャン「はい。いつも私がしてます」
僕「じゃあ、マジックメニュー!」
僕(運転免許教本高いんだよなぁ。さっきの3台で、結構食ったし、これはまた貧乏か、せめてMP稼げたらな)
ジャン「また、何か出したんですね」
僕「まず、これ持って」
ジャン「本…ですか?」
ジャン「持ちました」
僕「そしたら、習得と言って」
ジャン「はい。習得」
ピカッ
ジャン「うわぁ!」
ジャン「な、何ですか今の!?」
僕「じゃけん、あの車両行きましょうね〜」
ジャン「はい。さっきの何ですか?」
僕「気にするな」
僕はビーストの運転席のドアを開く
僕「どうぞ、お座りください」
ジャン「はい。」
ジャンが運転席に座る
僕「じゃあ、まずエンジンかけましょう」
ジャン「エンジンかける」
ビーストのエンジンがかかった
ジャン「あれ?私、何故かけれたのでしょう。それに、操作方法教わった気が…いつ教わったっけ?」
僕「これが、さっきの教本の力…じゃ、運転よろしく、マリアは君に委ねるから」
そういうとき僕は離れた
僕「それじゃあ、マリア含めて、みんなはあのキャデラックで」
ギュネス「なんか、他のに比べて弱そうだな」
僕「あの車、僕の世界の一番強い国の大統領…国のトップが乗る専用車ですよ。さっきのドアの厚さ見ましたか?」
僕「対テロ、爆発、銃撃などにも耐えます」
マリア「それは凄いです」
僕「って事で、マリアの荷物は積んでます。あとは、あなた達だけです。」
ジェノス「はい」
僕はトランクを開き
僕「すぐには必要としない物をここにお入れください。例えば着替えとかですね」
ジェノス「分かりました。」
僕「………短剣ぐらいは問題ない」
僕「隠して持って良いぞ。」
ロドリック「はい。ありがとうございます。」
そして、みんなの荷物を入れ終わり
みんな車に搭乗した
僕
ブロロロロ
僕『え〜と、みんな乗ったか?』
一同『はい。』
僕『よし…で、まずどこ行けばいい?』
一同『え!?』
ノワール『あなた、何も決めてなかったのね』
僕『許して、ヒヤシンス(ペロ)』
マリア『えっと、ユナイテッドに向かわれるのですよね?』
僕『うん』
マリア『それなら、マルサーユを目指してはどうですか?あの街にはユナイテッド行きの船も出てますし』
僕『じゃあ、そうしよう』
僕『で、どっち?』
一同『はぁ!?』
僕「地図無い?」
f2000 「ここにはありませんね」
マリア『海斗さん、ちょっと待っててください』
マリア「ジェノス。お願い」
ジェノス「はい」
そういうとジェノスをは地図を持ち、こっちに来た
ジェノス「これを」
僕「ありがとう」
ジェノスに地図を渡された
僕『これで一件落着か、えっと、マルサーユ…あった』
僕『じゃあ、行こう。その前に一回寄りたいところがあるから寄って良いか?』
ノワール『はぁ、えぇ』
マリア『はい。わたくしは大丈夫ですよ』
僕『じゃ、出発!』
一同『おぉーーー!』
そういうと、僕はラムを発進させる
そして、いつもの草原から森の道に入る(最初の道、山に行くときも走った)
それからちょっとして
僕(確か、この辺だったはず)
僕『全車停止』
そういうと、みんな止まった
僕はスマホを開きマップを確認する
f2000 「どうしました?」
ティアラ「ここには分かれ道も無いようですけど?」
僕「あぁ、さっきの寄りたいところが…あったあった。ちょっと過ぎたな…いいか」
僕は車を道の端に寄せ
僕『ちょっと、さっき寄りたいって言ったところ行ってくる。待ってても、付いてきてもいい、ちょっと時間かかるかもだけど』
ノワール『どこに行くの?』
僕『廃墟』
一同『え?』
そういうと僕は車を降りた
みんなも車を降りる
僕「みんな、待ってていいのに」
ノワール「気になるわよ」
マリア「はい。わたくしも」
僕「まさか、全員付いてくる気!?」
一同
僕「はぁー」
僕「まぁいいか、じゃ、行こう」
僕「あ、エンジン切って、鍵かけとけよ」
ジャン「もちろん」
g36c「もうかけてますよ」
僕「あ、そう」
僕「じゃ、行こう」
僕たちは道を外れ、木々の間を歩いていく
ノワール「すごい道ねぇ。」
f2000 「指揮官、どこに行くんですか?」
僕「もうちょっとで着くから」
そうしてしばらく歩くと
マリア「はぁはぁ」
ロドリック「アリア様、手を貸しましょう」
マリア「ありがとうございます。」
僕「そろそろ、あ、あれ」
マリア「はぁはぁ、遺跡?ですか?」
ノワール「こんな物があったのね」
僕達は、神殿の中に入る
最初、主人公が出て来た所
僕「ここは、僕が最初に出てきた?場所」
ノワール「海斗はここから召喚されたのね」
僕「うーん。まぁ、そんな感じかな?」
僕「旅に出るから、挨拶だけでもってね」
ノワール「そう。いいんじゃない」
僕「じゃあ」
僕は真ん中に立つ
僕「あれ?マリアもするの?」
マリア「はい、しといたほうがいいと思って」
僕「そうか」
僕(いい子やわ)
僕は日本式で挨拶をする
パンパン
僕(それでは、僕達は旅に出ますので、よろしくお願いします。)
僕(うーん。誰がいるのかわからんな。まぁ、でも現状、思う事はショットガンがいないのがなぁ。前みんなに教えるときもショットガン無かったからなぁ)
みんなの訓練をする時、座学で銃の種類などを教えていたが、ショットガンだけ無く、絵などを書いたが言葉でしか教える事が出来なかった、グレネードランチャーやRPGもそうだが、グレネードは手榴弾を撃てると教えたから何とかなった、RPGはまだ教えていない
僕(“スパス”でも居ないかなぁ、スパス可愛いし)
???「え!きゃーーー!」
僕「は!?」
僕(ヒデブ!!)




