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Over Drive  作者: 如月
4/7

ご飯!そして寝る!

パクパクパクパク…


無我夢中でお燐が作った夕食を頬張る。さとりは呆れていた。


「勢いよく食べ過ぎだって。腹痛に襲われても知らないよ?」

「大丈夫大丈夫!」


お燐の忠告も無視して食べ続ける。

腹痛になるフラグを立ててしまったお空である。


夕食後、お空の自室にて…


「美味しかったなぁ…でもお腹が痛い…。うにゅにゅにゅにゅ…」


…お空は腹痛に襲われていた。見事なフラグ回収である。先程食べたご飯を思い出す。お燐の作るご飯はいつも美味しい。故に、食べ過ぎてしまう。少し馬鹿だから後々を考えない(と言うより考えられない)のである。その為、食後少しの間は腹痛に悩まされている事が「よく」ある。…辛いでしょうな。


「なんでいつもいっぱい食べたらお腹が痛くなるんだろう?…あー…痛い。今日はもう寝ようかな…いつもより仕事多かったから疲れたし…。」


今日はした事についてはいつもと変わらないのだが、何故か発電するノルマがやけに多くなっていた。その疲れのせいか、今日のお空はだるけと眠気に囚われていた。


「…よし、もう寝よう!おやすみ!」


普段は夜お燐と話をするのが日課なのだが、今日はする余裕が無い。と言うより寝たい。横になりたい。ころがりたい。お燐には悪いが、明日もあるからさっさと寝よう。そう思い、ベッドに入る。1分後、彼女はもう寝付いていた。



お燐はお空をまだかまだかと待っていた。にしても、遅い。もう寝たのか、などと思っていたところへ…


ガチャッ


突然、扉が開く音が。振り返って見ると、そこにはさとりがいた。


「なんだ、さとり様ですか。」

「なんだとは何よ。」


やっとお空が来たと思ったのに。少しがっかりした気分だ。


「…お空ならもう寝たわよ。帰ってきた時はいつも通りだったけど、相当疲れていたみたい。」


疲れてた?お空が?脳天気なあいつはいつもそれ程疲れはしない筈なのだが…。


「そうですか。ありがとうございます。…何かあったのかな?」

「…さぁ。そこまでは分からなかったわ。それより、お燐も早く寝なさい。」

「分かりました。おやすみなさい。」

「おやすみなさい。」


そう言って、さとりは部屋を出ていった。お燐はまだそれ程眠くは無いのだが、する事も無いのでとりあえずベッドに入る事にした。

とりあえずお空、学習しようね。

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