017:デイアスが運ぶ死と終-Death and the end that a D ass makes progress with-
前回までの神話…
世界のことを腐りきった世界だと思う高校生。
通称シン。
彼は突如超能力のような力、神力に目覚めた。
そしてゼウス主催のゲームに無理矢理参加させられることになった。
他のプレーヤーが続々と前に進む中、シン達はこのゲームをクリアすることが出来るのか?
「また会えたな…んっ?お前、白牙じゃないか!」
気彌は白牙の存在に気づいた。
「そういえば、お前も残念だよな〜、両親は事故で死に、妹と2人暮らしだったのに、
このゲームに巻き込まれ、妹は家で一人で暮らし、今頃どうなってんだろうな〜?
お前もつらいよな〜、っということで…俺が助けてやるよ。」
気彌は白牙の方に手を向けた。
「…死ね……デスワールド……」
どこからともなく黒い球体が出てきた。
その球体が白牙を包み込むと、一瞬で消えた。
一瞬白牙の影が動いたように見えたけど、多分それは気のせいだよな…
それにしても、やっぱり白牙は悪い奴ではなかった。
白牙も生き残るために、妹のために必死だった。
だが気彌はそれをあざ笑うように、白牙を…
俺の右手には斬鉄剣が出ていた。
「さぁ、今日は誰にも邪魔はさせないぜ?かかって来いよ!」
気彌は俺を挑発していた。
俺は勝てる勝てないのは気にせず、気彌の頭上に大きく斬鉄剣を振りかざした。
だが横からデイアスが体当たりをしてきた。
やっぱりこいつから倒さなくちゃ、気彌は倒せないってことか…
「あぁ、忘れてたよ!お前まだ、俺のLV2をちゃんと見たことないよな?
今度こそお前に見せてやるよ!俺の…LV2…」
デイアスの体が変化し始めた。
顔が三つになり、さらに体に生えている手が増え、体も大きくなり、今までのデイアスとは比べられないほどの姿になっていた。
原型は残ってるけどな。
「やっちまえデイアス!お前の真の力を見せるんだ!」
デイアスが体に生えている手を動かし始めた。
それが動くたびに吹き飛ばされそうになる。
デイアスは俺と少し距離をとるとアーイ・オブ・デスを俺に放とうとしていた。
昔とは比べ物にはならないほどの大きさだ。
さらにアーイ・オブ・デスに稲妻が走っている。
デイアスはそれを放ってきた。
俺は、アーイ・オブ・デスを斬鉄剣で防ごうとした。
だが、アーイ・オブ・デスに稲妻が走ってるせいか、俺の斬鉄剣に当たった時、
体がしびれいつもの力が出せず、直接攻撃を受けてしまった。
俺がいた場所には煙がたち込めていた。
「とう…とう…俺は…死ぬのか……」
意識がもうろうとし始めてきた。
「俺はま…だ…たくさん…知…りたいこと…があっ…たの…に……
…やり……のこ…した…が…あっ…た…の…に……」
終わりだ…そう思った瞬間、俺の頭上で電子音のような女の人の声で、ある言葉が聞こえた。
「LV2UP!…」
そういえばこの前、萩野が言っていた。
LV2になったときそんな声が聞こえると、あの時は理解できなかったが今はわかる。
俺のLV2が何なのか頭に流れ込んでくるようにわかる。
体が軽い、俺はまだ戦える。
俺は立ち上がった。
立ち上がると、俺の周りに立ち込めていた煙が吹っ飛んだ。
俺のLV2は…
「気彌!お前にみしてやるよ!おれのLV2をな!」
俺のLV2は…全強化。
斬鉄剣は姿を変えていた。
刀は剣に変わり、名は斬刀剣という名の剣に。
俺は斬刀剣をしっかりと握りデイアスに立ち向かった。
また、アーイ・オブ・デスを放ってきたが、一刀両断にしてやった。
そしてそのままデイアスと戦い、同じようにしてやった。
後は気彌だけだ。
「デイアスを倒したところで図にのるなよ!俺はまだたくさん神力を持ってるんだ!くらえ、降りそそぎし氷柱!」
天井に無数の氷柱ができていた。
あったったらまず死ぬだろう。
だが俺は火の神力を持っている。
俺は爆コンボを発動し天井を爆破させた。
そしてそこから火の神力を使い火炎放射を放った。
だが全部は壊れなかったようだ、残りの氷柱と崩れた天井が俺を襲ってきた。
しかし俺は今、全強化されている。
すべての氷柱と崩れた天井がスローのように動いて見える。
だから完全に避けることができた。
そしてまだ宙に浮いている氷を使い、気彌の頭上に向かった。
「それを避けたところでどうなる!地獄の旋律!」
気彌の頭上に行く前に変な音が聞こえてきた。
頭が…弾けそうだ!
「もっと気持ちよくしてやるよ!」
その後も気彌はいろんな神力で俺を攻撃してきた。
地獄のジャッジや、デスワールド、背負いし十字架など、たくさんの技(神力)を使ってきた。
俺は頭が弾けそうになりながらも、何とかそれらの技を避けることができた。
「これで死…」
「もぉ…心残りはないな……」
俺はものすごいスピードで、気彌に迫ると斬刀剣を振り上げた。
そして振り下げた時、俺達のゲームは終わった……




