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プロローグ

初めまして、湯たんぽといいます。

今回初めての投稿となります。いわゆる初体験ってやつです。

・・・早速つまらないことを言ってすみません。

こんな作者の作品ですが、読んでいただけるとうれしいです。まだ未熟ですが、それでもいいという方は本編にお進みください。精一杯頑張らせていただきます。

それでは、どうぞ!

 深夜、誰もが寝静まる時間帯、一軒の部屋の明かりがついていた。


 別にトイレで起きたわけではなく、寝付けないでいるわけでも、ましてや真面目に勉強なんかしていた訳でもなない。


 その人物は部屋着から黒っぽい服に着替えた。


 これから外に出かけるのか持っていく物の確認をしていた。


「えっと……ティシュとハンカチ、……それから忍者刀、苦無、煙玉………」


 後半物騒な物のオンパレードが次々出てきた。


 確認し終わるとドアとは逆の窓の方にくるりと回った。


「さて、今夜も夜のお勤めといきますか」

 そう言いながら窓に足を掛けるとそのまま足に力を込め勢いよく夜の町へと消えていった。


 忍者という格好で。


 屋根から屋根へと飛び移りながら辺りを見て回っていた。


 そして、公園の近くの屋根で足が止まった。


 道には風呂敷を抱えていかにも泥棒してきましたという感じの男が走っていた。

 ものすごく変わった格好と思えなくないが、やっぱり違うようだ。その証拠に風呂敷には男に不必要な女物の下着がはみ出していた。どうやら下着泥棒らしい。


 その正面に巡回をしていた小太りな警官がいた。

 だが最近運動してないせいか、動きがオタオタしている感じだった。


 男はスピードを緩めることなく、警官に一撃いれるとその場でのびてしまった。


 弱い! なんて弱い! せめて一秒でいいから止めてみせてよ!!


 はっ! もしかしてこの後復活でもするのか? するんだよね。

 

 だがそんな願いも警官には届かず、その光景を見ていた忍者は闇に溶けていった。


 その後、闇夜に下着ドロの悲鳴が響いた。



 -------というテレビでやっている深夜アニメの内容だった。

 そのテレビの前では目を輝かせながらテレビ画面、ただこの一点だけを見ていた。顔はこれ以外に真剣な表情はありませんと言っているかのように真剣だった。


 やがて次回予告もしっかりと見て満足した表情でテレビを消した。


「う~ん。やっぱり今日のもおもしろかった」


 どうやらこのアニメを毎週欠かさず見ているようだ。多分他のアニメも見ていることだろう。


 余韻に浸りながらベッドに倒れ込み部屋の明かりを消し、眠りに就いた。


 よく見ると部屋の中にはそのテの本やグッズがいっぱいだった。



ここまで読んでくださり、ありがとうございます。これからも書いていきますので、感想や応援などの方も含めてよろしくお願いします。

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