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第六話美優の決意!!女のプライド(後編)

やっと完成した後編です、ご愛読よろしくお願いします。

麗奈の特訓から一週間後、私と飛鳥は麗奈と一緒にバイク通学しながら作戦を続行していた。

そして学校の屋上に三人で集まると、麗奈が口を開いた。

「美優先輩あの、奴の事だからまた襲撃して来るかもしれませんね」

「確かにその可能性は高いよ、これまでのパターンを見れば尚更ね」

彼女が尋ねると、私はそう答えた。

「だからこそ姉貴達の連絡待ちながら、こうして警戒してる」

「それも大事ですけど、こっちからも仕掛けないと」

するとその会話を聞いていた飛鳥が加わりそう言うと、麗奈は落ち着きながら返した。

その頃、葵と一緒に奴のアジトを探していた日向はある事に気が付いた。


「まさか丈二の奴美優達に追い詰められたんで、居場所を変えながら逃げてるのか?」

「亮介、ちょっと来て」

葵に呼ばれた俺は、彼女と合流し荒廃した廃工場の入り口前に辿り着いた。

「どうした、葵?」

「あれを見て」

「やはりそうか、奴め切羽詰まったな」

入り口付近にバイクが走り去った跡を発見した俺は、そう言った。

「どう言う事?」

「答えは簡単さ、奴は美優達や俺達に追い詰められたんで居場所を変えて逃げてるのさ」

葵の質問に俺は冷静に答えた。

「なるほどね、この事を美優ちゃんや飛鳥に知らせる?」

「そうだな、その方が良いだろう」

その頃実優達三人は、下校準備を整えて自分のバイクに乗っていた。


「麗奈、確かにあなたの言う通りこっちから仕掛けないと」

「でしょ、先手を打たれる前に手を打たないとまずいですよ」

麗奈が落ち着きながら言うと、私は冷静に返す。

「その通り、奴の事だどんな手で逆襲して来るか分からない」

すると私の隣で会話を聞いていた飛鳥が、会話に加わった。

その瞬間、飛鳥のスマホメール着信音が鳴った。

「姉貴から、何だって」

「どうしたの、飛鳥」

彼女が冷静に言うと、私はメールの内容を聞くのだった。

「黒崎丈二が、居場所を変えながら逃げ隠れしているって」

「何ですって、なるほどとうとう逃げる事考えたか」

飛鳥から説明を受けた私は、冷静な口調で言った。

「はたしてそれだけだろうか、何だか嫌な胸騒ぎがするんだ」

「!まさか、戦力整えて私達と決着をつけるつもりじゃ」

彼女の言葉を聞いた私は、ある可能性に気づき言葉を返す。

「はっ、確かに奴の性格ならやりかねない計略だ」

私の推理で奴の狙いに気づいた葵は、落ち着いて返す。

「そうなる前に決着を付けないと」

すると私達の会話を側で聞いていた麗奈がそう言った。

「奴の事だ必ず仕掛けて来るに違いない、その時が勝負だ」

そして翌日、私達三人はバイクツーリングをしていた。

「こうして走るのは特訓以来だね」

「確かに慣れた手つきになってきたじゃない、麗奈」

「私がそう言うと隣で並走している飛鳥が、自分達の左隣に並んで走っている麗奈に言った。」

「えっ、けど私なんてまだ慣れて来たばかりですよ」

「!!、じゃあ二人共手筈通りに」

彼女がそう言った瞬間、私は近づいてくる気配に気づき二人にそう言った。

「了解」

二人がそう言った瞬間、黒崎丈二率いるオートバイ軍団が現れた。

「ようやく来たな」

奴等の姿を確認した私はメット越しにそう言った。

そして私達は人気のない河川敷に連中を誘い込んで、バイクを降りた。

「自分達からこんな場所に来るとは都合がいいぜ」

「そうかな、罠にかけたつもりだろうげと逆にかけられたのはお前たちの方だ」

黒崎丈二がそう言うと、私は笑みを浮かべながらそう返す。

「何を、かかれーっ」

奴がそう指示を出した瞬間、バイクを降りた部隊が一斉に襲い掛かって来た。

そしてそれを確認した私は、二人に言った。

「行くよ」

「分かった」

二人はそう答えると、私と一緒に奴等を向かえ撃った。

数分後飛鳥と麗奈によって部隊は撃破され、残る敵は黒崎丈二一人だけとなった。

「これで残るはお前一人だ」

「己ーッ、こうなれば一人だって」

「フッ」

「ぐはっ」

私は飛び上がって奴の背後に回ると、一発で気絶させた。

その後、私達は日向さん達に連絡を取って黒崎丈二を連行してもらい事件は終わった。

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