第6.5章 ~エルシィの授業ノート〈人類学〉の一部~
主に設定説明となっています。
各章の後に付随される形になっています。「ふ~ん」程度の流し読みを推奨させていただきます。
重要な要素はありますが、その場合は読み返してもらえるような本文を創れればと思っています。
《
0:〈人類学〉の説明において出てくる用語(2つだけ! ラッキー!)
☆個人潜在能力:各種族のパラメーターの平均から階級を判断。
☆神聖能力:各種族が〈女神〉から受けている恩恵(=神授)のこと。
1:デーモン(総合力1位:E級 『栄光ある孤立者』)(ほげぇ……)
☆個人潜在能力:G級(身体能力・魔法能力・神聖能力の全てが絶大)
☆人口:世界の約2割(増減率:横ばい 繁殖力:小 平均寿命:300歳)
☆文明力:E級(国数:中規模 軍事力:強大 経済力:裕福)
☆特徴:〈大女神派〉打倒を目指しているため、〈大魔神派〉と蜜月の仲。
☆情勢:『偽善の平和』に辟易しており、その担い手であるヒューマンを快く思っていない。
2:ヒューマン(総合力2位:G級 『文明の十字架を背負いたがる変態』)(ほほげぇ……)
☆個人潜在能力:R級(身体能力・魔法能力・神聖能力の全てが平均)
☆人口:世界の約4割(増減率:増加の一途 繁殖力:並 平均寿命:100歳)
☆文明力:E級(国数:大規模 軍事力:強大 経済力:裕福)
☆特徴:個人の能力(才能)差が激しい。多文化(他種族博愛)主義。
☆情勢:別名『インベーダー(狂気の異文化交流者』。『変態』が多いことで有名。
3:エルフ(総合力3位:N級 『神の威(意)を借りる罪人』)(ほほほ……)
☆個人潜在能力:O級(身体能力:平均以下 魔法能力:優秀 神聖能力:絶大)
☆人口:世界の約2割(増減率:減少傾向 繁殖力:小 平均寿命:300歳)
☆文明力:N級(国数:1つ 軍事力:弱小 経済力:節制)
☆特徴:〈大女神派〉(国民の9割が信仰)の後ろ盾により、国際的地位は高い。
☆情勢:『エルフ耳』ブームが終焉を迎えたこともあり、ヒューマンからは色々と(略)。
4:ビースト(総合力4位:N級 『眠れる獅子は美女と野獣』)(ほげぇ!)
☆個人潜在能力:O級(身体能力:絶大 魔法能力:平均 神聖能力:平均)
☆人口:世界の約2割(増減率:増加傾向 繁殖力:並 平均寿命:100歳)
☆文明力:G級(国数:小規模 軍事力:平凡 経済力:裕福)
☆特徴:物資調達のスペシャリストで、各国からの需要が高い。
☆情勢:『ケモノ・フレンズ』ブームもあり、ヒューマンから溺愛されている(迷惑)。
5:ドラゴン(総合力5位:N級 『瀕死の病人』)(ほ、本当に待って……無理……)
☆個人潜在能力:N級(身体能力:絶大 魔法能力:絶大 神聖能力:平均以下)
☆人口:世界の1割未満(増減率:減少の一途 繁殖力:極小 平均寿命1000歳)
☆文明力:R級(国数:1つ 軍事力:少数精鋭 経済力:貧乏)
☆特徴:『ドラゴン至上主義』が浸透しており、〈女神〉から倦厭されている。
☆情勢:昨今は『種の存続』のために『多文化交流』を訴える社会運動が起こっている。
6:ジゴクウタ先生がボヤいていたこと(お兄ちゃん曰く「記述問題」。ほ、補習……)
「混血問題について話す。現代では、種族間を超える結婚が日常的になった。よって、混血種『ハーフナー』は必然と増えている。……主にヒューマンだけが異種交配を積極的に好んでいる傾向にあるようだが……まあ、いいか。そこでハーフナーの国籍問題・難民問題が深刻化している。大多数のハーフナーはヒューマン国家の国民となっているが、差別問題で苦しめられている。改善はされているが、解決はされていない。このこともあって、ハーフナーが独自の国家を求めて暴徒化しているのが国際問題として懸念されている。……ふむ、時間も良いので、今日はコレまで。……ち、ちなみに、先生は〈デーモン〉のヴァンパイアのお姉さんと結婚して、毎日踏みつけてもらいたい……募集中!」
メモ:私がすでに留年候補者になってるって……う、嘘だよね? ……ほげぇ》
次回、5月16日23時までの投稿予定。
ご愛読ありがとうございます。
本編も今日中に挙げたいと思います。
では、またすぐ後ほどに。。。




