冒険者になろう。
10歳になりました。という事で冒険者になろうと思います。10歳から犯罪者じゃなければ冒険者登録できるから。ということでやって来ました冒険者ギルド。城から抜け出すの苦労したわ。装備は俺が作ったものですよ。こんな感じですね。
【初心者用コート】
・自己修復が着いたただのコート。
装備まあこんなもんが今の装備だね。あとの服と靴も以下同文。武器は
【鉄刀】
・錬金術により作られた刀。量産品。
まあ最初だしね。武器はどんどんと強くして行くつもりだよ。装備もね。さあもう一度いうけど冒険者ギルドだ。さあこの扉の向こうに憧れの冒険者が...まあ行ってみたかっただけです。という事で扉くぐった。ギルドを見回すと物珍しそうに見られた。受付嬢ぽい人が複数いたので歩いて行く。酒場のほうから唐突に声が飛んでくる。
「ぎゃははは。ここはお前見たいなガキ来る場所じゃないぞ。僕ちゃんはママのおっぱいでも吸ってろ。」
「おいおい、バアカス。そういじめてやるな。ほら見てみろよ。ビビって声も出せねえじゃねえか。」
「坊主お前がここに登録に来るには10年は早いじゃないか。そんな貧弱な体で冒険者ができると思っているのか。」
「そうそう。いっちょまえに武器は持っているようだがモンスターに殺されちまうぞ。」
(こういうのは無視に限る。)
無視して受付嬢のところへいった。
「おい無視してんじゃねぇ。」
「バアカスさん、冒険者じゃない人に危害を加えたら捕まりますよ。」
「おうわかった。」
それを見ていた俺は鼻で笑ってやった。
「てめえ今笑いやがったな。くそガキが自分の立場ってものを教えてやろうか?あぁん?」
「バアカスさん!」
「ちぃ、冒険者登録が終わったら覚えておけよ。」
「冒険者登録ですか?」
「は、はい。」
行きなり言われたからびっくりした。
「ではこちらに名前、年齢、戦闘方法、魔法を書いて下さい。代筆入りますか?」
「いいえ大丈夫です。」
受付嬢に言葉をそう返してペンをとる。
「名前は偽名でも?」
「はい、大丈夫です。貴族様がお忍びで登録をしたりするので。」
「戦闘方法と得意魔法は書かなくてもいいか?」
「戦闘方法と魔法は書いてくれたらこちらとしては助かります。」
渡された紙に名前をハヤト、年齢10あとは無記入で受付嬢に渡した。
「では犯罪の有無を確認するためにこの水晶に触れてください。」
僕は水晶を鑑定してみた。
【潔白水晶】
・殺人、強盗など犯罪の有無を確認できる。
・犯罪有の場合赤く光る。犯罪無しの場合光らない。
まあ大丈夫だろ。悪いことしてないし。手をふれた。光らないかった。(よかった。)少しドキドキした。
「犯罪無しですね。ではこちらの水晶に触れてください。」
そう言ってもうひとつの水晶を指差した。もう一度鑑定してみた。
【ステータス水晶】
・ステータスを確認できる。隠蔽のレベルによっては看破する。
まあ大丈夫だろ。水晶をさわって光が出たら受付嬢が奥に行ってしばらくしてまたやって来た。
「こちらがギルドカードになっております。」
ギルドカードにはステータスと年齢、ランクFと書いてあった。ギルドカードのステータスがどんな感じかって?こんな感じたよ。
名前:ハヤト
年齢:10
種族:ヒューマン
性格:男
状態:通常
レベル:1
HP:2000/2000
MP:110000/110000
筋力:286
知力:367
耐久:357
敏捷:279
器用:479
運:999
【スキル】
刀術Lv5剣術Lv8鍛治Lv1錬金術Lv7料理Lv1
裁縫Lv6火魔法Lv5水魔法Lv5土魔法Lv5
風魔法Lv5氷魔法Lv6雷魔法Lv6木魔法Lv1
闇魔法Lv5光魔法Lv5時空魔法Lv8回復魔法Lv8
再生魔法Lv8魔力操作Lv10魔装術Lv5
耐毒体制Lv1耐麻痺体制Lv1
索敵Lv7鑑定 隠蔽 検索 マップ 経験値アップ
アイテムボックス 心眼 ゴーレム作成
全属性魔法適正 言語翻訳 ギフト 無詠唱
スキル創造
神託
【称号】
創造神の加護
隠蔽者
鑑定者
ギルドランク:F
こんな感じ。さすがこれ見られたらヤバイので隠蔽発動とこんな感じかな。
名前:ハヤト
年齢:10
種族:ヒューマン
性格:男
状態:通常
レベル:1
HP:700/700
MP:1800/1800
筋力:143
知力:137
耐久:128
敏捷:189
器用:200
運:38
【スキル】
刀術Lv5鍛治Lv1錬金術Lv7料理Lv1
裁縫Lv6火魔法Lv5水魔法Lv5土魔法Lv5
風魔法Lv5回復魔法Lv8魔力操作Lv5魔装術Lv5
耐毒体制Lv1耐麻痺体制Lv1
索敵Lv5
ギルドランク:F
これでいいかな。一般人より少し高めだな
「ギルドの説明は要りますか?」
「お願いします。」
「ではまず、ギルドカードに書いてあるランクですが、順にF、E、D、C、B、A、S、EXとなっております。初めはFからとなっております。Sランクになりますとこの大陸で数人しかいないほど珍しいです。EXランクにもなると1つの国見たいなものになります。まあ簡単にいえばなれません。お飾りみたいランクです。目指すならSランクですね。」
「どうやってランクをあげるんですか?」
「ランクはFが5回連続でクエストクリアでEに、Eが10回でDになれます。Dから上は試験を受けて上がれるようになります。または例外的にランクをあげることがあります。SランクとEXランクについては例外的なランクです。」
「ギルドカードを紛失した場合どうなりますか?」
「ギルドカードを紛失した場合、金貨10枚で再発行を行っております。」
「クエストを一定期間受けなかった場合どうなりますか?」
「F~Eは1月に3回成功失敗を問わず受けてください。Dは半年、Cは1年、Bは2年に1回はクエストを受けてください。Aからは別に受けなくても大丈夫です。受けなければ冒険者ギルドを自動的に除名となります。また特別な用事により過ぎてしまった場合はその理由によっては除名が取り消しになります。自分のランクより上のものは受けれません。素材などの買い取りも冒険者ギルドではやっております。最後に冒険者同士のいざこざは基本的にギルドは介入しません。すべて自己責任です。」
「ありがとうございました。常時受けられるクエストはありますか?」
「はい、薬草採取が常時受けられるクエストですね。」
「じゃあそれを受けます。」
「1ダースの束を10個持ってきたら成功です。報酬は銅貨10枚ですね。ギルドカードを出してもらえますか。はい、これで受託完了です。」
僕が扉に向かってあるいていこうとした。
「おいまて、さっき言っただろ立場ってものを教えてやるってな。」
「わかりました。では決闘しましょう。下の修練場でやりましょう。」
そう言ってさっきの説明でいわれた修練場にきた。
「ガキがいきかってんじゃねぇぞ。しっかりしつけてやる。」
「すいません、誰か審判やってくれませんか。」
「俺がやろう。名前はライフだ。」
そう言っておっさんがやってきた。
「お願いします。僕の名前はハヤトです。」
「それじゃあルールは気絶または降参したほうのまけってことでいいな。」
「はい。」
「かまわねぜ。」
「少し待ってください。お二人できてくださいよ。あとは賭けをしませんか?負けた方は金貨10枚を払うってことで。」
「なめてんのかガキが。まあいいそんなにいうなら二人でやってやる。賭けか受けてやるがもし払えなかったらどうすんだ。」
「払えなかったら負けた方の奴隷ってことで。」
「わかった。」
観戦者たちが集まってきた。かけをはじめやがった。7:3で相手が勝つか。3の方のためにかつか!
「それでは始め!」
勝負は一種で着いた。片方をぶっとぼして片方の首に刀をつきつけた。
「降参だ。」
「勝者ハヤト。負けた方はかねを払うように。」
そう言って金貨10枚を持ってこっちにきた。
「ありがとうございました。」
「いいってことよ。」
僕は金をもらった。まあ別に要らなかったけど彼らからしたらばくだいなお金だろうな。あと賭けで負けたやつらは叫んでた。よし薬草採集行くか。そう思って僕はギルドをでた。
その頃王宮では
ノックをした。
「父上、アルビジオです。」
「入れ。」
「失礼します。」
「座りなさい。」
「父上これを。」
僕は手紙を渡した。
「これは?」
「読んでもらえればわかります。」
「わかった。」
父上へ
私アルビジオは旅に出ようと思います。約4年後には帰って来る予定です。死んだら私はそのようなものだったということです。民を見るのも重要なことだとおもいますので。また今目の前にいるであろう私は偽者です。と言うか私が作りましたゴーレムです。意識は私のものです。記憶なども共有していますので。私を捕まえようとしても無駄ですよ逃げますので。あとのことは目の前のものに。
「これはどういうことかな?」
「そのままの意味です。これを渡しておきます。」
「これは?」
「通信ができる魔道具です。自作ですよ。」
「作ったのか。まあお前を捕まえるのはやめておこう。お前を捕まえるのは無理であろうからな。このことは他言無用だ。いいな。王妃には伝えておく。あとこれの使い方を教えてくれ。魔道具は他にもあるのか?」
「これのつかいからは耳に付けて念じるだけです。あと魔道具は今は何もありません。つくることは可能ですけど。」
「ああ、わかった。魔道具を作ったらそれを見せてくれ。その才能を腐らせるのはもったらいないからな。」
「私からお願いがあります。料理を作らしてください。多種多様な個とがしたいので。」
「わかった。考えておこう。」
「では失礼しました。」
アルビジオがへやから出たあと。
「はあ面倒なことになったな。神童何て呼ばれているがしたいことをしているだけの子供だな。頭がいたくなるわ。」
父親の気持ちも知らないで薬草を取りに行っているアルビジオであった。