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アパッチ・ロングボウ


小樽方面、石狩方面、江別方面、恵庭方面、定山渓方面へ集結した陸上部隊が札幌方面に進軍を始めた


千歳基地から発進した戦闘ヘリ部隊は、陸上の機甲師団を追い越し札幌市街地へ向かう



「対空ミサイルのせいで居場所が無くなり絶滅危惧種と馬鹿にされていたが、今回は俺達が主役だ! 化け物なんて全部ミンチにしてやるわ!」


「100億円のタクシー運転手から戦場の悪魔! 鉄竜の騎士へ転職ですね!」


「おまえ・・・アニメや漫画の読み過ぎじゃね?」


「ハッハッハ! それが何か問題でも?」


「・・・これがアパッチ最初で最後の実戦になるかも知れん!気合い入れて行くぞ」


「「「おおおおー!」」」


「CREST01より各機、無駄口はそろそろ終わりだ、以降はコードネーム付きで話せ、作戦開始後、路上の敵は自己判断で攻撃せよ。攻撃許可を一々求める必要はなしだ。」



「「「「了解!」」」」




新さっぽろ付近



「CREST01より各機、地上部隊が到着するまで、上空から敵の配置を確認しとけ」


5機のアパッチは、高度を保ち編隊を組んで時計回りに、新さっぽろ駅周辺を飛行しカバラ皇国軍の配置を確認する。


戦闘ヘリ部隊に、地上の指揮車から無線が入る。


「第一指揮車よりCREST01へ、地上部隊準備完了! 始めていいぞ」


「CREST01より第一指揮車へ、了解した。幹線道路を中心に掃討をする。細かい所は頼んだ」


「第一指揮車よりCREST01へ、了解! 獲物は残しておけよ」


「CREST01より各機、ポイントAの掃討を開始する。住民は撃つなよ!」


隊列を組んで突入したアパッチは、交差点に積み上げられた車両へ、ハイドラ70ロケット弾を放ち粉砕すると、爆風から逃げ惑う化け物達に狙いを付け、一秒ほどトリガーを弾くとM230 30mmチェーンガンから放たれた銃弾は、化け物達を瞬く間に、ただの肉片に変えた


地上の装甲車も路上を移動しながら、弓や斧をアパッチへ放とうとして、動きを止めているエルフやミノタウロスへ向け機関銃を乱射し反撃の機会を与えない。


空と地上から、絶え間なく銃弾を浴びせられているカバラ皇国兵士にとっては、地獄以外の何物でもない状況であった



そんな中、一機のアパッチが、急激に高度を落としマンションをかすめた


「CREST01より、CREST03どうした?」


「こちらCREST03、急激な気流の乱れで一瞬操縦不能になりました、魔法の影響だと思います。」


「CREST01より各機散開しろ、機体間の距離は十分に取るんだ、高度は100m以下に落とすな、乱気流に巻き込まれても冷静に操舵するんだ」


「こちらCREST05、9時方向へ旋回します」


「こちらCREST04、じゃ3時方向行きます」


地上の装甲車と空中のヘリの上下から同時に化け物を掃討していく


ドッドッドド! ドッドッドド! ドッドッドド! ドッドッドド! ドッドッドド! ドッドッドド! ドッドッドド! ドッドッドド! 



カバラ皇国軍も、何度か雷撃を落とし反撃したが、全車両に装備された避雷針で無効化、ファイヤーボールによる攻撃も車両はもちろん、耐火装備した歩兵にも致命傷を与える事は出来なかった。



千名近くいたであろうカバラ皇国の兵士達は、蠅のように容易に、蠅のようにきりなく殺されていった。



周辺に動く物が無くなると激しい銃声が止んだ、集団で行動するカバラ皇国軍の姿は無く、単独で地上部隊へ攻撃する化け物は、スナイパーの的になっており、不規則な間隔で単発の銃声が鳴り響いていた。



「CREST01より各機、ポイントAの敵はほぼ壊滅した。残りは機甲師団に任せてポイントBへ向かう。」



戦闘ヘリ部隊が去った新さっぽろ駅近くの12号線を中心とした路上には、数百体のカバラ皇国軍の遺体が散乱していた


地上部隊が残存兵を駆逐し周囲を制圧したあと、工作車両が路上の崩壊した車両を、空き地へと集め通行を確保した



カバラ皇国側から見た場合、為す術もない一歩的な殺戮が繰り広げられたのであった。



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