3.
**********
主観と客観の二人が、僕の中にいるようです。
どうやらこれは、思春期の人に多い症状(?)らしいですが、なんにせよ僕が僕として、確かに考えたことなので、ここに記します。
僕は、例えばとあるAという物事を見るとき、まず主観でAに対するBという対処を考えます。
次に、無意識の内に客観的に、僕1.の、自分とが乖離したような自我が、僕という2.の人物を見ているような感覚なり、Cという違う対処法を思いつきます。
そして同時に、Bという対処を考えた自分が、何というんでしょう、馬鹿というか、格好つけているというか、そんな風に見えてくるんです。
でも、そこで僕の感じる客観的視点は、真の意味では客観ではないんです。何故なら、その客観視している僕2.は、僕1.という自我性格を知っているからです。
客観は、他人から見る印象だから客観なんです。
そこまで自覚しているのに、どうしても主観の次に客観してしまいます。挙句、客観した後に『こう考えている自分は、自らのベースを知っていることで満足しようとしているのではないか』、という自己嫌悪をするんです。
心理的に、自分を客観していることは格好いいなどと思っていないか。
毎回、主観で見て次に客観視、自己嫌悪をしています。病的なのです。ですが、自覚はしています。
しかし、この自覚ですら、自分を正当化しているんじゃないか、と思うんです。結局は無限ループ、終わらない螺旋階段を降りている気分です。
這い上がれない無限階段は、どこまで続くのでしょう。
**********