表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
少年哲学  作者: 東雲 流水
第一期:十六迄の独白・皮肉哲学
13/19

13.

**********


 自分が、どうしようもなく馬鹿らしく見えて、滑稽で、目的すらも見えなくなる日々が、日常の戦争です。

 僕は、自分の確固たる意志を常々どうにかして保とうとします。周りに流されない、揺るがない自信を持つことを目指す生き方をしようとしています。しかし、周りはそれを快く思わない--どころか、集中砲火さえする時もあります。

 他人の生き方に、何を語ろうというのでしょう。何を曲げようというのでしょう。


 人間の精神は弱っている時ほど周りに頼ろうとします。周りに頼ろうとして、結果、その意見や台詞に流されてしまいます。

 一時の流れに身を委ねるだけならまだいい方。

 一番酷いのは、生き方を強制してくることです。

 もっと言えば、言った側の人間は自覚していないことの方が多いです。冗談交じりに、あるいはネタで言っているのかもしれないですが、この台詞が、彼の、または彼女の主義を殺している時もあるんです。

 指針を決めて、迷わずに進む。

 ただそれだけのことが、何と難しいのでしょう。それは、手に持っている方位磁針が--もしくは今自分がいる場所に問題があるのでしょう。

 他人と関わるからこそ主義は曲がる。

 そういう意味では、友人のいない方が、意志を通しやすいのかもしれません。


 --と、いう僕も読者に生き方を強制しているのでしょうか。それとも、ただ無駄な演説をしているだけなんでしょうか。


**********

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ