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笑うような、卑下する声が、ただただ頭痛であり、革命の原動力となり、どうしようもなく壊したくなります。
彼らの多くは悪意を持ち、仮にそれ以外があるならば、それには悪意がなく、口癖のように人を笑います。そうやって、何も聞かないような、表面上の納得だけをしてその場を過ごそうとします。そういう彼らに限って、世界は味方をしようとするんです。
正直者が馬鹿を見た。
下に見られるのは当たり前で、正直者であればあるほど世界は僕らを嫌い、僕らは落ちていく。
耐え難い、と言う気力はありません。ただ疲れたのです。
彼らは何をしても、どうなろうが勝手に納得して、勝手に幸せに生きていく。彼らの世界は狭く、さながら貴族の城の中のような、煌びやかなだけの世界しか見えていないのです。
煌びやかなだけの世界を見てきたものは、平民やそれ以下の苦労を知らないんです。
彼らの言う絶望は、彼らの言う不満は、ただ軽く、実体がなく、そこらにある空気のようなもののように感じられます。
彼らの狭い世界観を壊そうとする。
冷め切った世界観を、もっと広く、笑えないような黒さを溢れさせた、皆平等に不幸になるような、そんな平等を僕は望みます。
皆不平等こそ、真の平等であります。
皆不公平であれば、真の公平であります。
しかし、誰かが不幸であるなど、あってはなりません。矛盾した、捻じ曲がった綺麗事を言っているのは重々承知です。それもひっくるめて、言っているんです。
もっと現実的な、誰も救われない、むしろそれが普通になるような、普遍するような世界を望みます。
ーーと言ったら、少々暴力的でしょうか。
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