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電脳の草原にて…

「ドゴォォォォ!」

白煙が立った、すぐさま次の一撃が襲ってくる…

「くそっ…」

次の瞬間、響はパソコンの前にいた。…『電脳戦争』と言う今流行りのネットゲーム、パソコンやケータイ、ゲーム機にいたるまでいつ何時でもプレイ可能な対戦ゲーム…それが『電脳戦争』である。

 響はその中でもSSSクラス、プレイ人口が10億を超えているこのゲームの中でも3000人しかいないという。別格であるのだ。いつも負け無し、今の記録は342連勝である。そして今、343連勝になった…

「弱いな…」

負けるなんてあるわけない、そんな風に高をくくっていた。

「さぁて、もう一度潜りますか!」

ネット電話から声が聞こえる…声の主は同い年の旭である、広大な電脳空間から知り合った、友人である。

「ああ、潜るか」

精神そのものをサーバーに送り、専用のグラスに投影される電脳空間。電脳空間は退屈しない、チャットやゲームなどの娯楽なども電脳空間にはあったのである、

しかし本当の目的は察するように戦争だ…1対1のデスマッチや大人数で戦う団体戦などがある、決められた武器を使っていかに相手を倒すか守るかの攻防、相手の心を読む心理戦、ありったけの力をぶつける肉眼戦。あらゆるものを駆使して戦う究極のバトルである。

サーバーの接続は良好、旭と合流を待つだけだったのだが…

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!」

旭の断末魔の叫び、見上げると旭が空間の歪みのような物に吸い込まれていった…

 そして、その空間には響と広大な草原が広がっていたのである…


    好評で続く!

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