表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
豆谷さん家  作者: 桐原いく
1/3

こまめとおゆうぎ


本日のこまめは大好きな保育園がお休みで豆谷と二人でお留守番。


愛方を送り出してまったりとしていた豆谷を誘って朝からTVから流れる音楽に合わせておゆうぎだ。


おゆうぎの途中で動画を添えてまいまいにメールを送る。


【こまめポテポテおゆうぎ萌え~! 】


自分もポテポテ踊っていることに気がつかない。

1時間ぶっ通しで踊ったあたりで

「ふぁー、疲れたぁ」

バタン!床に倒れるふりをする豆谷に、こまめが

「だいじょーぶぅ?」

と覗きこむ。

手の届くところにプニ頬が!

「こ、こまめぇ~」

つつつつつと伸ばした指は危険を察知したこまめの頬に触れられずこまめは逃げ出す。


「まめたん。めーっ!」


トントン床を踏み鳴らし怒っている様は仁王立ちの愛方を見上げるようで…


「むぅー」


失敗すると余計に触りたくなるプニプニ頬っぺ

リモコンを手にすると再生を押す。

流れ出した音楽に踊り出すこまめをよし!とばかりに捕獲し休憩をすることにした。

休憩を挟み再び踊りたいと言うこまめを眺めながら家事や在宅ワークを始める。




お風呂上がり本日の成果を愛方に踊って見せ、褒められて喜んだこまめが豆谷の腕の中に

飛び込んできた。

ふわり!

そんな豆谷をこまめごと抱き上げられ高い高いされる。

「ちょっ、天井にぶつかるからー」

怖がると反対に天井に手を伸ばして手形をつけるこまめ。

床に下ろしてもらえるまで後少し騒いだ豆谷はなぜか

「ご飯をちゃんと食べます!」と10回繰り返した。


おわり


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ