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親友

ひまりが先に帰ってから私は暫く教室にいた


特に何かをするわけでもなくただそこにいた


風に靡くカーテンの白さをただ眺めていた


どのくらい経った頃だろう


教室に他クラスの女子が2人ほど入ってきた


下校時間も過ぎているのに教室で1人座っている私に驚いていた


嫌な予感がした


背筋にゾワッと冷たいものが走った


何となくその場を立ち去ることにした


…立ち去ってしまった


余計な事は考えないように最近流行っているらしい曲を聴きながら足を進めた


こういう日はいつも家の近くの神社に行く


神社は静かで人影もないのでいつも一人でのんびりと過ごしている


今日は月に一度のおみくじを引く日だ


何が出るかなと楽しみにしていたのに


一番上には大きく大凶の二文字が


とても悲しいが、まあこんな日もあるかと気持ち前向きになろうとした瞬間


下に書いてある文字に目がとまった。


【親友に危機が迫っている】




そう、書いてあった。

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