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55話 忍び寄る影


 そのころ天優国でも騒がしくしていた「なんじゃお前たちは!?」ミカエルが上空を見る「俺たちはスタルム国の騎士団だ、お前たちを拘束する」と両手を上げた瞬間万を超えるほどの人たちが現れる「おまえら!行くぞ!」と攻め込んでくる「やぁ!」とミリが一掃する「うわああ!」「私達も行くぞ!」朧月の言葉にみんなが頷いた。


「なんだ俺の相手はお前らか」と男が立っている「あいにくわしたちも負けるわけにはいかないのでな」ミカエルが銃を取り出す「お前も異世界人か」男が笑っている「おー!良く分かったね、俺は三塚海斗みつかかいと君たちの言う通り三銃士の一人で異世界人だ」男が剣を持つ「変なスキルがあるかもしれませんよ!気を付けましょう」ラファエルが叫ぶ「まぁ……どうせお前たちは勝てないんだ俺の持つ【神眼ゴッドアイ】にはな」「わしたちにそんな情報を流すとは余裕じゃの」ミカエルが話す「当然だ」といたとき後ろからウリエルが飛び出してくる。


ガキーン!と男の剣で受け止める「なるほど時間転移タイムワープか」「なっ……」ウリエルが引く「どうしたんじゃウリエル」ミカエルが呟く「気をつけろ、あいつが見知った攻撃は2度通用しないぞ」ウリエルが呟く「さすが!良く分かったね!そう、この神眼には視知無効サイトインバイド持ちなんだ。だから俺に攻撃をかわされたらもう通用しないってことだ」「全知全能の下位互換能力ですね、とはいえ私たちの全攻撃を見知られてしまうと勝ち目はありません……」「俺に勝てなければ残り3人にも勝てないだろう」海斗が笑う「まさかスタルム国に異世界人が紛れ込んでいたとはの……」とミカエルが言った瞬間男の周りにシールドが貼られる「ようやったのじゃガブリエル!」とミカエルがそのまま銃を放ちシールドを貫通していった。


「ガブリエルのシールドは能力無効が働いておる。普通の人間なら生きてはいないじゃろうが……」天使たちは前を見ている「いやーびっくりした」と何事もない顔で服を叩いている「そこまで無傷だとわしらも笑うのぅじゃがもう見切ったのじゃ」ミカエルが笑っている「なに?」とガブリエルがそのまま銃を放つ「馬鹿め!2度は通じないといっているだろ!」と拳でそのレーザーを上にはじく……ザシュ!と海斗の首が切断された「な……」それが男の言葉から出た最後の言葉だった「思考加速を施しておいた、しばらくは意識あるだろうから言っとくぞ」ウリエルが上から見下ろす「私たちは天使だそれに神眼は一人にしか対応できない、だからあの時シールドを破壊しなかった。シールドを破壊してたらミカエルの攻撃喰らっていたんだもんな、負けだよ残念」ウリエルはそのまま炎で跡形もなく消し飛ばした「全くウリエルは天使の自覚も何もないのぅ……」ミカエルがため息をついている「じゃあ後は雑魚たちを殲滅するとしましょうかね!」ガブリエルが笑うと天使たちは飛んでいった。


そのころ女神たちは


「アテナ!早くとらえてしまいまし!」ネイトが叫ぶ「無理!速すぎて結界が……」そう女神たちはアテナの結界封印によりとらえようと考えていたのだがあまりに敵の動きが速すぎるためにできなかったのだ「おらおら!女神どもよそんなものか!」と男がネイトを蹴る「くっ……」ネイトはそのまま吹き飛ばされる「地騒動アースクエイク!」ネイトの斧は地面を割り切り裂いていく「甘いな!」と男が後ろから現れる「時間加速タイムアクセラレーション!」とそのタイミングにあわしフレイヤのレーザーが飛んでいく「あぶねぇ!あれは当たれば即死か……」男が木の上に上っている「まだです!【月の明かり】」ツクヨミが両手を広げ空に手を伸ばす「なんだ?」男が周りを見渡す「月の明かりは視界を遮るためだけの目くらましです」ツクヨミが話すと同時にアンドロメダが上から剣を振り下ろす「はぁぁ!」とその件先は男の首をとらえた。


ガキーン!と音が鳴る「なんですって!?」ネイトが叫ぶ「いやぁ女神だからもっとすごい能力なのかと思ったら……そんなものか」男が呟く「異世界人が何を言うのです!」ネイトが叫ぶ「お前らの主だって異世界人だろ?聞いたぜ?誰からとは言えないがな」男は笑っている「俺は秋村徹あきむらとおる能力は【神殺し】だ」女神たちは後ずさる「女神相手にはちょうどいい能力だろう?」と徹はネイとの腕を斬る「……つ!」ネイトは慌てて躱したため切り落とされはしなかったが斧は振れなくなってしまうほどの重傷を負うこととなった「おいおい、斧もまともに持てないでどうするつもりだ?」ネイトは左手で斧を引きずりながら歩いている「ネイト!もう終わり!戻って!」ワダツミが叫ぶ「はは!そうだろうやっとおれに勝てないことが分かったか!」徹が笑う「ええ、あなたがね?」ツクヨミが笑う「なんだと?よかろうなら……俺が殺してやるよ!」と剣を振り上げフレイヤの後ろに瞬間移動した後振り下ろした。


「なんでだ……」剣はフレイヤの首を貫かず止まったのだ「見事に騙されましたわね」ネイトが服をまくり上げたとき徹の頭が混乱する「それは……ケチャップ!?何故だ!?」「切った感覚はこの袋よ!」ネイトがくくりつけてある容器を投げる「ふざけるな!【神殺し】は確実に発動したはずだ!」徹はネイトに切りかかるも傷はついてなかった「甘いわね、私達には【能力消滅】持ちがいるのよ」とワダツミの後ろにいるユグを見る「お前……」「能力は……私がもらいました」とユグは頭を下げる「ふざけるな!」と走りだそうとしたとき慌てて止まる「やっと気づきましたか?」上にアンドロメダが手を広げている「この小さな星たちは約1000個すべて恒星と呼ばれております。この意味が分かりますか?」徹は目を見開く「9000度、人間の体なんてあっという間に引き裂かれてしまいますので」と高速で光たちが徹の周りを無数に回り始める「やめろ……やめてくれ!」「さようなら」と一斉に徹の体を突き抜けていく……「うわあああ!」徹は叫ぶもどんどん体が蒸発し10分もたたずにその場から消えてしまった。


「終わりましたわね」ネイトが膝をつく「ユグがいなければ成功していなかった……ありがとうね」アンドロメダが笑っている「どう……いたしまして」ユグは照れながらまたフレイヤの後ろに隠れてしまった「とにかく星たちはほかの敵たちを殲滅!」アンドロメダが言った瞬間星たちが上空に上がり猛高速で敵を焼き貫いて行った「もう一人……やばそうなやつがいますわね」「朧月……なら絶対大丈夫」「珍しいですわねユグちゃんが確信した声で話すなんて」ネイトが驚いた顔で振り返る「とりあえず私たちは邪魔にならない様に敵を殲滅します!」ワダツミの言葉に女神たちは大きく頷いた。

いよいよ次回は朧月の本気が見れるかもしれません。正直私も朧月の強さに興味がありますね、何せ天優国領主の秘書、何せ天優国ナンバー3ですからね。

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