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40話 1通の手紙


 マリは馬車に揺られながら目の前にいる王女を見る「どうして私を?」マリは恐る恐る口を開く「あらっ……ごめんなさいね、英雄の少女セラさんの件について謝罪したくてね」「謝罪?」マリはラミを睨む「まぁ……そのような顔になるよね……」ラミが下を向く「怒らずに聞いてね?セラさんは……マヤに殺されてしまったの……」ラミが下を向く「そんな……なんで……」「私が目を覚ました時には……もう」ラミが呟く「ラミ王女も戦場に?」マリは首を曲げる「えぇ……マヤ帝国が私たちの国に一方的に戦争を起こしたの、だから……私が直接退治するしかなかった……そしてたまたまセラさんが私を助けてくれたのだけど……その時背中にマヤの剣がね……」マリは目を閉じる「どう?私と一緒にマヤを倒さない?セラさんの仇を取りましょう?」ラミが手を伸ばしてくる「分かりました……」「ふふっ……あっそうだセラさんから手紙をもらっていたのよ」とラミは懐から手紙を取り出す「手紙?」マリはゆっくりと封筒を受け取る。


「あれ?何で下の所破れてるの?」そう取り出した手紙にはちょうど下の部分が破れているのだ

「私が戦闘しているときに破れたのかな?」ラミも良くわかっていないらしい。


『拝啓マリさんへ。

約束を破ってしまいごめんなさい、クリスマスのお祝いも全然できなくてごめんなさい、荷物はマリが残りの物を使ってください。月光って言葉私にはとても感慨深かったですマリと一緒に月を見たときマリ言っていたよね。「帝国にいるときにきいた言葉」だって。初めての会話が月光についてってなんか笑っちゃうよね笑。んーあとは何があるかな……。煮物もそういえば一緒に作ったっけ?あの時のマリは面白かったなぁ全然できないって嘆いていたね、ん-っと……何言おうとしたかな……あっそうそう、浜辺で見つけたあの貝私実は持っているんだ、ラッキだったでしょ?マリ私の反応を見て悲しんでいたものね、見ていたよちゃんと笑、だからちゃんと持っているから安心してね!けっこく長くなったけどもうすこしいわせてね。悲しまなくていいんだよ?私はちゃんと戻ってくるから。楽にしていていいんだよ?そうそう最後に私から警告!犯人……本当の敵は……』


「ここからの1行破れてる」マリが首を曲げる「たまたま破れたのね……」「じゃあラミさんとの戦闘があったところに行けば残っているかも!」「確かにそうですわね」とラミが扉の窓を開ける「行き先変更よ私とマヤ帝国の戦場に向かいなさい」騎士たちは大きく返事をした。


「ここよ」ラミとマリは外に出る「うわあ……」目の前にはいかにも戦闘があったかのような惨状が見れる「ここに……あの答えが……」とマリとラミは周りを探していった。


「なかったわね」ラミがマリのところまで歩いてくる「まぁ……この手紙は大切に保管します」マリは手紙を収納魔法に入れそのまま馬車に戻っていった。

これにて【出会いと別れ編】を終わらせていただきます。次回からはまた新しい展開になります。

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