第1話 終わりの日
「なんかスリルがあったりしないかな~」
平野公園でそんなことを呟く雨風 祐也
「そんな事起きない方がいいと思うんだけど」
そんな事を言う木南 香菜さん
香菜さんは茶色の髪色にロングテールと言う髪型だ。
そして目は黒色だ
最近……いや、同じクラスになってからかな?よく話しかけてくれる
ちなみに彼女は、学校の人気者だ
「そうは言っても最近暇で…やっぱりスリルが欲しいんですよ!ベタでもいいから起こって欲しいです」
「ダーメ!それは許しません!!」
なんか彼女みたいに言うな…勘違いされるから今度言っておこう
実際付き合ってないし
「そういえば、喉乾いてないですか?」
「ん?祐也君、喉乾いたの?……仕方ないなぁ、特別に私が払ってあげる!」
おお!スゲー!気遣いが出来てるな!とってもいい人だ!
「ほんとですか!なら、お願いします!」
「わかった!…でもその代わり条件があります!」
「条件ですか?」
まさかお金を払ってとかかな…
「うん!安心してお金をとったりしないから!」
「それでは条件とはなんですか?」
「よく聞いてくれました!まあ、簡単だから!条件は……ううんやっぱり買ったあとに話すよ!」
うーんあまり関係ないことかな?
「は、はい分かりました!」
「フフ、分かればいいわよ!それじゃあ買ってくるね!」
そう言って香菜さんは飲み物を買いに行った
「………あっ!何を買って欲しいかいい忘れてた……うーん酸っぱいのとか買ってたら困るしね……言いに行くか」
そう言って俺は立ち上がった…
***
「うーん着いたのはいいけど……どうしよう」
祐也君の好きな飲み物ってなんだろう……あれ?これってもし祐也君が嫌いなの買ったら…うん、どうしよう
「おーい!香菜さーん!!」
あれ?この声って…
「あ!祐也君!おーい!」
私は横断歩道を通って祐也君のところへ…
「ープップー!ー」
「え!?」
***
トラックが香菜さんのところに!?
「香菜さん!危ない!」
何としても助けないと!そう思い気がついたら自分の足が動いていた
そして…
「………ッ!」
目の前が空中に浮かんだ