25話 クインツ vs メトロ
クインツが死神竜に乗って移動している際に
異空間マグニから駆け寄ってくるメトロ
メトロは死神竜の加速した飛行に対して異空間ホールで攻撃したが避けられる
そして地上へと着地した
クインツ
「何故、私へと駆け寄る?」
死神竜という強い存在があるのに
何故挑めるかと疑問視するクインツ
メトロ
「それはお前の蜘蛛の巣マグニに干渉されているからだ
異空間からの存在である私がクインツと対等して戦うには一番平等だからだ」
クインツの蜘蛛の巣マグニ能力も加えた上で
異空間マグニのメトロが戦った方が一番良いと思った次第での行動だった
クインツ
「私の能力が強いと思った上の判断でよろしいかな?」
メトロ
「あぁ だが、お前自体は弱いからな 直ぐに終わらせよう」
異空間からメトロは自分の機械生命体を召喚
メトロ
「大量に量産した量産型メトロだ 量産型メトロには高火力のビームを搭載している」
ビームで攻撃する クインツは蜘蛛足を燃やされる
クインツ
「弱いままだな 今のままでは」
メトロ
「何がいいたいのだ」
クインツ
「蜘蛛の巣マグニは干渉する
確かにこれだけだと己の弱さはぬぐえない
しかしお前の異空間マグニを合わせると話は変わってくる」
メトロ
「異空間マグニに干渉して何が出来る?」
メトロの後ろからマグニ生物が出現する
クインツ
「マグニ生物の干渉だ
私は蜘蛛の巣マグニで干渉していたからカルヒナの静寂状態がいなくなってるのを把握した
そして異空間マグニで静寂状態カルヒナが契約石の使用者となっているのを理解した
異空間マグニの住人となっているから
つまりは干渉出来る事となる
その事により、カルヒナは私の干渉領域に入ったのだ
契約石で異空間マグニ内のマグニ生物は私の干渉を受けて命令通りに忠実になるという訳だ
しかしマグニ生物がどれだけ強くても機械神とまで到達したメトロにはかなわなかった
異空間マグニ下で誓約されているという事は
私よりも弱いという事にもなるだろ?」
メトロ
「そうだな」
クインツ
「では、お前の強さの秘訣はどこかな?」
そのクインツの発言によって
異空間マグニへとメトロは戻る
しかしクインツは契約石の使用によってゼンマイの心臓の在処を察知した
メトロが戻ったのが仇となった
在処までは分らなかった それはカルヒナが知らなかったからだ
カルヒナの知らない場所をメトロが異空間マグニ内で位置情報として教えてくれた訳だ
メトロがゼンマイの心臓場所に入った途端に盗まれた
クインツの方へと戻る
クインツはゼンマイの心臓を所持していた
クインツ
「それでは異空間マグニというメトロよ さらばだな」
異空間マグニのメトロはそのまま倒れ伏す
クインツ
「死んでしまっては意味がない」
異空間マグニを使用できるレベルのエネルギーだけを残して
メトロを瀕死状態で生きながらせられる事となった
異空間メトロは異空間を吐き出していた
その異空間からのマグニ生物が現れて国々を襲い掛かり始めた
クインツ
「これで、ギア博士との共有も終わりだな
ブリキシステムの為に国々を襲い掛からせて、自分はブリキシステムを構築すると
異空間マグニ生物が死ぬ時はメトロの死ぬ時だな」
クインツはそのまま死神竜に乗って
地上を後にした




