22話 クロックギアエリスの意思
歯車能力で旧ギア研究所で起動中止となった魂戦士機が起動する
魂だけをエネルギーとしたマグニファイの圧縮機械
歯車の調整によって、強制起動する
ライル
「魂には魂の強さでねじ伏せる!」
魂を研ぎ覚ますライル
魂戦士機がダメージを受けても自動修復する
魂戦士機
「魂による自動修復」
ライル
「それなら俺は倒し続ける 相手の魂が負けたと思うまで」
魂戦士機が疑問をする
魂戦士機
「何故こいつはこんなにも戦えるのだ」
ライル
「俺は自分が魔王の肉体の欠片だと理解した
そして俺はその上でエリスのした変換マグニに引導を渡そうと思ったからだ」
魂戦士機
「魂戦士機である俺達はどうすりゃいい?」
ライル
「そんなのは自分達の意思で考えやがれ!」
魂戦士機
「俺達は…そうだな」
エリス
「何故こちらに向くの?あなた達に意思があるというの」
魂戦士機
「あぁ、あるさ だが、それも戯言の中にある意思というものさ
戯言だろうと、俺達はまた牙を向くんだ
牙を向きたかったのは国だったが…今度はギア研究所だ」
旧ギア研究所を壊していく
瓦礫となる
エリス
「そう あなたは意思を変えたのね
私は、私の意志は今でも変わらない だから私は私の為に」
エリスはギア研究所にあるスクラップ達を寄せ集める
スクラップ達が再起動して襲い掛かる
魂戦士機は戦う
しかしあいうちとなり魂戦士機は壊れる
魂戦士機
「俺達には牙が再び出せた事 誇りに思うぜ じゃあな」
ライル
「そうか お前らは良い奴だったんだな」
エリス
「良い奴ではないのよ 世界へと仇を成していた犯罪者の群れ」
ライル
「しかしそれには一つの誇りがあったのではないのか?」
エリス
「そうね でもそれは世界にとっては邪魔なのよ」
ライル
「俺もさ、牙を向こうって本気で思ったぜ あんたに」
エリス
「そう 私は歯車能力であなたを殺せるよ」
魂に違和感を覚える
ライル
「なんだこれは 力が入らない」
エリス
「トランスレイドは魂の力
だから私は歯車を狂わせた
魂の形を変えたから穢れなき魂であるトランスレイドを起動出来ない
だからあなたはレジスタンス前の力へと戻ってしまったのよ」
エリスはそのままライルを攻撃する
ライルはギア研究所の瓦礫へと吹っ飛ばされる
ライル
「そうか でも俺は諦め…」
エリス
「何が諦めないのよ!
それで魂が弱さが露呈しているのに!
何故諦められないというのよ!」
ライル
「それでも俺は…ロードの正義に魅了されたんだよ…
魂になってでも友と駆けたその強さに…な…」
エリス
「魂が…歯車で狂わせたはずの魂が…」
魂が歯車能力を上回っていく
魂の再修復を研ぎ覚ます
ライル
「トランスレイド!」
そしてライルはエリスへと斬りこむ
エリスはダメージを受ける
同時に自分の中で圧縮された魂へとダメージが入って少し爆発をする
歯車を調整して歯車を最適化する
攻撃専用の最適化を試みる
エリス
「あなたには速度と力が足りない
だから私はそこに最適化したわ」
ライルは攻撃を受ける
ライルはエリスの攻撃に掴む
ライル
「つかめれば俺もエリスに近づけるだろ?」
攻撃されてライルは身体を抉られている
エリス
「身体に突き刺さった状態をしてまで掴まれるってあなたは正気なの?」
ライル
「正気だ それくらいやらなきゃ世界を変えようとしている奴らに近づけないだろ?」
そしてエリスへと剣を貫通させる
貫通させた状態でライルは魂を剣へと込めた
ライル
「魂解放剣!」
魂を貫通させた剣へと解放させる
自分の魂を相手にぶつける為
自分への脳内にダメージが入る
ダメージを共有させるが、相手に大ダメージを与える能力だ
エリスにダメージが入って
エリスと共に地面へとぶっ倒れる
エリスには穴があいていた 大きな穴が
エリス
「私の心にもずいぶんと大きな穴が開いた 空き過ぎたのよ」
エリスは涙を流す
ライルは地面に這いつくばりながらも向かっていく
ライル
「そうか…じゃあ俺達と共にレジスタンスになれよ
そしたらギア博士へも近づけるし、ギア博士を更生させられるはずだ」
エリス
「私は…私は…!
クロックギアエリスはそして変換マグニから偉人達を解放」
偉人達が助かって喜ぶ中
ライルは無視してエリスへと向かう
クロックギアエリスは静かに笑った
エリス
「ありがとう 私の心を解放してくれて…」
そしてクロックギアエリスは制限時間になって大爆発をして即死した
ライル
「それでも世界は回っている事に俺は今更気付いたよ
俺には荷が重いはずだ それでも俺は世界を変える事へ牙を向きてぇ」
ファングニール王
「それが戦闘狂兵士になった奴の言い分という所か」
ファングニール王が口にした
ライル
「偉人達は、レジスタンス軍へと参加してくれ
そしてそれはこの世界を守る事につながる」
そこにメトロとカルヒナが現れる
異空間から出現
ライル
「俺達は今からリングランド国へ向かう」
メトロ
「準備はいいか?」
ライル
「あぁ、いいぜ」
カルヒナ
「覚悟も決まってるようだな
異空間からとびぬけるぞ!」
そしてリングランド国へと向かう




