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16話 恐怖依存型の創造マグニ

ドライ

「俺のマグニは崇拝マグニだ

崇拝者がいればいる程、強力な圧縮エネルギーを促せる」


ドライは後ろの壁がなくなった大空を見てから言う


ドライ

「トランスレイド!」


ドライはトランスレイドを発動した

そしてドライは戦艦と一つになった


戦艦内の青い炎がドライへと一斉に圧縮していき

そのドライと青い炎のエネルギーが密集してから

同化する


同化したドライの動きは戦艦と一つとなった





ライル

「お前はどうする気だ?」


ドライ

「何故ここまで崇拝者を増やしたいのかわかるか?

俺は崇拝者だけに作り変えるのだ


リングランド王は俺のかつていて国を滅ぼした

圧倒的な力でな


その時だけが一つではない

リングランド王の正体に俺は気付いた



リングランド王は、俺の親を殺した偽物の英雄だ」





ドライ

「英雄となるべきだったのは俺の親だった

リングランド王は、仲間全員を崖から突き落とした挙句の果てに英雄となった者の名だ


奴は仲間よりも自分の世界を望んだ

そして仲間を殺して自分だけを英雄とした

それを知っているのも、俺だけだ


俺はその時の光景を見ていたからな」





ライルはドライが震えているのを感じる


ライル

「何に恐怖しているのだ?」


ドライ

「いくら狂人ぶっても恐怖に支配されてるオーラは感じ取られるな

崇拝者もとっくに気付いてんだわ」


ライル

「恐怖に支配されているのか それがお前を突き動かしているのか」


ドライ

「恐怖か 確かにリングランド王を見て恐怖を感じた

しかしな この恐怖は違ってたのだ


リングランド王に恐怖を感じていたのではない

リングランド王から出て行った恐怖が俺の中で芽生えたのだ


そしてそれがマグニ生物の仕業だという事にな」




ドライが恐怖を感じていたのは戦艦を動かした先にいた


ドライ

「恐怖の象徴のマグニ

それが魔王と言われる所以だった


その者の名はキューシー

マグニ生物だ」


ドライは戦艦から砲撃を繰り出す


ドライ

「砲撃は青い炎からの反動砲だ


反同胞は崇拝者の防御の受け流しを自分へと受け返らせる

そしてそれを砲撃の神経回路へと流す事で


その防御したダメージの蓄積を砲撃で繰り出せる」


キューシーへと砲撃していく

キューシーは大きなクラゲ型であり、ダメージが入っている気がしない





キューシー

「恐怖からの創造ブロック創生」


創造マグニからブロックが創造される

そのブロックをクラゲが弾く


弾かれたブロックが戦艦を崩していく

その反動を反動砲でかえしていく

痛み分けされていく





ドライ

「どうやら俺は勝てないらしい

だからとっておきで俺はキューシーを滅ぼす事にする


ドライはこの恐怖に勝つために

崇拝者の一人に人形を差し出した

呪われしアイテムの人形だ



差し出された奴はドライに助けられたことがある


「そんな」


というが


ドライ

「この時のためだけに助けただけだ」


という

しかしドライの嘘は分っていた


「嘘つかないでよ」


といいながら人形のくぎを打ち込む

そしてその反動を利用して最大パワーを繰り出した


キューシーは創造を生み出せるべき依存率が消滅したので

消滅した





ドライ

「やっと恐怖から解放された

恐怖はキューシーの創造に必要だった

恐怖依存型の創造だったのだ」


恐怖依存型で創造が可能性であり

創造マグニはそれだけ生存していた





ドライ

「いいか?よく聞け

リングランド王は偽物の英雄だ

だからお前が俺の敵を討ってくれ 頼むぜ」


ドライは最大のパワーを反動で利用していたので

魂ごとついえた

その瞬間、共鳴宮殿はそのまま地上へ落下して崩落する

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