11話 異空間マグニ
ライル
「異空間に飛ばされた この世界は一体…」
ライルが異空間で飛ばされたのは別世界だった
ライル
「男がいないな」
女
「男がいる」
「何で」
「殺さなきゃ」
ライル
「なんだこいつら…やべぇ」
ライルは憔悴した
男がいるだけで、女が凶器持って襲い掛かってくる
走って逃げだすが、誰一人助けようとしない
ライル
「女だけの街」
ライルはそれを知った
男が町の外で暮らしていた
男
「あの町は女だけが住める」
「俺達、男は劣化した生き物だからね」
「仕方ないね 女じゃないからね」
けっ
とした態度で石ころ蹴り上げていた
ライル
「ところでここどこ?」
男
「何言ってんだおまえ」
ライルはその周辺から脱した
すると崖となっていた
崖の下は見えないが、緑色の地上が見える
ライル
「森林だらけだ しかし、地上が見えない」
ライルは周りをまわってみた
この町はこの崖で存在していた
ライル
「メタを書き換えられた世界みたいなものか
異空間マグニで生成したのだろうか」
異空間マグニで生成された異空間の世界
崖の周りをまわってるとカルヒナを見つけ出す
カルヒナ
「異空間でメタ改変をやり続けているメトロポリス タイプ0 それがメトロの正体
異次元を自在に動き全ての次元を滅ぼす為の生物がいた
それを滅ぼす為に作られた神がいた
機械神 つまり人間の塊
その機械神に全ての因縁をその身に預ける
機械神は次元を超えられる
生物との孤独の因縁による戦いが繰り広げられた
様々な世界観を旅した機械神となった人間の魂
メトロはトランスレイドの最終段階まで進化したマグニ者
いきなり戦争をしたり宇宙だったり重力がおかしい四次元だったり様々
生物はあらゆる増殖を繰り返す
最後はその生物の巣を見つける
生物しか住まない世界
それは異次元から隔離された場所にある
生物の身体にある異次元空間に巣がある
それが彼の心臓」
ライル
「つまりメトロは
マグニナンバーズの存在でいる必要が無い上位的存在であり
メトロの心臓は異空間から隔離された場所の巣で保管されている
という事か?」
カルヒナ
「うん そう だから危険だから私だけでいいって言ったでしょ?」
ライル
「言ってはいないな」
カルヒナはフードを提供した
ライル
「これを着て潜入するのか」
あの女しかいない町へと潜入してある物を探すと言う
~倉庫内~
町の倉庫内までいく
カルヒナ
「あの大きな瞳は骸骨瞳
遠距離だから何ともないけど
対象範囲に及ぶと能力が発動してメタ対象者になってしまう」
対象者となった世界と人がこの崖にいる人間達だ
ライル
「じゃあ俺の衝撃斬で飛ばそう」
衝撃斬で骸骨瞳へ攻撃する
しかし攻撃は骸骨瞳に届く前にかき消された
ライル
「能力発動でメタ改変で消失されたのか」
カルヒナ
「そういう事」
ライルは衝撃斬を何度も繰り出した
しかし複数対象にも発動する
ライル
「駄目なのではないのか?」
カルヒナ
「そんな事は無いよ 強引な手ではあるかな 挟み撃ちをすればいいんだよ」
ライルは言われた通りに時間を合わせて攻撃を繰り出した
衝撃斬は消失されたが、壁を破壊してやってきたカルヒナの攻撃には回避し切れずに
骸骨瞳が後ろを振り向く前に倒した
カルヒナ
「赤い瞳が世界を壊した
そして世界は元の状態へと回帰される」
ライルは気が付いた 地上が無い事に
ライル
「回帰された状態では崖が無いらしいな」
カルヒナ
「そのようだな HAHA!」
ライル
「笑ってる場合か!」
ライルとカルヒナはそのまま地上へと落下した




