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すろら!!  作者: 的菜何華
四日目~不壊城編~
64/72

フィニッシュ~どこかでツクモがみゃあと鳴いた~

カードゲーム終了まで一気に行きます

さて、俺のターンだ。

ま、とりあえずドローするかね。


「俺のターン。ワンドロー」


ダイヤの7。

デッキが0になって墓地カードがデッキに。


「2、2、3でアーサーを攻撃」

「2にダイヤのジャック、3にクラブの5をツカウ」


……ドローしにきたか。

アーサーのHPが2減って13へ。

アーサーがワンドロー。俺が三枚引く。


……ハートの9とJ。スペードの9。

ううん……。どうしたものか。


「……ハートの3をユニットに。トラップを4枚伏せてターンエンドだ」

「……オレのターン。ドロー」


アーサーが笑う。

にやりと。かすかに。


「オレはクラブのエースをユニットにしてエースで攻撃」

「……スペードの7でガード」

「エースのコウカでワンドロー……一枚トラップをハイチしてターンエンド」


皮肉な事だがーー攻撃されることによってアーサーの手札が回り出している。

これは早めに決着をつけたいな。


「俺のターン。ドロー」


スペードの2。

悪くはない。


「3・3・2・2で攻撃」

「ダイヤのキングとクイーンと5をツカウ。ツードロー」

「俺はフォードロー」


アーサーのHPが11へ。


引いたのは――クラブの10と9、スペードの5。

そして――ジョーカー。


戻ってくんなや!!

戻ってくんなや!!


なんだ? 俺はジョーカーに好かれるフェロモンでも出してるのか?

蜂蜜でも塗ってあんのか? マタタビか? マタタビなのか?


「オレのターン。ワンドロー……スペードの3をユニットに。エースと3でコウゲキ」

「んー……クラブのジャックとスペードのクイーンでガード。ワンドロー」

「オレはツードロー」


ダイヤの10。ぬぬぬ……悪くはないんだが。

ガード用のユニットがなくなってしまった……。

ここからはダメージが抜けてくるぞ……。


「俺のターン。ワンドロー」


ダイヤの6……正直2と3が手札にあるがこれをユニットにしねえと厳しい。


「ダイヤの6をユニットに。2・2・3・3で攻撃」

「クラブのクイーンとキング、ダイヤの4、スペードの10でガード。ツードロー」

「……俺はフォードロー」


俺のHPが9。アーサーのHPが11。

手札とユニットトラップでアドバンテージがある分俺の方が有利か?

ただ、アーサーエース持ってんだよな……。


ここでデッキが0になり墓地カードがデッキに。

四枚引いた結果はーーハートのクイーン。スペードとダイヤの4。ハートの5。

手札が多くてごちゃごちゃしてきた。トラップにできる物はしてしまおう。


「6枚トラップにしてターンエンド」


でもこれあんま使わないんだよなあ……。


「オレのターン。ワンドロー……スペードのエースをユニットにして1・1・3でコウゲキ」

「っ!? ダイヤの9と6でガード!!」


一点、抜けてきた……。

こっから先はガードユニット出し続けるしかない。

やっべ、さっきトラップ大量に作ったの失敗だわ。


「スリードロー……ニマイトラップにしてターンエンド」

「俺のターン。ワンドロー」


スペードのクイーン……いらね。

これはユニットにしよう。

「スペードのクイーンをユニットに。2・2・3・3で攻撃」

「クラブのジャックと5、ダイヤの8とクイーンでガード。ツードロー」

「俺はフォードロー」


このドローもいい加減重いな……。がんがんデッキが減る。


ダイヤとクラブのキング。スペードの10とダイヤの5か……。

ダイヤのキングだけトラップにしよう。


そしてここでデッキが0になり墓地カードがデッキに。

だいぶ少なくなってきたな……デッキアウトに気をつけないと。


「一枚トラップにしてターンエンド」

「オレのターン。ワンドロー……ダイヤのエースをユニットに。1・1・1・3でコウゲキ」

「っ!?」


なんだなんだなんなんだ!! エース同士は引き合うとでも言うのか!?

というか引き運貯めてたのかこいつは!! 偉い良い引きしやがって!!

…………よし、賭にでよう。


「俺はダイヤの4とスペードのクイーン。そしてーーダイヤとハートの3でガードだ!!」

「……ホウ」


これ以上はーードローが多い方が不利になる、とみた。

あえて攻撃用ユニットでガードしてドローを減らす。

手札もトラップも大量にある。デッキアウトしないことの方が大事。


「四枚ドローして――四枚トラップをハイチ。ターンエンド」

「俺のターン。ワンドロー」


ダイヤの6。そしてデッキが空になり、墓地カードがデッキに。


「ダイヤの5をユニットにして2・2で攻撃」

「スペードの3とダイヤの8でガード」

「っ!? ツードロー……」


向こうも速攻で攻撃ユニット減らしてきた……。

まあ、エース三枚の方が3一枚より怖いからな。納得といえば納得。


そして引いたのはダイヤの4とハートの3。

ううん……どうするか……………ん?


「そして俺はここでジョーカーの使用を宣言!! 手札をすべて破棄して五枚ドローする!!」

「ホウ!!」


俺の手札が現在12枚。これ全部を破棄すればとりあえずデッキアウトの危険は遠ざかる。

デッキの少ないこの状態なら多分引くカードもある程度予測できるし。


そして引いたカードは……。

スペードのクイーンと2、ダイヤの4と3。

そして…………ジョーカー。


お前か。

やっぱりお前なのか。

もうあきらめたよパトラッシュ……。


「俺は二枚トラップを配置してターンエンド」

「オレのターン。ワンドロー……ハートのエースをユニットにしてエース全てでコウゲキ」

「っ!?」


なんだ!? この世界のエースは固まる性質でもあるのか!?

静電気か!? 静電気なのか!?


ヤバい……一枚しか防げない。

このままだと三ターンでエンドだ。


「……ユニット全てでガード」

「オレはフォードロー」


ヤバいヤバいヤバい!! 

なんだろう。この打つ手打つ手が裏目ってる感。

裏目軍師って奴か!! 奴なのか!!

駆け引きとか覚えるべきだったかな畜生!!


「二枚トラップをハイチしてターンエンド」

「俺のターン。ワンドロー」


クラブのキング……いらねえ。

「スペードの2をユニットに。その2で攻撃」

「ダイヤの6でガード」


うん。多分そうくるよな。

ワンドローして……クラブの4。

ここでトラップを増やす意味はない。


「ターンエンド」

「オレのターン。ワンドロー……エース四枚でコウゲキ」

「……ノーガード」

「フォードローしてターンエンド」


俺のHPは5。

相手もトラップを増やす場面でもねえしな……。

ただし。


この局面でデッキが空に。墓地カードがデッキに。

おそらくーー四枚以下。

ならば……。


「俺のターン。ワンドロー……クラブの2をユニットにしてターンエンド」


ここはあえて何もしない。

引かないし、使わせない。

これで四枚攻撃はできないはず……。


「オレのターン。ワンドロー……手札よりジョーカーをシヨウ。手札15枚をスベテ破棄してファイブドロー」

「……っ!?」


そんなもん持ってたのかよ!?

これでデッキは10枚以上……ならば。


「四枚のエースでコウゲキ」

「……ノーガード!!」

「フォードロー」


こうなるわな……。

ついと、アーサーが目を上げた。


「コウフクしないか?」

「……まだ、ゲームは終わってないぜ」

「コウフクするならネコはオマエにやる」

「すいません降伏します」


こうして――ゲームは終了した。

最終勝者。アーサー。


「みゃうう……」


どこかで黒の子猫が耳ぺたんで泣いたとか泣かなかった、とか。

ツクモをチラ見せ

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