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すろら!!  作者: 的菜何華
四日目~不壊城編~
55/72

ルール説明~みんなでやってみようぜ!~

いろいろ考えたが結局趣味に走ってしまった……

結論から言えば。

PC五人全員が勝ち残った。


三十人のNPCは二十に一点賭けでマジョリティ。

PC五人がオンリーで勝ち残り。


何故か。

五人が選ばなかったはずの二十五から三十五にーー三つも票が入っていたが。


まあ、この辺はおそらくそういうふうにルーチンが組んであるのだろう。

対戦のスパイスとなりつつ邪魔にならないように。


つまりは。

――これからが本番だと言うことだ。


 * * * 


「これより第二ゲームを開始します。行うのは『バトルロワイヤル』」


仮面のディーラーはそう言ってトランプの封を切った。


「ここにありますのは五十二枚のトランプ。そしてジョーカーが二枚」


打って変わって狭い部屋だった。

部屋の中央にはブラックジャック用のテーブルが一つ。


「この五十四枚をシャッフルしまして裏向きに伏せます――これがデッキ」


五人のプレイヤーは椅子に腰掛けている――否。


椅子に固定されている。


ほぼ最高レベルの封印具――「グレイプニル」。

身動きはおろかスキル・ペットの使用すら封じられた状態。

完全に――プレイヤースキルのみでの勝負となる。


「そこから各自五枚ずつ引いた手札で戦いってもらいます」

「くっくっく。デッキに手札とは……トレーディングカードゲームのようですな」

「そのとおり。TCGをイメージして貰えばわかりやすいかと」


ディーラーは二枚のカードを抜き出す。

一枚を表向きに――ハートの四


「プレイヤーは自分のターンに表向きのカードを一枚出すことができます。これをユニットといいます。基本的に数字分の攻撃力と防御力を持ちます」


ハートの四が九十度回転する。


「プレイヤーは自分のターンでユニットを使用して攻撃をすることができます。攻撃したユニットは九十度横向きに置かれレスト状態になります。レスト状態は自分の手番がくるまで回復しません。レスト状態のユニットは防御には使えません。また最初の一ターン目は攻撃ができません。また一ターン目以外は自分のターンの最初にデッキから一枚カードをドローできます」


もう一枚を裏向きに置く。


「またカードを裏向きに出すこともできます。これをトラップといい自分の手番に何枚でも出すことができます」


裏向きのカードがひっくり返される――ハートの五。


「トラップの効果はスートによって異なります。ハートは回復ーーダメージを受ける直前に使用することで数字分のHPを回復します」


その横に並べられる――ダイヤの五。


「ダイヤは防壁――ダメージを受ける直前に使用し数字分のダメージを減らします」


その横に並べられる――スペードの五。


「スペードはカウンター――ダメージを受けた直後に使用し数字分のダメージを攻撃してきた相手に与えます。このダメージに対してユニット防御は可能ですがトラップは使用不可です」


三枚のカードは宙に浮かび――砕ける。


「クラブは何もないのですかな?」

「クラブのカードはマジックとして手札から使用できます。効果は『数字の二分の一(端数切り上げ)分ダメージを軽減する』です」


クラブのカードは手札から飛び出して――砕ける。


「防御に使用したユニット、使用したマジック・トラップは墓地へ送られます」

「……重要なことを聞いて良いかにゃ?」

「何でしょう」

「これは何人でやるゲームなのかにゃ?」

「五人です。この場にいる全員で行います」


瞬間。

五人の間に緊張が走る。


「全員参加の一回勝負。それゆえ――バトルロワイヤルというわけでございます」


ディーラーの口元が薄く笑った。


「さて、次は特殊な効果のあるカードをご説明しましょう」


並んだのはーースペードのエース、二、三。


「エース、二、三はユニットとして使用した場合『攻撃終了時にデッキから一枚引く』という効果が付与されます」


ぽこんと浮かび上がるスペードのエース。


「さらにエースには『全トラップ・マジック無効』の効果が付与されます」


エースが砕けてーー浮かび上がる二。


「二には『マジック・ハート、スペード無効』の効果が付与されます」


二が砕けてーー浮かび上がる三。


「三には『ハート、スペード無効』の効果が付与されます」


三が砕けてーー並んだのはスペードの絵札三枚。


「絵札にはトラップとして使用した場合『効果が数字÷2(端数切り上げ)され使用後にデッキから一枚引く』という効果を得ます。マジックとして使用した場合『効果が数字÷3(端数切り上げ)され使用後にデッキから一枚引く』という効果を得ます」


「トラップとマジックの併用、トラップ・マジックの重複使用は可能かな?」

「トラップ・マジック共に一つの攻撃に対して一枚だけ利用できます。マジックとトラップの併用は可能です」


そして――真打ち登場。

二枚のジョーカー。


「ジョーカーはユニットトラップとしては使用できません。自分の手番の任意のタイミングで使用し『手札をすべて墓地に送りデッキから五枚引く』という効果を得ます」

「テフダは0マイでもヨイノカ?」

「構いません」


そして――五人の頭上に輝くデジタル数字。

蛍光グリーンに輝く20。


「HPは20スタート。上限は五十。それではゲームスタートです」

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