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恋愛小説

愛しのスキニーパンツ

作者: オリンポス
掲載日:2014/12/20

メリークリスマス。

「スカートよりも、スキニーの方が好きだよ」

 そんなカレの言葉を思い出して。

 私は白のスカートを衣装ダンスに戻し、スキニーパンツを取り出した。


 カレが好きなこのズボンは。

 ウエストがきついし、脚も細く出来ているから、ハッキリ言って窮屈だ。


 だけど私はこれを穿く。

 だれがなんと言っても、今日はクリスマスだ。

 そんな大事な日に自分のコーディネートだけで、服装を決めるのはちょっと嫌だった。

 センスの良いカレに従いたかった。


 姿見で容姿を確認していると、テレビ画面から音声が聞こえた。

 そういえば昨日は、電源をつけっぱなしで寝てたんだっけ?


 いけないことだと反省しながら、私はテレビの前で腰を下ろした。


 すると。

 ピンポーン、とインターホンが来客を告げた。

 パタパタとスリッパの音が鳴る。おはようとあいさつをするカレの声が、すごく愛おしかった。


 居間でくつろぐカレ。

 台所からは湯気が立ち上っている。

 コーヒーだ。

 それが居間の円卓に置かれた。


「やっぱりスキニーの方が似合ってるじゃん」

 目じりを下げて、笑顔を見せるカレ。

 私は嬉しくて、胸がきゅんとした。


「樹里恵……愛してるよ」

 カレは私の友人の名前を口にする。

「私もよ」

 私は監視カメラの映像をテレビ画面で観ながら、そう答えた。


もちろん友人は気付いていない。

私が盗撮していることなど……。

クリスマスなのに仕事です。


だれかケーキを差し入れしてくれー(笑)。

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― 新着の感想 ―
[一言] らぶらぶですな^^と思っていたら、落ちが(笑) お仕事頑張ってくださいね><
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