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第一話 「転校生まさる」

あんたんち


第一章 岡田 まさる


 転校生それは普通新学期と共にやってくるもの…しかし俺は違った。

太陽が暑く照りつけるこの夏俺は浜口高等学校に転校した。

俺の名前は 岡田 まさる。


::: 浜口高等学校、略して浜校。この学校はここら辺の中では有数の超に超がつく不良校。

 

   なぜそんなところにわざわざ転校してきたか、それは…

   

   忘れた。まあおもしろいとこならどこでもいい。俺は俺を楽しませるためにここに来た。

   

   うん。これでいい。なんかっこいいし。:::::

 まさるはそんなことを考えていた。クラスの雰囲気は案外普通だった。

なぜなら不良はホームルームに出てこない。空き席がいくつもあった。みんなが言うには「ツシマグミ」

というものには近づかないほうがいいらしい。食べ物だろうか?

 そんな疑問を抱えて現在帰宅中。


 ザッ ザッ 歩みを進めている俺。ん?なんだあいつら。

 向こうの道に見えた男たちが気になって俺は歩みを止めた。

横断歩道の信号が青になった。

男たちは俺のほうを見てニヤニヤしている。

 向こうの道へ歩いていく俺。男たちもこちら側に歩いてきてすれ違うというときだった。

 

 ドンッ


 明らかに誰の目から見ても誰に聞いても向こうからぶつかって言ったというだろう。

そうおれは肩にぶつかられた。


だが男たちは俺をにらみにつけ

 「ンだよ…やんのかョ、あ゛ァ゛!?」

と絡んできた。 やれやれ、少し予想はしていてたが…まさかこんな古風な手口とは…


「てめぇ…見ねえ顔だな…?」男たちがうれしそうに聞いてくる。

「あの、僕今日浜口高校に転校してきた岡田って言います…。あなたたちは誰ですか?」

とわざと草食キャラを装い質問すると、

「へえ、浜校か俺らもだよ、聞かなかったか対馬組って!!」

といって金髪のやつが殴りかかってきた。

ビュウンッ!!

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