第十一話 さようなら
意識を取り戻したエリナ、健はとても嬉しかった。
そして、12月の冬がやってきた。
エリナの余命のクリスマスまであと10日。
健はなぜ、手術をしないのか今ままで謎に思っていた、まだ元気な時に聞けばよかった。
そして、考えているうちに学校に着いた。
悠木「エリナちゃん意識戻ったって?よかったじゃん」
健「まだ良くないよ、後余命まで10日なんだ」
悠木「そうだよな、確かにな」
今日も彼女の元へ足を運んだ
健「エリナ、今日も来たぞ」
エリナ「・・・・・・・・」
健「エリナ?」
エリナ「健・・・苦しいよ」
健「待ってろ、看護師さん呼んで・・・」
がしっ
エリナは健の手を取った、力が弱いこれはほんとにやばいんじゃ
エリナ「わかってるんだ、もう死ぬんだって」
健「何でそんな悲しいことを言うんだ」
健は涙した
健「俺・・・・、エリナと居て幸せなんだ」
エリナ「健、いつも僕なのに今日は俺なんだ」
健「そんなのどうでもいいだろ」
エリナ「幸せだなぁ、好きな男に一緒にいて幸せだなんて言ってくれて」
エリナ「私、まだ死にたくない・・・な」
健「エリナ!?」
エリナ「健・・・・大好き」
そして彼女は目を閉じた
健「エリナ?」
健はエリナの手を取った、その時悟った。
健「エリナ・・・エリナぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
そしてエリナはこの世を去った、16歳という若さだった。
それから健は悲しみの毎日だった。
そして葬式の日が来た。
トワノ「健君、それとご両親来ていただき誠にありがとうございます」
健父母「いえいえ、健とは仲良くしてくれてほんとにありがとうございました。後お悔やみ申し上ます」
健「俺は、エリナが死んだとは思えないんだ、あいつがいない世界なんて有り得ない!!」
健父母「健!!現実を見なさい!!」
トワノ「まぁまぁ、あぁそうだ健君葬式の後時間あるかい?」
健「ありますけど・・・・」
トワノ「渡したいものがあるんだ」
そして、葬式が始まった。エリナな棺桶で寝ている。
健「綺麗な顔で寝てやがる・・・・」
健「また、来世でも一緒に・・・」
健は涙を堪えられず泣いた。
健「また、来世でも・・一緒に・・なろうな・・・今度は結婚して、子供作って自分達の住処を作ってさその前に天国で会えるか、先に行って待っててくれ。」
そして、葬式は無事に終わり、トワノさんが俺を呼んだ。
トワノ「これ、健君に渡してくれって、まだ元気だった頃の時に書いた手紙だ」
健「手紙」
「拝啓、初冬の候 岩永 健様、この手紙を読んでいるということは、私はこの世に居ないことでしょう。先に天国に行ってごめんなさい。健との約束守れなくてごめんね、でも、君と過ごした日々は一生忘れることはないでしょう。今も大好きです。でも、私のことは忘れて新しい彼女を作ってください」
健「うんなことできるわけないだろ!!」
うん?まだ手紙の続きがある
「健、私ねほんとは健と結婚して、子供作って自分の一軒家持つことが夢だったの。でも、そんな夢も叶えられなかった。でも、健と一緒にいた日々は楽しかったよ、それじゃあさようなら」
トワノ「手紙は読み終わったみたいだね」
トワノ「エリナ言ってたよ、健君と出会えて人生が変わったって、ありがとうって」
健「それは俺もだよエリナと出会って変わったよ」
そして、また4月がやってくる、君と出会ったあの春の季節に
健「エリナ、ありがとう」
そして、健とエリナの恋愛が幕を閉じた。
完




