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詩❲恋愛❳

蒼火紅炎

作者: 日浦海里

消えることのない

火を消して


焦がれ続ける

火を消して


決して溶けていく事も

燃えて尽きることもない


この胸の中で

揺らめいている

切ない蒼い火を消して


そうしてあなたの唇で

冷たく燃えるこの胸に

愛しく熱い紅い火を

消えないように強く(とも)して…



-----

ゆらゆらと揺らめく

風になびいた蝋燭の火のように

心は揺れる

気持ちは揺れる

消えそうで

消えてくれない

命の火の中に刻まれた記憶


この想いが失われるときは

胸の内の輝きと共に

私もまた消えるのでしょうか

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― 新着の感想 ―
[一言]  違う炎を灯し直すイメージが、面白かったです。
[良い点]  言葉に良い意味で酔いがあって、言葉の魔を感じます。  魔と言うのはその世界に入り込んで起きる言葉のゾーンに入るようなイメージです。  この魔というのは詩を書く時には必要不可欠な物だと思っ…
[一言] 想いと同じく自分そのものも消えてしまいそうな、そんな輝きを伴う経験は誰にでもできるものではないのだと思います。 蒼と紅で色は違えど、その激しさには似たものがあるのかな、と思ったりもして。 想…
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