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響く雨音、ココロの雫  作者: Tachi
2/7

【第2話】うらめしや

【注意】


・こちらの作品は上海アリス幻樂団様の『東方Project』を原作とした二次創作小説です。


・東方Projectのキャラが登場しますが、その設定やキャライメージについては作者の独自解釈が含まれており、原作にないものが多く含まれます。ご注意下さい。


・誤字や脱字がありましたら、作者にお伝え頂けると嬉しいです。報告を受け次第訂正するようにしております。

私は忘れ傘の付喪神、多々良小傘。


食べることではなく、人を驚かせることでお腹を満たす妖怪。


今日も道の陰に隠れて、

「うらめしや〜!」

と飛び出していく。


でも何故だろう、誰も驚いてくれない。

驚かせ方が悪いのかな?

どうやれば驚いてくれるかなんて分からない。

それでも私は何度も、何度も。

次は上手くいくかな?


「うらめしや〜!」

彼は驚いて尻もちをついた。

やっと驚いてくれた。


嬉しくて頬が知らず知らずのうちに緩む。

が。

彼の様子がどこかおかしい。

なかなか立ち上がらないのである。


腰が抜けちゃったのかとも考えてみたがそうではないらしい。

緩まった頬を引き締め、声をかける。


「大丈夫?」


彼は驚いて足をくじいてしまったらしい。

悪いことをしたなと、罪悪感が心を支配する。

その日私は、彼を家まで送り届けた。

【作者の一言】


第2話では、小傘ちゃんらしい一面を描いてみました。


このパートはつなぎの部分なので特に言いたいことはありません。


次のパートから物語は動きます。

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