表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
四匹の子豚  作者: 柊 サラ
5/7

第五話「暇つぶし裁判」

※注:これは、授業中に聞いた人の話に干渉されて考えたものである。


前書き(雑談)

――……ねぇ、四男

四「何だよ?」

――お前、人(?)殺しててよく捕まんないよね

四「まあな」

――……じゃあさ、今回裁判(それ)で行ってみる?

四「はぁ?」

――よしっ、決まりね!

四「ち、ちょっと待て」

――それじゃぁ、始まり始まりー!

四「貴様(このヘボ作者)っ! 冗談じゃねえ――……!」


お話(本編)

 うるさい四男はほっといて、


 ここは四男の家。

「いっこらせっと」

 四男は今日も趣味の金儲け(詐欺)精を出していました。

 と、そこへ……

「四男、殺豚(殺人)etcの罪で逮捕する!」

 警察官は、四男に逮捕状を突き付けながら言いました。

 四男は、警察官に物体X(小切手)という賄賂を取り出して、こう囁きました。

小切手(これ)、好きにしな」

 差し出した物体X(小切手)には、(伏字(ピーッ))円の文字。

「そっ、それは……」

 四男は、更に〇を一つ書き込むと、警察官に言いました。

「今回はさぁ、賄賂(これ)で手打ってくんない?」

「う……う、ううぅ……」

 揺れる警察官に、四男はもう一つ〇を書きました。

「ううう……」

そして、ついに警察官は、

「はい! ご苦労さまです! 今日もいいてんきですたっ!」

 と、意味と文法の判らない言葉を言って、帰って行きました。

 こうして、四男は警察官を追い返し、幸せに暮らしま……


――……って、何ハッピーエンド(?)なわけ?

四「良いじゃん、別に」

――サブタイトルに「裁判」って入ってるんだよ?

四「嫌だよ、そんなこと」

――ダメじゃん。私を嘘つきにする気?

四「知らねぇよ」

――警察(サツ)来た所からやり直し!

四「何でそのルビ(読み方)なんだよ。教育に良くないだろ?」

――お前に言われたくないね!

四「俺はやらねぇ!」

――黙りな(問答無用)

四「ふざけんなぁ!」


   ◇ ◇ ◇


―時間を戻します―

「殺人など、二十九の罪で逮捕しますです」

 警察官は、四男に逮捕状を突き出しました。

賄賂(これ)、好きにしな」

 四男は、前のように物体X(小切手)を差し出しました。

 しかし、

「受け取りませんです。あなたを逮捕しますです。」

――な、何ぃ……

はっはっは。そいつは新人で使命感が強いんだ。何やっても無駄さ。

――くそっ!

皆さん(先輩方)やって下さい」

 新人警察官が言うと、どこからかたくさんの先輩(警察官)が出てきて、四男を取り押さえました。


――こうなったら俺の発明で……

無駄だ。発明品は既に処分してある。

――くっ……こうなったら呪いで……

 呪い(それ)も対応済みだ。今回(この世界)では使えん。私は作者だ。はっはっは!

――……。


 四男は抵抗空しく、警察の留置場に連行されて行きました。そして、あっと言う間に一ヶ月が経ち、起訴された四男は裁判にかけられました。(諸事情(大人の都合)により、裁判の様子は省きます。……何か文句ある?)


   ◇ ◇ ◇


 裁判最終日。判決が言い渡されるようです。

「判決は……」

 裁判長が判決を言い渡すというのに、四男は余裕な表情であくびまでしています。

「判決は……―――無罪」

 その後も、裁判長が理由云々を話していましたが、四男は今度こそ完全に興味がなくなったようで、そろそろ寝ようかと、目を閉じました。


 四男は、今までにオオカミ一匹と、義理の兄三匹を殺しています。その他にも、詐欺やら何やらの悪事(バカいじめ)をしています。

 それなのに、何故無罪?

四「無茶話(そんなん)、こっちだって対策済みだ。裁判長の懐見てみろよ」

――物体X(あれ)のこと?

「裁判長だけじゃない。ここに居る全てのヤツ(バカ)は買収済みだ。作者(ヤツ)のことだから、いつかはこんなことになるんじゃないかとは思ってたんだ。何せ作者(生みの親)だし……で、気が済んだ(暇は潰れた)か?」

――もち(あったりまえじゃん)! きりもいいし、これで終わりということで。

「もう二度と巻き込むなよ……」



  ―めでたし、めでたし(?)―

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ