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初恋は心の中で動き出す  作者: 志村慎也
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佐々木さんは俺のことが。。。

更新いたしません。

 高校二年生ともなると、中だるみど真ん中なわけであって、五月の過ごしやすい季節を、俺は今日も過ごしていた。俺といえば、頭脳明晰、運動神経抜群の体現者なわけであるのだけれど、成績に合わせた高校に入ったのだから、当然のごとく、高校での成績は周りとあまり変わらないし、運動部にも所属していないから、その力を見せつける機会はないのであった。まあ、それらのことに関しては、能ある鷹は爪を隠すということを表しているということで自分を納得させている。あと、俺はピアノとギターもできる、少し。

 佐々木咲紀は、そんな俺に似ている同級生だ。彼女もまた、成績優秀かつスポーツ万能で、弦楽部に所属しており、ピアノも弾けるらしい。唯一の違いは、彼女は学校のマドンナ的存在であるということくらいだ。そして、今年、彼女と同じクラスになって、もう一つ共通点を見つけたしまった。目測ではあるが、彼女の身長は百六十五センチで、俺の身長もまた百六十五センチなのである。悲しい共通点ではあるが、恋人同士で大切なのは、いかに共通点があるかどうかなので、俺はうれしい。まあ、佐々木さんは僕の「彼女」ではないのだけれど。

 今日も、佐々木さんが美しい。俺は、佐々木さんを机一つ挟んで斜め後ろの席から眺める。ここが一番いい席なんじゃないかな。見たことがばれることもないし、鼻と口と顎のラインが一番きれいに見えるし。佐々木さんを見ているだけで、時間が早く進む。そして一日が終わる。俺は、佐々木さんのことを考えて家に帰った。


 自分に非があるのだとしたら、それは佐々木さんの美しさに今まで気づけなかったことだろう。一年生の時は、佐々木という美人がいるという程度しか関心がなかった。二年生になった時も、はじめは目が大きすぎるなあ、とさえ思っていた。しかし、日々を重ねるごとに、佐々木さんの美しさは際立ってきた。その大きすぎる目は、彼女の一番の魅力となった。佐々木さんには異性を引き付ける力がある。その白くて柔らかそうな肌は、初雪を思わせる。男子は皆、彼女のことが好きだろう。もしや佐々木さんは、すでに誰かと付き合っているのではないか。そう思うと同時に、彼女に最もふさわしいのは自分ではないかとも思う。彼女は、静かな人ではあるが、昼休みなどには、友達と机を囲んで楽しそうに談笑をしている。彼女はきっと優しいだろう。だから誰かが告白したら、彼女は了承してしまうかもしれない、その人を傷つけないために。彼女は他人のために自分の幸福を捨てることのできる人だ。彼女に告白をする奴は彼女を不幸にしてしまう無責任で馬鹿な奴だ。故だ。故に俺は彼女に告白しかねている。告白をするのは、彼女が俺を好きであると確信を持った時だ。確信を持った時、僕と彼女は二人で幸せになる。



 朝、目を覚ました時、佐々木さんが夢に出てきたような気がした。どんな内容かは覚えていなかったが、佐々木さんが微笑みかけたようだった。一日の始まりとしては申し分なかった。俺は、毎朝、神社にお参りに行く。別に信仰心が篤いというわけではなく、さい銭箱の前で目を閉じ、手を合わせ、そこで十数秒瞑想をするためだ。今日も、神社で瞑想を済ませ、佐々木さんの幸福とともに、彼女と結ばれることを願った。

 外は気持ちの良い春の快晴というのに、通学中の電車の車内は最悪だ。無機質なエアコンの冷たい風は頭に響くし、窓ガラスが曇るほど湿気が多い。この湿気が乗客から発せられた水分だと思うと、なお息が苦しくなる。高校の最寄り駅までの三十分間はいつも地獄だ。

 ほどなくして、自宅の最寄り駅と高校の最寄り駅の間の駅に電車が停車したとき、佐々木さんが乗車してきたのが見えた。同じ車両ではあるが、俺と佐々木さんは、その両端に位置しているようだった。幸い、向こうはこちらに気が付いていないようだった。俺は気分が高揚した。佐々木さんと同じ空間を共にしていることに感動を覚えた。何より、彼女も同じ電車通学だったことに驚いた。そして一年生の時に気が付かなかったことを悔いた。彼女は扉付近に整然と佇み、カバーのついた文庫本を読んでいた。俺は、うれしかった。俺も、一年に百冊は本を読む。彼女が今読んでいる本をすでに読んだことがあればいいと思った。今度からは、教室内でも積極的に本を読んでいこうと思った。

 高校の最寄り駅に着いた。駅から高校まで五分強、徒歩で歩かなければならない。俺は、佐々木さんより先に改札を出た。そこから学校まで、一切後ろを振り返ることはできなかった。

 

俺の通う高校は、地元でも成績上位の公立高校であり、今年で創立九十年を迎える伝統ある高校である。生徒は基本的に真面目な人が多く、部活と勉学の両立に努めている。そのためなのか、童貞であっても周囲に馬鹿にされることはない。童貞同士で集まっては、「色恋に現を抜かしている暇はない。勉学に励み国立大学に合格するんだ。」という話に花が咲く。しかし、付き合っている男女を見れば、ルサンチマンを抱き、女子を目の前にすると、途端におどおどしてしまう。童貞というものは、その使われたことない真っ赤な亀頭のようにむき出しの自我が見え隠れしてしまうものだ。

 村上優斗は、そんな青臭いグループから早々と抜け出し彼女を手にした男の一人だ。彼は、俺と同じ中学出身で、中学の頃から彼女がおり、そのころから非童貞だった可能性すらある男である。この高校で俺と同じ中学出身なのは、五人程しかおらず、一年の時に同じクラスだったこともあり、村上とは自然とよく話す仲になった。俺の中では、親友ともいえる男だ。村上とその彼女は、中学卒業とともに別れることになったらしいが、村上の失恋は束の間、去年の夏には大久保さんという女子と付き合っていた。一年のころは、そんなことどうでもよかったのだが、今年になって、村上が僕の人生の重要人物として名乗りを上げた。大久保さんは弦楽部なのである。そして彼女は佐々木さんと親友なのである。佐々木さんの情報を得るための間接的なパイプが見事開通したわけだ。

 しかし、村上は情報の電波塔でもあった。彼はあらゆる方面のいろいろなゴシップを手に入れてくるが、同時にあらゆるゴシップを流す発信源でもあった。つまり、彼に「佐々木さんが誰のことが好きか」と、聞いたらほぼ確実に答えを入手してくるが、それと同時に俺が佐々木さんを好きだということが、学年全体にばれてしまう可能性があるのだ。。村上の答え次第では、俺はもう学校にいけないかもしれない。


 その村上に聞いておかなければならないことがあるため、学校に着いて、まず、村上のクラスに行った。村上は今日も高身長を持て余した猫背で席についていた。

「おい、村上」

「なに」

「おまえ、まだ大久保さんと付き合ってんの?」

「え、付き合ってるけど、なに」

「お幸せに。」

俺は、教室を出た。村上、大久保間のパイプは健在だった。よかった。

自分のクラスに行ったとき、クラスでは席替えが行われていた。登校した人からくじを引いて席を決めているようだった。佐々木さんはもうくじを引き、新しい席に移動していた。佐々木さんは一番後ろの席だった。

「辻くん、くじ引いてよ。」

学級委員長の中村さんがくじ袋を差し出した。クラスの男子全員が思い描いているであろう願いを込めて、くじを引いた。

「十三番」

うわ、なんか嫌いな数字だ、と思ったのも束の間、そこは佐々木さんの斜め前の席だったのである。


 疲れ果てた一日が終わった。後ろで佐々木さんが見ていると思うと、緊張していつもより真面目に授業を受けてしまうのだった。しかし、本当に勝負なのは明日だった。明日は化学の授業があり、化学は席の近い五人で班活動を行うのだ。

「佐々木さんって、読書家なの?」

「まあ、趣味で読む程度かな。辻くんもよく本読んでるよね」

「俺は一年で百冊くらい読むよ」

「すごい! 最近は何読むの?」

「森鴎外とか、夏目漱石かな。佐々木さんは?」

「今は、川端康成の『雪国』読んでるんだけどすごく良いよ」

「あっ、俺もこの前読んだ! 川端は名文だよね」

「『伊豆の踊子』とかもこれから読もうと思ってるんだよね」

「俺、『伊豆の踊子』持ってるよ。貸そうか?」

「えっほんと! ありがとう!』

完璧な会話の流れを想像して、その日は寝た。



 今年で定年の鈴木先生は化学担当である。鈴木先生は優しい。だれでも解ける問題をわざわざ班活動にして話合わせる。約二十分間の話し合いの時間は無駄話に費やされる。今日も先生は、みんなが机を合わせて無駄話をしている姿を笑顔で眺めている。

 俺の班のメンバーは、俺、佐々木さん、中村さん、谷口、安藤の五人で谷口は一年で同じクラスだった良いやつで、安藤は知らん奴だ。静かそうなやつだ。つまらなそうなやつだ。安藤が佐々木さんの向かいにいるのが意味わからない。

 話し合いは、中村さんから始まった。

「銀鏡反応が起きて、酢酸ができてるから、元はアセトアルデヒドだよね」

みんながうなずく。話し合いは終わった。中村さんすごい。俺は谷口とどうでもいい話を少し大きめの声量で話す。中村さんは佐々木さんと話し始めた。佐々木さんが笑っている。谷口と話さないで、佐々木さんと話したい。誰か助けてくれ。誰か俺たちをつないでくれ。

「これ何?」

安藤が教科書を指さし、しゃべった。

安藤、お前…。

班員が安藤に注目した。この瞬間、俺と安藤と佐々木さんの間に三角形ができる形になった。俺は、ここしかない、と思った。

「還元だよ。それ。フェーリング液を還元するんだよね」

俺は、安藤と佐々木さんに話しかけた。

「フェーリング反応だよね」

佐々木さんが答えた。声が可愛かった。氷でできたハープみたいな声だった。俺はその声を脳のかなりの容量を使ってなるべく高音質で記憶した。

「でも、ギ酸はフェーリング反応を起こさないんだよね」

と、佐々木さんが聞いてくる。

「うん」

俺は答える。ギ酸とか知らなかったけど、佐々木さんの質問に無視するわけにはいかなかった。

「やっぱ起こさないよね」

「うん、たぶん」

「ここテストにでそうだよね」

「ああ、確かに」

「カルボン酸の種類も覚えないといけないよね」

「その辺は覚えないと答えられないよね」

「ね」

そんな会話が続いた。心臓が爆発しそうだった。口の渇きが苦しかった。人生で一番頭を使った。会話を記憶しながら、話し続けるのは至難の業であったが、何とかやり遂げた。しかし、心持ちは天国にあった。今までの想像の世界から抜け出し、現実で彼女とコネクションを取ることができた。

帰りの電車に乗るころには、ずいぶん冷静になった。佐々木さんとの会話を思い出し、反省会を心の中で開いた。まずは、安藤への感謝が思い起こされた。安藤の一言がなかったら、佐々木さんとの会話はなかっただろう。さらに安藤の良いところは、そのあと、俺と佐々木さんが話しているときに一切口を挟まなかったことだ。俺、安藤、佐々木の三人ではなしていたのに、実際は、俺アンド佐々木になっていた。ありがとう安藤、友達になろう。あと、カルボン酸はよく復習しておこう。気持ちの良い疲労が全身を包む。電車に揺られながら、あの時の会話を繰り返し反芻する。その声が紡ぎだす心地の良いメロディに耳を傾ける。俺はそうして目を閉じた。

 肩をたたかれて、目を覚ました。

 目の前に佐々木さんがいた。

「じゃあね」

佐々木さんは笑顔でそう言い、降車していった。

 現実は常に他者とのかかわりの中で生まれる、そんなことを思った。俺の肥大化した想像世界は、地球をも飲み込む大きさで、あらゆる出来事は、この想像世界の中で完結し、現実で起きうることは想像の中で創造することができると思っていた。しかし違った。他者とかかわるということは、自分の一切の想像が打ち砕かれることと同意なのだ。これは当たり前のことなのだけれど、改めて想像の限界を思い知った。自分の作り上げた城の中に籠城しているだけでは領土が広がり続けることはない。城の外に飛び出して、新たな土地を開拓することのみによってはじめて世界は開ける。準備だけして、待っているだけではだめなのだ。想定外の行動によって、佐々木さんは俺にこのことを教えてくれたのだ。これが五月の終わりのことであった。

 家に帰って思うことは、佐々木さんの行動の動機だ。なぜ、挨拶なんかを急にしたのだろう。それは、もしかしたらそういうことなのかもしれないけど、どういうものなのか、いやしかし、一流の女子というものは、愛想を振りまくことに長けているという通説もあり、そうでなかったにせよ、佐々木さんの単なるやさしさ、彼女にとってのちっぽけの優しさが、たまたま、俺に当てられたという話なだけかもしれない。そう思うと、この問題について考えることは愚かのようにも思えた。まだ彼女をよく知らないこの状況で、あらゆることを考えてしまうのは、やはり、自分の世界に閉じこもることになってしまう。今はただ、あの笑顔を思い出すだけにしよう。そしていつの日か、恋人となった時に、あの日の真相を聞けばいいのだ。そこまで待とう、我慢しよう。


 そこからの一か月、進歩という進歩はなかった。化学などの授業で佐々木さんと話すことは幾何かあったけれど、内容に関する話ばかりで、彼女の俺に対する評価はもちろん、彼女の趣味や性格について知ることすらままならなかった。「佐々木さんが俺に情報を与えることを嫌がっているのかもしれない」などという考えも浮かんだ。しかしそのたびに、あの日の挨拶に突き当たる。佐々木さんが俺のことを好きかもしれないという可能性はあの時の挨拶に集約される。悪い予感がしても、あの挨拶に励まされる。あの挨拶は、俺の歯止めの利かない悪い思考の連鎖を止める杭なのだ。

 故に、その意味が知りたい。あの挨拶は、杭になり得るか。その杭すらも自分の作り上げた想像の産物ではないのではなかろうか。負の想像を正の想像で打ち消しているだけではないだろうか。いやしかし、挨拶、ただ一つの挨拶が、彼女の好意の現れだったとしたら、彼女があの挨拶に二人の未来を託していたとするならば。いや、その挨拶に未来を託しているのは俺だ。俺が勝手に期待をしているだけなのだ。

 つらい、つらいことだ。俺に勇気がないばっかりに、想像に想像を重ねることでしか、自分の考えを構築できない。そうして出来上がった思想の宮殿は、大きさのわりに、地盤の緩いなんとも頭でっかちな宮殿なのだろう。俺はその宮殿を壊すことができない、それどころか、少しずつ、その宮殿は大きくなっていく。俺は価値のない宮殿を守り続ける臆病な兵士だ。それはもうどうしようもない代物だ。そんな物を彼女に見せることはできない。いつまでたっても俺は彼女に俺の本質をさらけ出すことができないのだとしたら、二人が結ばれることはないだろう。あらゆる想像を重ねた結果、その結論だけが確固たる事実であるような輝きを放った。


 初夏の空気を透かして夕日を眺めていると、前にも見たような気がして、タイムスリップしたような気分になる。いつの時代でも、夕日は同じ形をしている。人間が人間になる前から、見てきたその景色は発達しすぎた科学技術の疲れを癒すには充分であった。村上との帰り道にそんなことを思う。村上も古顔だから癒されないこともない。女子は彼のそこに惹かれるのだろうか。

「なあ、村上ってなんでそんなにモテんの?」

「いや、そんなんでもないよ」

「だって、女子とめっちゃ付き合ってるじゃん、いままで」

「それは俺から告白したら、たまたまむこうがオッケーだっただけで」

「いや、それをモテると言うんでしょ」

「えー、そう? でも今の彼女は『告白されたのがうれしかった』ってオッケーされたけどね」

「え? 大久保さんが?」

「うん。その時は俺も意外だったけどね」

「はあ、でもそれは本当の愛じゃないだろ」

「『本当の愛』ってなに? 男女の付き合い始めなんて、両想いじゃなくても、印象が悪くなかったら、オッケーでしょ。しかも、いまは俺と彼女は両思いだし。これは『本当の愛』とは言えないの?」

「そうかー。そういう愛もあるのかあ」

「でも辻もそれなりにモテてると思うよ。辻良いって言ってる女子知ってるし」

「え、まじ? 誰?」

「佐々木さんとか良いって言ってるらしいよ」

「え、うそっ、まじ? 彼女から聞いた?」

「うん、なんか『話してて面白い』って言ってたらしいよ」

「え。てか大久保さんって、俺のこと知ってんの?」

「俺もたまに辻のこと話題に出すから、あいつもそれなりに知ってる」

「てことは、大久保さんと佐々木さんの間で俺がテーマの会話が行われたってこと?」

「まあ、そうなんじゃない?知らないけど」

「うわー、お前、大久保さんに変なこと言ってないよな?」

「いやあ、してないとは思うけど。『辻は話すと面白い』とは言ってる」

「まあ、それはいいけど。そうか、そんなことがあったのか。やっぱり現実は知らないところで知らないことが起きるなあ。頭の中じゃ絶対に成しえないことだ」

「なにそれ。てか、おまえ、佐々木さんのこと好きなの?」

「男子みんな好きでしょ。」

「まあ、普通にかわいいからな。てか、お似合いじゃない? おまえと佐々木さん。なんか佐々木さんも『本当の愛』とか考えそうなタイプじゃない?」

「そうなの?」

「なんか、そんな気がする。おまえ、佐々木さんと席近くなんだろ? ならチャンスじゃね?」

「まあ、そうか。まあ、いいや。ああ、そうか。そうなのか」


 駅で村上と別れた。あいつは徒歩通学だ。高校入学時に引っ越したらしい。



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