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運命の日~夜明けの輝星~  作者: 上総海椰
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プロローグ

魔王戦争と言うのは人類がその存亡をかけて魔王と戦う最終戦争のことである。


最終戦争と言うのはあながち誇張ではない。

第二次魔王戦争時にはその圧倒的な武力の前に次々に主要都市を落とされ、人類は滅亡寸前まで追い込まれた。


人類は魔王を恐れ、教会を中心とした体制を作りだし、主要都市に対魔王の結界を張り、

彼らが本来であれば忌み嫌うはずの魔女たちとも手を組むことになった。


最後に教会がその魔王戦争の号令を発したのはおよそ二百年前の第十魔王ルーシェの時が最後とされている。


百年前の東の国のラカン・カーンの侵略の際に至っては教皇が号令を発する一歩手前まで行ったが、

一夜にして嵐がその船団を海の藻屑としてしまい号令を発するまでには至らなかった。

だが、ただの人である侵略者を魔王指定してしまったことは長く教会内に議論を巻き起こした。

時とともにその魔王の意味も変質しているということの表れである。


だが現在、緩やかな平和の中、人々の記憶の片隅に追いやられ、体制は時とともに緩やかに腐敗する中

突如として第五魔王ポルファノアが軍勢を率いて現れ、教会に降伏勧告を突きつけた。


聖歴572年、ゴラン平原をはさみ教会と魔王の軍勢が対峙する中、教会は今まさにその最終戦争の号令をかけようとしていた。


さて遅れましたが大詰めです。

ココル達はヴァロを救出することができるのか。

クファトスはどういった動きをみせるのか。

カランティの思惑は?


よろしければもう少しお付き合い願います。

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