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女王様、狂犬騎士団を用意しましたので死ぬ気で躾をお願いします  作者: 帰初心
本編番外編(本編に関連が深いお話)
64/66

※女王陛下の保健体育戦争・鳥人補足ネタ(狂犬騎士団Twitter小説より)

【卵食い】




 鳥人の大使との会食。


(普通に卵を食べていらっしゃる)


リーゼロッテの視線に気付いた大使。


「鳥人は基本卵生ではありません」

「すみません……基本?」

「たまに不倫して出来た子を卵で生み、人様のベッドに隠し「あーあーあーリーゼ様、卵のお代わりは?」」




****




「……では、やはりカニバルな気持ちに」

「なりません。陛下も四つ足の動物を食されるますよね。犬型の菓子も」

「確かに」

「卵そのものに執着はない。そもそも卵生で生まれた貴族の子は後から生まれた卵を巣の外に「あーあーあー、リーゼ様、お茶のお代わりは?」」




****




 帰りにゆで卵を土産にもらう鳥人大使。


「ネスト王国では殆ど食べれないので」

「やはり禁忌ではありませんか」

「陛下。私は郷に入っては郷に従っているだけです」

「ちなみに本国で食べると」

「フライドチキンの刑です」


 異文化外交のプロの胆力に感心する。




****




 ワン鳥という食用鳥から卵はとれる。

 巨大な養鶏場はボルゾイ一族も経営していた。


「ネスト王国にも沢山輸出しています」

「え、禁忌なのでは」

「世の中禁忌なほど食べたくなるものですから。人妻とか「あーあー…いいかげんにしろ!」」


 宰相はキレた。




****




 宰相は鳥人の卵食い自体が陛下の教育に悪いと考えた。


「みんな加工してしまえ」


 全てプリンに代わった。

 ボルゾイ一族は歓迎したが、ゆで卵派と卵焼き派は納得しない。

 喧嘩で決着をつける……ことは出来なかった。


 ネスト王国で卵食いが解禁になったのだ。




****




 解禁理由はケンネル技術の実子発見機の輸出。

 違いは分かるなら託卵、いや、悲劇は回避される。


「本当に助かりました」


 ゆで卵を貪る大使。

 変わらずよく食べる。


「……なぜ大使はそんなに卵がお好きなのですか」

「精力アップのためです。これから夜「あーあーあー!」」




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