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女王様、狂犬騎士団を用意しましたので死ぬ気で躾をお願いします  作者: 帰初心
第三章 リーゼロッテと愛しい愛犬たち
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第十話 なあリーゼ。俺たち頼りになるやろう?( by バド )

「それでは行って参りますよ!」

「行ってきまーす!」

「それでは行ってくるっす」


 日の暮れた町外れ。

 ドレスの上に防寒具を着た私は、港と行政府の間に設置された地下道、「リーゼロッテ様万歳道」(私の反対によりあくまで仮称)の前で電報部隊を見届けます。


 ちなみに「電報」とは、以前も申し上げましたが、

 『電撃のように早いグレイハウンド一族の中でも最高のスプリンターによる報告』

 のことです。


 今回は特別に、ヨーチ様を伝令犬として、子犬隊で一番腕の良いパグ様が最速のリーゼロッテ号を運転。

 さらに、第五部隊のピンシャー様が護衛として同乗することになりました。


 第七部隊の伝令犬たちは、昔から戦車を「ずるい」と忌み嫌っておりますし、第五部隊は第四部隊を「あの小型犬と一緒にしないでくれ」と嫌っております。


 ですが緊急事態です。

 三隊はより迅速に電報を届けるために、協力し合うこととなりました。


「では改めて。行って参りますよ、陛下」

「どうか気をつけてください。そして、私の声を、どうかケンネルの国民に」


 私の目の前には、責任者である第七部隊隊長。

 いつもはふざけているヨーチ様が真顔になり、目を細めておっしゃいます。


「貴女様のそのお姿を見たら、誰もが陛下の愛を感じ、素直な良い犬にならずにはいられないでしょう。私、ヨーチ・フォン・グレイハウンドは一族を代表し、最高の走りで貴女様の信頼に応えて見せます」


 一礼をとる彼。

 彼は私の手を優しく取って、そっと指先にキスをしてくださいました。


「出立だ!」


 残り二人も私に礼をすると、共にハッチの中に乗り込みます。


「頑張れよー! 第四部隊おれたちの毎日の失態を取り返してくれパグ!」

「取り返してもまたやっちゃうけどな!」

「第五部隊として恥じない働きをしてきてください、ピンシャー!」


 そうして皆を乗せたリーゼロッテ号は、元気よく地下道へ潜って行ったのです。






 このような事態となった原因は、新型の狂犬病の発生です。

 新しい型――――つまり、原因である「犬蟲の変異種」が現れたということ。


 報告によると既存の抗蟲血清に耐性のついた蟲であるため、新しい血清の作成に大変苦慮しているそうなのです。


 かつてルマニアを中心に大陸に猛威を振るい、多くの死者を出した狂犬病。

 父の命を奪った蟲による、病。


 今度こそ。

 大切な人たちがなくなる前に、やつらを殲滅せねばなりません。


 ―————ですが。

 私は決してルマニア大陸には戻ってはならないと、皆様に止められております。

 なぜか。犬蟲は、ビューデガー王族の魂を好むのです。


 ならばせめて。

 応援だけでも伝えたい。


 私は激励の電報を打つことに決めました。


 真っ先に『真に早い勇者グレイハウンドは私ですよ!』と手を挙げてくださったヨーチ様は、この大陸で手に入れた多くの検体や資料と共に出立しました。

 いつもの陽気な声で『陛下に良い報告を持ち帰って見せますよ!』と宣言して。




 旅立った電報部隊を見送る私たち。

 気が付けば、傾いた太陽が赤く私たちの顔を照らしておりました。


 赤く染まりかけた黄金の髪を短く刈られた宰相が、震える私の手を強く握っておっしゃいます。


「このような時こそ、ルマニアの民を信じて待ちましょう」


 ―———ケンネルの国民ではなく、ルマニアの民。

 この事態は決して我が国だけの問題ではないと、彼も重々承知しています。 


 薄茶色の髪を撫でつけたリンドブルム王が、私の肩を抱いておっしゃいます。


「ドラゴニアは竜の国。は虫類は犬蟲に侵されぬ。我らの医療隊が空を飛び、各国を支援させていただこう。ただ、いささか人口が少ないからな。場所によって手薄になるのは許してほしい。隣国にも助けを借りたいが――――冬だからな」


 クロコダイル王国とラミア女王国は、現在殆どの国民が冬眠中です。

 それでも、不眠症の医療関係者が、虱蟲の時から協力を続けてくださっているそうです。


 今再び世界が互いに協力し合い、恐ろしい伝染病の拡大を食い止めようとしているのです。




 現在王宮で、采配を取っているのはレオンベルガー大臣。

 宰相代理として統治をしていただいております。


 彼女を支えるのは重臣の三人。

 大臣のロットワイラー卿に、会計局長のボクサー卿に、法務局長のドーベルマン卿。

 私の出立の時にも、「連れて行ってください」と遠吠えをしましたが、振り切ってしまいました。頑張っておられるということですが……。


 王立研究所は、虱蟲の研究でできあがった協力関係を利用し、迅速に犬蟲の分析を進めているそうです。

 今までになく情報処理が速いのだとか。


 王立保育園は当然休園です。

 チャーリーは、友達がみんな来なくなって詰まらないと言います。




 そして、義兄。


 義兄は宰相の秘書官として、レオンベルガー大臣の下で研究所と王宮の間の行き来をしているそうです。

 あのエセくさい笑い顔が、遠い思い出のように頭に浮かんでまいります。

(今『勝手に殺すなや』と凄まれたような気が)




 私は今回、本当に待つことしか出来ません。

 不安が押しよせてきて、この身をどこに置けばよいのか分からないほどです。

 ―———ですが。


「皆様を信じます」


 そう、決めました。

 レオンハルト様も、ダリウス様も。同じく短く白い艶々の髪を短く刈られたマルス様も、私の決心を静かに受け入れてくださいました。






 私は行政府に設けられた女王専用の自室に戻りました。

 タペストリーで覆われた部屋。暖かな暖炉。そしてふかふかの淡い桃色の絨毯です。

 その上には、ダシバとエリザベスちゃんが伏せて休んでおりました。


 エリザベスちゃんは駄犬教徒への慰安でずっと忙しく疲れているようでした。今も目が覚めず、うつらうつらとしています。今日からはもう産休宣言です。


 一方の妻にぶら下がってばかりのダシバは、全く忙しくありませんでした。

 ですがエリザベスちゃんの前足から逃れられず、そのまま仰向けで寝ています。




 私はエリザベスちゃんの横に転がり、お腹に耳を当てます。


「……何も聞こえませんね」

「ジョゼさんは心音が聞こえるまでもう少し掛かるって言っていたよ」


マルス様が教えてくださいます。


聞こえるのは心臓の音だけ。

とくとくと、母犬の音だけが聞こえます。

とても安心する音です。


「……私の母は、どうしてそこまで思い切れたのでしょう」

「そりゃあ、子供を守りたかったからじゃないのかな」

「でも、共倒れになる可能性もあったではありませんか」


 マルス様は自分の短い髪を触りつつ、「さあねえ。僕の母上もとうに亡くなっているから、よく分からないや」と呟きます。


「ごめんなさい」

「いいよ。そんなの。でもリーゼ様の母上ならおかしくないんじゃないかな。そんな決断ができるような、すごい女性だったって話だし」




 母は、当時王の子を孕んだことで、一躍時の人となりました。

 王族が増える、生き甲斐が増えると、犬人たちは心から喜んだと聞いております。


 ……しかし王族を襲った悲劇はなくなったわけではありません。

 裏で事態は起きていたのです。




 ―————私が。

 犬蟲に侵された精にて誕生した胎児が、既に狂犬病に侵されていたのです。


 後少しで治療薬が完成するかもしれない。

 そのタイミングでした。




「ケンネルに来た当時、検査で私は狂犬病に罹患済みだったと分かったそうですね」

「うん。随分と第八部隊が混乱していたね。研究所の上層部は驚かなかったけど」

「本当にたくさんの注射を打たれて痛かったです」


 蟲の起こす病気には様々な治療薬があります。

 虱蟲は皮膚の奥に潜り込まないので、殺蟲の散布剤が有効でした。


 ただし。

 体内に潜り込むものには、直接「抗蟲血清」というものを注射せねばなりません。

 血清とは、体内を蟲に侵された者の血液の中で、自然と身体が抵抗力として作り上げる殺蟲成分をろ過したものです。




 それには一つ問題がありました。

 殺蟲成分の入った血清は毒性が強すぎて、感染者以外には命を奪って可能性があります。


 犬蟲の治療は抗蟲血清を大量に打つこと。

 当時は体力の低下した者や非感染者の中で、毒に耐え切れず命を落とす者が多くおりました。




 当然胎児を治療しようとしたら。

 非・感染者の母体に、大量の毒を打ち込むことになります。


 母体が死ぬと、もちろん胎児も死にます。 

 放っておいても胎児は発症し、魂を削りとられ、生まれる前に死ぬのです。




 ―————私は生まれる前から、死ぬことが決まっておりました。


 まるで犬蟲は、王族にまとわりつく悪霊のようです。

 王族の待望の子ですら、生まれる前に死ぬ運命だったのですから。




 ですが、その運命を母が突き崩しました。

 彼女は言い放ったのです。


『何、簡単じゃない。毎日血清を打っていればいつかこの子が治るってことじゃない。とにかく私が死ななきゃいいのよ』


 アベルお父様は仰天します。 

 子供は大切だ。だが、君だって僕にとって大切な人なのだと。

 そして、彼は―――――子供を諦めるとまで言い出しました。


 母に躾けられた周囲の重臣の犬人も、その頃には涙を飲んで、母体の保護を決めたそうです。

 また次があるから、と。

 

『ふん。なら仕方ないわね』


 そう言って彼女がとった行動は――――脱走です。


《あなたって好みじゃなかったの。素敵な出会いを改めて探すわ。じゃあね》

 そんな置手紙を【犬道】の出版社に投稿して。世間に勝手に逃げたわがままな妃候補を知らしめました。 

 そして実験中の抗蟲血清を大量に書か会えた彼女は、自慢の行動力で各所の部隊を機能不全に陥らせます。

 ダリウス様は「犬の恥なので」と言って、口を割ってくださりませんでした。しかし噂では干し土竜という謎の薬を使用したそうです。それは現在、ケンネルにおける禁止薬物一覧に載っています。




 そして協力者に選んだ船頭は―――――ラドン・ダ・ガマ様。

 あの時代。唯一犬人以外で大海を渡る技術を持った冒険者でした。


(まさか、ラドン様を母に協力をするとは)


 一座の頃に知り合いだったラドン様に、この時彼女が突きつけたもの。

 それは、ケンネルが機密保持していたたくさんの海図です。

 すっかり押し負けたラドン様は、海図を受け取り、新大陸航路への先駆けを作っていきます。


 そして母は、船に乗り―――――カインお父様に出会いました。

 



 《いつか君に会えると信じている》


 ―———モナなら、何とかしてくれるから。

 あの女性ひとなら、意地でも君を無事にこの世に誕生させるだろう。

 そう、信じている―――――。


 アベルお父様の手記を見直すと、その裏にある母への信頼が読み取れます。


(この調子なら、カインお父様も母の魂胆を知ったうえで協力を申し出たに違いありません)


 だってとても強烈で、鮮やかで。魅力的な女性だったのですから。

 惚れないはずが、ないのです。




 私はエリザベスちゃんの心音に揺られ、泥のような疲労に包まれて、意識を落としていきました。 

 後ろから抱きしめてくださるマルス様も温もりも感じつつ……。




◇◇◇◇




 私は気が付くと、暗闇の海岸に立っておりました。

 足の裏には濡れた砂の感触。

 寄せる波が足首まで覆い。私を包んでくださいます。


 遠く波音に交じり、幼い頃私を傷つけた心無い中傷の声が聞こえてきます。


 ですが、もうはっきりとは聞き取れません。

 それも当然です。全く気にする必要などないのですから。


「お母様。私はおかげでたくさんの出会いを重ね、こうして幸せに暮らしております」 


 声は帰ってきません。

 母はとうに亡くなったのです。聞こえるはずがありません。

 ですが海の水は温かく、私の膝まで上がってきます。


「お母様。私はもっともっと、幸せになります。愛する犬たちと、出会えた人たちと、ダシバとエリザベスちゃんと。そしてずっと、他人の私をかぞくにしてくれた義兄あにと――――」


 海水はやがて私の首元にまで迫ります。

 それはとても温かく、全てを包んでくださいます。


「だから、お母様。生んでくれてありがとうございます! 私もいつかお母様みたいな素敵な女性になりたい―――――!」


 遠くからそれは止めとけ、というお父様たちの声がしたような気がしましたが、きっと気のせいでしょう。


 全身が温かな海に飲み込まれ、私は目を閉じます。

 まるで母なる海と一体になるかのように―――――。



◇◇◇◇




「リーゼ様! 電報が帰ってきましたよ!」

「……え!? もうですか!?」


 レオンハルト様からの思わぬ報告に、私は微睡んでいたベッドから跳ね上がりました。


 いくらなんでも早すぎです!

 通常海路で一週間。地下道を通っても、片道三日かかる距離なのです。


 今日はまだ四日目。

 電報部隊は一体どんな手段を―――――!?


「外に出て、上をご覧になってください!」


 私はマルス様にコートを羽織らせてもらって、ベランダに飛び出ました。

 一面の銀世界。ダリウス様が「私の瞳の色のようだ」と例えた薄青い空を飛んでいるのは―――――リーゼロッテ号です! 


 奇妙な円錐形を脇に備え付けた私の愛機のハッチが開き、そこから人が何人も飛び出してきます!

 傘が開いて、私の元に落ちてくる者たち。

 先頭にいるのは―――――義兄です!


「リーゼ様あー! ルマニアの民たちは狂犬病を無事に収めて見せたでー!」

 

 共に着地してくるヨーチ様。

 彼は傘を仕舞うと、軽く礼を取りました。


「お義兄様! グレイハウンド卿! 一体これはどういうことです!」

「まあまあ、陛下。ここはまず褒めてくださいよ。靴下一週間分なんてどうです?」

 

 おどけて語るヨーチ様は、とても晴れがましそうにしています。

 着ぐるみになった義兄も「そうやなあ。ここはまず褒めてもらって、その次に美味しい朝食が欲しいわあ」とお追従をしたのです。 


 



 私の部屋で電報部隊を休ませることにいたしました。

 小さな犬足のテーブルに朝食を用意し、温かいお茶をレオンハルト様が入れてくださいます。

 もちろん自慢の白いアップリケ付き割烹着です。


 パグ隊員は、仕事は終わったとばかりにひたすらワンパンを齧り続けています。




「エリザベスちゃんの血ですか?」

 

 私は足元に寝そべる巨大犬を見下ろします。


「はい。犬蟲は哺乳類を主に狙う蟲ですが、特に犬人―――――とりわけ王族を狙います。その理由は定かではありません。ですが、シュナウザー博士の推測によると、古代の狼人との魂の契約が関連していると仮定しています」


 蟲は魂を狙う。

 特に犬蟲は狼人の魂に惹かれ、その魂と強く結びつき合った王族に執着する。


 狼の魂に近いものといえば、狼犬ですが―――――。


狼犬ウルフハイブリットは狼人の血を多く引き継いでおりますが、実際は犬人としてのアイデンティティが高すぎる。魂が殆ど犬として変質しております。ですが、本物の狼ならば―――――」

「まさか」

「はい。そこの巨犬・エリザベスの父親の血統図をグッドマン氏と共に旧大陸にて捜索いたしました。すると発見したのです。旧大陸で『すごい犬』と称されてきた犬、つまり」


 狼。


 エリザベスちゃんはマスティフと、狼とのハイブリッドだったのです!


「血統図には『カニスルプス』と記載されておりました。それは過去に旧大陸で最後に発見され、捕獲された一頭だったそうです。そのカニスルプスはとうに亡くなっておりましたが……」

「とにかく、血統図と血液を研究所に持って行ったら大騒ぎや」


 義兄がその時の混乱を説明してくださいます。 

 新型の犬蟲は、血液を加工し、似たような構造で作られた培養液でも十分に反応しました。

 これを使って新しい薬が作成されるそうです。

 

 ああ、これで。

 これでみんな助かるのですね!


「良かった……」

「コタツ王国のテツ王子も罹患していたそうですから、王が大いに喜んでいます。いつでも婿に出してやると」

 

 いえ、それは結構ですと断ろうとすると、レオンハルト様が訊ねます。


「それにしても早かったな。一体どうやって一日でここに到着したんだ」

「陛下の写真を見せたら、ケンネルの国民が奮い立ちましてね。意地でも女王陛下に素晴らしい情報をお届けすべく、立ち上がったのですよ」




 ―————一刻も早く陛下を安心させるのだ! 我々は狂犬病に見事に勝ってみせる! 過去の苦しみすら克服してみせる! 陛下に勝利を届けるのだ!


 —————そうだ、バド・ラック・ハイデガーだ! そばに置くと一番女王陛下の香りが変わるあいつを使者に使おう! きっと喜ぶぞ!


 —————片道三日? そんなのリーゼロッテ号にミサイルエンジンを取り付ければいいじゃないか! ケンネルの技術でできないはずがない!




「ということで、点火してドン」

「なんて危ないことをされるのです!」

 

 おどける義兄に私は怒ります。

 ですがマルス様が「まあいいじゃない」と取り成します。


「おかげで陛下の香りが良くなったよ。本当にもう。自覚がないのが腹立つなあ」


 義兄は「そうか?」と首を傾げておりますが、私も傾げます。

 なぜ香りが良くなるのか。


 それにしても、と私は訊ねました。


「一体国民はなぜ、奮い立ったのですか?」

「リーゼ様自覚がないの? その頭!」


 私はマルス様に指摘され、自分の髪を触りました。

 耳の中央で、綺麗切りそろえられた銀髪。




 私は、短髪になっておりました。


 泣きながら私の髪を切った、グレース様の美しい顔が思い浮かびます。





「女王陛下が民のために蟲と戦ってこんな姿になっているのに、自分たちが戦わなくてどうするんや! ってな。頑張ってるんやで。ほんま」


 義兄は怪しい黒縁メガネに手をやってにやりと笑います。 

 その目は優しく、言外に「一人で頑張るなよ」と私に伝えてきました。




「なあリーゼ。俺たち、頼りになるやろう?」




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