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世界中にこの歌を。  作者: 月浦 風
はじまり
1/9

プロローグ

作者は、音楽関係の知識に乏しく、間違った表現をする場合があるかもしれません。ご了承ください。



終わった……



歌い終わった瞬間は、毎回とても清々しい気分になることができる。


この場の空気は、自分たちの作った音楽で溢れている。


満員の観客はじっとこちらを見て、みんな笑顔で拍手を送っている。



ああ、なんて気持ちがいいんだろう。


「ありがとうございましたっ!!」


良く通るその声で、凛は観客に向かってお辞儀した。


横では、いつもと変わらずムスッとしている祐斗が居て。


振り向くと、ニカッと笑ってこちらを見ている涼が居る。


祐斗はああ見えても、内心は喜んでいるのが分かる。


凛は笑顔でステージを後にした。



ステージの袖でも、アンコールは終わったというのに、鳴りやまない拍手がまだ聞こえてくる。


その時凛はふと、この三人と知り合った4年前の事を思い出していた。


全ては、毎日見えない未来について悩んでばかりいた、「中三」から始まったという事を。



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