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飢えないだけじゃ生きられない(日・水・更新中)  作者: なるねこ


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45/89

45.甘いチョコ味

元の家に帰り、早速ふたりでご近所さんへ引越しのご挨拶をしながら、今晩また家の前でバーベキューをやろうかと思っていることを伝えていると、1軒目の家の庭先にご近所さんたちがまたわらわらと集まりだした。


オクティもチョーコもあまりしょっちゅう近所の人を訪ねたりはしないので居るだけで目立つらしく、何があったのかとあれこれ聞かれ。

宰相さんの後ろ盾も出来たし、オクティの魔塔での研究も進んで、転送盤や翻訳機が完成したため、実験体から幹部へ昇格出来そうだと言ったらご近所さん達は皆やたらと喜んでくれた。


「寂しくなるけどめでたいね!昇進して新居も貰って、結婚宣言はいつ?」

「結婚……は、するつもりですけど、まだいつとか具体的には決まってなくて」

「おや?そうなのかい?何かまだ引っかかることでもあるのかね」


オクティがそっとチョーコの肩を抱き寄せてから顔を上げる。

「まだ母に話していないので……色々あって遠征隊に参加しているので、戻った時にタイミングが合えば話そうかと」

「なるほどねぇ、前回大変だったから、今回は短めで帰ってくるらしいよ?聞いた話じゃ明日の午後だったかな」

「いい話し合いが出来るといいな!」

「ありがとうございます」


「よし、じゃあ今日は前祝いだね。最近蓋付きの煮込み鍋を買ってねえ、茹で豚にハマってるんだ。夕飯の時に持ってくるよ」

「おっ!じゃあこっちは燻製のツチノコにするぜ」

「葛湯の粉を沢山買ったばかりだから持っていこうかね」


「わ、私たちも用意するので、持ち寄りは少しずつでいいですからね?ありがとうございます!」

「皆にも声掛けておくから人は増えるし、余れば皆で分けて持ち帰るだけさ」

「楽しみだなー!」


近所を回るつもりだったけど、1軒目で全て話がついてしまった。

人が集まりそうなので、ちょっと多めに食材手に入れた方がいいかな?


***


オクティと一緒に商人組合に向かったら、受付の職員がこちらの顔を見るなり奥へダッシュ。

しばらくパタパタと駆け回る音がした後に以前も呼ばれた応接室っぽい部屋に呼び出され、赤い引っ詰め髪の商会組合長に出迎えられた。


なんというか凄く忙しいのかもしれない、目の下にクマが出ているが、目だけはギラギラしていて顔は笑顔……

「おー!いいところに来てくれた!いやーもう景気が良すぎてほんとお前さんには感謝しきりだよ。新しい食材や素材がわんさか来ていて、いろいろ見てもらいたいんだがいいか?!」


緑茶と、わらびもちの中に一つずつ黒蜜を包み込んだ新作お菓子を出した後、大きな木箱の乗ったカートを引っ張ってこられた。


「それは良いですけど……凄いやつれてませんか?お疲れならこれ、食べてみます?」

焼きにんにくの残りがまだあったので一粒差し出してみる。


「独特だがめちゃくちゃ美味そうな匂いだな?疲れに効くってことなら遠慮なく頂くぜ……っん?!うっめえ!!なんだこれ」

「山のダンジョンで取れるにんにくっていう作物です。焼いて食べると肉体疲労に効くんですけど、効きすぎるので食べすぎ注意ですからね?」

「本当に、おっそろしいほど疲れが吹っ飛ぶな。これまた庶民には使用制限がかかりそうだ。食べ過ぎ注意か……常備してぇけど。使いすぎには気を付けとくわ」

「そうしてください、っていうか……いくらこれ食べて元気になったからってちゃんと寝ないとダメだと思いますよ?」

「おう、まぁ嬢ちゃんの対応は俺が居ないとだめだが、これが終われば他の奴らに割り振って一旦休まして貰うから大丈夫だ」


宰相さんにも見せたものだし、納品は消費会組合へまとめてと言われたので、木箱を沢山用意して貰って、にんにく、たまねぎ、にら、アスパラの白と緑は一箱くらいだけ手元に残して全部納品してしまう。


それから氷についても説明して、桶を出して幾つか触らせたら再びテンションが上がりまくり。これに関しては魔法の技術なのでオクティが担当者に説明するといったら、すぐに人が呼ばれてオクティが連れて行かれた。


その間に出されたものをざっと見てみると。

箱の中から取り出されるものは天人が持ち込んだらしい、使い方の分からない作物たち、牛乳の入った小さめの金属瓶、見覚えのあるハーピーの卵、それよりさらにふた周りくらい大きく長細い形の茶色い卵……こっちはもしかしてワイパーンの卵かな?

それと様々な鉱石らしい、色んな色と形の割れた岩や結晶のたぐい。


そして、名指しで私宛にと魚人さんが天人さんにすら預けずに手持ちで大事に抱えてきたという大きなウニの殻の中に何かが詰まったもの。


名指しだと言われて気になったので、それから見てみると……しっかり茶色く熟した小麦が詰まっていた。


「小麦!!出来たんだ!」

「嬢ちゃんがそこまで喜ぶってことはよっぽどのもんだな?」

「はい、えぇと正直これだけじゃ全然少ないので、どこか広いところに畑を作って育てて増やしたいんですけど……」


組合長がメモを出してきたので、育て方、収穫の仕方、籾殻の外し方といった基本の情報を脳内検索で読み上げていく。

あとは出来た粒を風の魔力で粉にしてから、うどんなどの麺類の作り方、すいとん、餃子の皮、あとナンやピザの生地やパンを作るには膨らますための素材が足りないけど、牛乳や卵と併せてお菓子を作るとか脳内情報と元の世界のレシピを合わせてあれこれと説明。

とりあえず有用性がむちゃくちゃ高いということは理解して貰えたようで、まずは広い農地を確保する算段をしてくれるらしい。


卵と小麦と牛乳はセットで使うことが多いようだと思ったらしく、2種類の卵の事も聞かれたので、ハーピーの卵の方は使えると即答、ワイバーンの卵の方は見たことが無かったので改めて調べてみると。

こちらは黄身と白身が最初から混ざっている状態というのか、全体的に薄黄色く、そして出汁のような塩気も含まれているらしい。


生みたて当日の新鮮なものだから生でも大丈夫だと脳内知識で確認したので、スプーンでちょっとだけ味見させて貰ったら、味は完全に茶碗蒸しでびっくりした。


火を通した薄切りのお肉やサカナとか、焼いたりしてそのまま食べられる状態にした野菜とかを加えて蒸し器で蒸せばそのまま立派な茶わん蒸しになると説明。これはもう味が付いているので小麦粉とかと混ぜるのではなく単品で蒸すか茹でるのが一番だと思う。


ハーピーとワイバーンの卵を調理する道具も持ってきて貰ってプリン、卵焼きのしょっぱいのと甘いの、ワイバーンの茶わん蒸しを作ってあげたらめちゃくちゃ喜ばれたけれど、ただこの卵は本当に日持ちがしないので、流通は難しそうだという。確かに、高山から平地へ持ってきてしまうとすぐに卵が駄目になってしまうから……


うーん。ニワトリ……飼いたいなぁ。


牛乳については一通りあれこれ試した通り、軽く火の魔力を通すか抽出して保存しやすくすることと、生クリーム、ホイップクリーム、バター、チーズの作り方の説明。

生クリームは煮詰めて濃くして顔に塗る美容クリームにも使えるし、貴族のお風呂に少しだけ入れてもいいと説明。


次に野菜類は天人たちがわざわざ『チョーコが苦い作物を探していると聞いたから』と言って集めてくれたものらしい。


まず分かりやすくまんまゴーヤとカラフルなピーマンというかパプリカがあった。

パプリカも苦い判定?と不思議に思ったら、火を通せば柔らかく甘くなるけど、そのままだと皮が固く味も苦い品種らしい。こちらは表面を火で満遍なく焙ればサラダに良し料理に良し、見た目にも綺麗だから汎用性は高いと思う。

ゴーヤの方は焼いても苦いけど、豚肉や油との相性が良くて、独特な苦味が好きな人には好きという説明をする。


あとの3つは完全に見たことがない形のものばかり。コーヒー豆の入った赤い実でもラグビーボールみたいなカカオの実でもない。

1つめは巨大な銀杏?シワのないクルミ?とにかく二つの殻を接着したように一本ぐるっと継ぎ目のような線がある、クルミくらいのつるっとした硬い実。

触って目を閉じてみると『千年草』という名前で、皮膚などの体組織を回復する、要は傷薬らしい。殻を割ると白いクリーム状のものが詰まっており、切り傷刺し傷肌荒れ火傷などに塗れば大抵のものは一発で治り。食べても害はないし口内炎や下痢なんかも治るけどクリームは激烈に苦いそうだ。殻の状態ならかなり日持ちがするらしいので、輸送に便利だし常備薬としてもかなり使えそうな気がする。


内服薬にするならゼラチンでオブラートを作ればいけるかな?


肌荒れにも効くところは貴族とかがこぞって手に入れたがりそうだけど。

大量に確保できるなら、肉がえぐれるような重症や欠損もジワジワ治っていくくらい強力なものらしいので、冒険者の回復魔法代わりに確保する方が優先だと思う。

お肌の手入れくらいは煮詰めた生クリームとかを使って貰いたいところ。


2つめは粒が細かい葡萄のような実の付き方をしている真っ黒い皮の果実だったのだけど、これも『ニガブドウ』とだけ呼ばれていて、食べ物ではなかった。皮は黒いけど中の実は白くて透明な果汁がたっぷり詰まっており。この果汁は例えばオレンジの汁で煮て染めた布などに付けてからすすぐと、自然素材の着色したものの色止めをすることが出来るらしい。

応用して、煮詰めたオレンジの汁とニガブドウの汁と膠を混ぜればなんちゃってオレンジインクも作れるそう。オレンジの汁だとかなり濃くしないと塗れるほどの色にはならないのと、洗い落とさないと乾いた時に苦い成分が浮くので、触った手などが苦くなってしまうのに注意。


「色の付いたインクだって!そいつは夢があるな。色の濃い素材が見つかれば、それを使って新しい色が作れるってことだろ?香りや色は本当に今後が楽しみだ」


3つめは……茶色く変色した、ナス?正直見た目は腐っているみたいに見える。けど、触ってみると実はぴんとしていて中身が詰まっている感じがするし、新鮮そのものなのは間違いない。調べてみると『ココアパウダー』と出た。


「ココアパウダーあったー?!え、これが?!」

「ん?何か驚くようなものなのかい?」

「私が探してた苦い作物は多分これのはずなんです」

調べた通り、切ってみると薄い皮の中に固まりかけた木の粉と同じような感触の柔らかめのラムネみたいなチョコレート色の塊がみっちみちに詰まっており、軽く砕くと粉として簡単に使える状態。


ちょっとコップを貰い、少量の牛乳と練ってから牛乳と砂糖を足して軽く温めてみるとちゃんとココアに。そのままお菓子に振りかけることも出来そうだし、牛乳を入れずにチョコレートソースも作れたし、ゼラチンを使えばババロアや、プリンなんかも作れると思う。


「んんっそうこれ!凄い風味があって美味しい!」

「粉のままだと確かに苦いが、砂糖や牛乳を足すと素晴らしい味だな?!嬢ちゃんが探してたってだけある。なるほど、確かにこいつはすげぇ」

「早速1個は買いたいです!」

「おうよ、1個と言わず2個でも3個でも持って行きな」

と3つ置かれたので遠慮なく回収させて貰う。


さて、そしてゴロゴロ並んでいる鉱石類。

「そいつはな、ほら、転送盤が海へ繋がっただろ?そこから岩場の採掘も出来るってんで、先に採れそうな鉱石を嬢ちゃんに見せておいたら何か面白い使い方が見つかるんじゃねーかなと思って、一応並べておいたんだ」


「あ、そっか。あの岩場の採掘も始まるんですね」

一応並べたというだけあって、それほど珍しい鉱石ではないらしい。どれも説明は『一般的によく採掘される』から始まる金属や色石ばかり。


説明を読み上げて商会長がメモを手に聞いている作業の途中でオクティが氷の作り方の伝授が終わったと部屋に戻ってきて、さっき作ったココアをあげたら、それを飲みながら並んでいるものや商会長のメモ書きを見たり、隣で興味深そうにチョーコの作業を邪魔しないくらいに覗き込む。


「――え、なにこれ。膨らし粉?炭酸の元?」

最後の方に手に取った、白い水晶みたいな柱型の結晶の塊を手にしたとき、やはり一般的に出るもので『風の石』という名前の後に、水に溶かすと炭酸水になるとか、粉にして生地に混ぜて焼くとふっくら膨らむとか、およそ鉱石とは思えない説明が読めて手が止まった。


「そいつぁ風の石って名前で、見た目は水晶っぽいが、脆くてな。建材にも使えないし、見た目も特に透明度が高いわけでも色が綺麗なわけでもない。そのくせ採掘量だけは岩と同じくらい大量に出てくるもんで、採掘場ではハズレ水晶って呼ばれてる鉱石なんだが……なんだ?それももしかして色々使えたりするのか?」

「えっと、この鉱石は水に溶けて水の中に風を発生させるらしいんです、炭酸っていうのはえーと、やって見せますね」


コップに甘めの砂糖水を作って、砕いた風の石の粉を加えて混ぜると、本当に簡単にサイダーっぽいものが出来る。粉の量でかなりの強炭酸にもできるみたい。ついでに氷を加えて3つに分けて皆で味見。

「うおぉ!何だこの刺激?!初めての味だ、口の中が痛いくらいだが、こいつは爽やかでうまい」

「うん。凄い面白い飲み物だな……これは確かに氷を入れてしっかり冷やした方が美味い」


「甘い飲み物に合いますけど、甘くないお酒とかも合ったりするし、ただの水で作っても運動の後とか暑いときにはさっぱりしていいですよ。それから、風の石の粉をさっきの小麦の粉を焼く時生地に混ぜ込んでおくと、膨らんで柔らかい生地になるので、仕上がりの食感がふかふかになります」


「やっぱり既存の素材も一旦嬢ちゃんに見せてみるってのは正解だった!助かったよ。んで、えーっとお前たちが来たって報告があったんでいきなりこっちへ呼びつけちまったが、何か組合に用があって来たんだったりしたか?ニンニクとかの納品と素材の確認だけか?」

「あっ。実は宰相さんからの勧めで平民街から魔塔の傍にお引越しすることになったんです。今日の夕飯は人を呼んで外でバーベキューしようと思って。どのくらい人が来るか分からないので、ちょっと多めに食材とかを用意したくて買いに来たんですけど」


「平民街の家の前の道じゃ狭いだろ。夕方の一時的なイベントだったら、商会前の広場をバーベキュー会場として使ったりも出来るぞ?」

「え、いや。今回はそんなに大々的にやるようなものじゃないですよ。ただのお引越しのご近所さんへの挨拶なので」

「そうか?――んじゃ、2人の結婚宣言の時は準備を手伝わせてくれよな」

「ん゛えっ?!」


「何驚いてるんだ?……え、流石に2人で新居に引っ越しするってのに、結婚はまだ全くする気がないとか言うつもりじゃないだろうな」

同年代の娘を持つ父親的にそれはないと思うらしく。お父さんは心配ですと顏に書いてある。

すぐにオクティが苦笑して、手を振る。

「チョーコは単純に商会前の大広場で大々的に祝われることに驚いただけで。結婚宣言の日が決まらないのは俺の親との挨拶がまだなんだ」


「あぁ、びっくりしたぜ。あー……親ってぇと魔塔の。一応軽くジュラールの奴から顛末だけは聞いてるが。色々大変だったみたいだな?」

「原因はほとんど皇族の命令のせいだと思うし、今は母の所属が変わって俺の実験成果に関わらなくなったから、落ち着いてくれてると思いたい」

「うん。そうだな……まぁ関係ねぇ俺が何を言っても他人事にしか聞こえないと思うが。親ってのはどれだけ厳しいことを言ってようが、根本的に子供のことを大事に思っちまうもんだ。すれ違いがしっかり改善できるといいな。許可が取れたら結婚宣言の宴は俺のとこで全面的に準備手伝ってやるからよ!」


「流石にあまり大々的にやると、チョーコは嫌じゃないか?それとも、何か希望あったりする?」

「え、と、あの……」

結婚式の夢と言ったら、誓いのキスが真っ先に思い浮かんだけれど。口に出せない。

「あぁ、人前で説明するのが恥ずかしいんだね?」

と言いながら頭を撫でるオクティが目を合わせてきて『誓いのキス?』と口を動かさずに聞いてくる。

小さく頷く私と、ニコニコしているオクティが見つめ合っているのを見て、組合長はにやにやしながらちょっと俺席外すわーと奥へ引っ込んでいった。


組合長に直接聞かれるのはちょっと恥ずかしいので、ひそひそとオクティにだけ結婚式のお約束的なものが色々あるという話を伝えたが。

残念ながらブーケはそもそも平地には花が咲いていないし、ケーキもまだすぐには作れないので、全身を完全に隠すウェディングドレスとベールを着て、誓いの言葉の後にベールを外してキスをするというセレモニーだけやりたいというと。


「式で誓ってから初めて直接触れるって、なんかいいね?何なら俺もローブ着ておいて、その時になってからフード外そうかな」

「向こうだと女性が男性に染まるって意味だったけど、そこにこだわる必要はないよね……オクティがやりたいなら、やりたいようにして良いと思うの」


「俺たちの場合は別にどっちがどっちにってわけじゃないだろ?折角だしお互い同じようにやりたいな。あー……あと、衣装関連のことは、ミラルダさんにも話を通していいか?実は準備に参加したいから必ず声を掛けるようにって言われててさ」

「そっか。他の人たちにも親族だってお披露目してるわけだし、ミラルダさんに何も知らせないのは失礼だよね。うん……なんかすごいことになりそうで怖いけど、衣装のことはお願いしちゃう?」

「一生に一度のことだし、多少派手になっても構わないだろ。――チョーコの故郷の風習で、全身顔までベールで隠す色のない服装が正式だったって伝えれば、ギラギラしたものにはならないだろう」

「……楽しみ」

「俺も」


抱きしめられて暫くして、ノックの音が奥から聞こえたので慌てて離れた。

話し声は聞こえなかったが静かになったから、そろそろまとまったか?と組合長が覗いてきて、衣装はミラルダさんに任せることと、集まる人に出す料理を調理する道具と食材の用意を組合長にお願いしたいと伝えて話し合いを終え。


改めて今日のバーベキュー用の食材を見繕って貰うことになった。

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