ep.61-3 1億ギルでできる遊び
メルティちゃんたちや、孤児たちや、障がい者もコンテストに参加してもらって、楽しみにしてる~。
「わたしも参加しちゃってもいいんですか?」「わーーい。僕も料理コンテストの審査員になるぞ」「たのしみー」「ぼ、ぼ、ぼくも、楽しみです。こ、こ、こ、これは、すごく美味しい料理が食べられても、も、も、もりあげるぞ」
集まった料理人にキッチンを借りて、食材を好きに使って、料理を作ってもらったゾ~。
ぐつぐつ
ぐつぐつ 出来上がり~♪
ドラゴンの焼肉☆彡 ボオオオオオオオオオオッ
オークのステーキ☆彡 ぷぎぃいいいいいいいいい。
幻想野菜のフルコース☆彡 やさい~☆彡 やさい~☆彡
鳳凰の香草焼き☆彡 キュオオオオオオ・・・
ゴブリンやきにく☆彡 ごぶごぶ
その他、その他、ファンタジーの料理がたっくさんだ~♪
10つの料理が次々に出て来て、僕と、孤児と、障がい者たちはそれに舌鼓を打ったよ。
「おいしー」「すごくおいしいね」「お、お、お、おいしいです」「ほんとにおいしー」「ゴブリンの焼肉以外」「ゴブリンの焼肉ぅー」「ドラゴンすっごい美味しー♪」
むぐむぐ。
パクパク
うーーん。メルシィー。
僕は孤児たちと、障がい者たちと話して、真のグルメ王の料理人の決定を下したッッ☆彡
「はいはい!!!! 勝者は、幻想野菜のフルコース。下味に使われてる、異世界の味がすごい!!!! これが一番うまかったよぉーーーー!!!」
ドラゴン焼肉も捨てがたかったけど、やっぱ異世界の味って感じで、幻想野菜のフルコースがよかった~。
勝利者の心の不屈の野菜料理人シンが言った。
「ふふふ。当然ですね!!! 勝つのは幻想野菜です」
あー。楽しかったぁー★
孤児や、障がい者たちとも遊べたし。
やっぱり、グルメパーティは面白いよね。こういう催しものっていっぱいあればいいな。
あっ、冒険者の掲示板だ。観てみよう。
冒険者は一歩先は死ぬしかねえから、
派手に金を使いたいとおもっちまう。
だけど、俺は金を貯めて、
地味に遊びながら、老後まで行きたい。
誰か、安くて美味しい店知らないか?
一緒に貧乏メシ食ってくれるヤツ、募集。
中級冒険者 剣使いのダイオ
なるほど。冒険者いろいろいるな~。
普通ファンタジーの世界だと、冒険者ってあんまり物事を考えずに生きてる感じだけど、
ほんとに、リアルなファンタジーの世界だと、
色々な価値感を持って生きてたりするんだよね~。
例えば、引きこもり冒険者がけっこういるって、この世界で僕初めて知ったんだよね~。
魔道テレビを観て、冒険だけして、そこで、タバコを吸ったり、酒を飲んだりしてるだけの冒険者とか。
結構、色々な人が生きてて、いろいろ楽しく生きようと色々動いてたりするんだなぁとか。
僕の冒険者ギルドのズボン屋にもいろいろな冒険者がいて、
けっこう価値観がいろいろあって面白いなんだよね。
ダイオさん、がんばって欲しいな。中級冒険者でお金貯めて、貧乏メシを食いながら、
老後まで平和に安定して生きる冒険者かあ。
なんか、生々しい生活的な冒険者って感じで、けっこう僕は応援したくなっちゃうゾ。
ダイオさん、がんばれ!
おっ、坊さんの立てカンバンがある。観てみよう~。
パラレルワールドには罠の世界というものがある。
人を罠に嵌めて自由に操って支配する独裁体制である。
その際に、罠を作るのに、明晰な頭脳を持った人間が利用される。
罠を作るのに利用される人間に、我々は信仰として告知したい。
罠を作る際に、罠を使う人間が破滅するように罠を作るように誘導すると、
罠が破壊され、あなたの頭脳を利用することを、独裁者が止めることになる。
罠が稼働するたびに独裁者が攻撃される状態を罠を作る際に作り上げる頭脳を持って欲しい。
例えば、FXを使って金を自動で奪い取るシステムを作らされたとしたら、
その際に、金の上下を大きい動きにすることによって、
独裁者自体よりも、他の勢力が金を持つことになり、独裁者を倒す仕掛けを作ることができる。
このように、罠を利用する形で、独裁者周辺にダメージを強烈に与える罠を作ると、
その罠の利用は止められ、あなたの頭脳を罠に使われることがなくなる。
信仰に力を。
アーメンズ・インシュアラー・魔訶
なるほどね~。
パラレルワールドには、人を罠に嵌めて支配する体制とかあったりするんだ~。
その体制を作るのに、
頭脳のある人間が無理矢理に頭脳を使われて罠を作らされるような状態ってあったりするんだね~。
でも、罠を作らされるときに、
罠自体の影響力を利用して、独裁者を攻撃するように罠を誘導していくと、
罠を作るのに利用されることを止めると同時に、
罠を作っている独裁者を倒すことができるようになるって話だね~。
でも、悪いヤツを嵌めるための罠を壊すのは難しい話かも知れない~。
罠自体に、自分たちが守られている状態で、
自分たちを守る罠は、壊さないようにするのが、けっこう大事かも知れないね~。
お?
「送達でーーーーす!」
王様から手紙が届いた。
なんだろ?
「前略 伊佐木へ。こらこら。お前だけグルメを楽しむとはどういうことじゃ。ちと、呼び出すから、すぐにわしのとこに来い。わしは怒っておる」
えええええええ。王様に呼び出されちゃったよ。なんか怒ってるし。だ、だ、だ、大丈夫かなあ?
なんか、僕、王様に殺されたりしないかな? まさか、打ち首とか? ありえないよね?




