ep.51 障がい者の工場で働く
ぬぅーーーーん。怒りの精霊が、僕をおそうぅーーーーー♪
わはは~♪ わはは~♪
がんばるゾーーーーーーーーーー♪
障がい者の工場~~~~♪ 障がい者の工場~~~~♪
ふぁくとりーオブ・ザ・ディセーボぉおおおーーー!!!
Factory for the Disabledッ Factory for the Disabledッ!!!
いえい!
あっ、坊さんの立てカンバンだ。観てみよう~。
蟻型モンスターのキラーアントは、女王が蟻蜜を持っていて、舐めると、非常においしく、砂糖よりもいい味となる。
ただ、女王の蟻蜜は、中級ダンジョンでそれなりの難敵となるキラーアントの群れを倒す必要があり、
なかなか、商売にすることができない。商売にすれば、冒険者の仕事が増えるので、信仰として、キラーアントの
群れの集団の倒し方を募集したい。信仰に力を。
アーメン・インシュアラー・南無
へええええ。
アリ蜜って、けっこう美味しいんだ。
、蜜っていうと、ミツバチの蜜だと思うだけど、アリの作る蜜もけっこう美味しかったりするんだね。
ただ、キラーアントって数が多くて、倒すの大変そうだけど。
たぶん、中級冒険者だよね? 中級冒険者ってやっぱり強そうだとか思ったりして。
けっこうタフに冒険してるんだなあ。
坊さん、がんばってるな~。
おっ、もう一個立てカンバンだ。観てみよう~。
音に意志を乗せるのだ。
善意を持った人は少ない。ただ、音の人が善ならば、人は音によって善となる。
ゆえに、音に善を乗せて、人を救う意志を乗せるのだ。
アーメンズ・インシュアラー・シゲル
なるほどね~。
音楽って、善良じゃない人でも聴いたときに、
いい音なら善良を好きになったりするってことかなぁ~。
でも、逆も言えそうで、
悪いヤツを増やす音とかも、ありそうだな~。
そういう悪ふざけを人がしないといいね~。
シゲル、いいこと言ってるな~。
音楽って、人間の最後の武器だとか思ったりするんだよね?
人って、なにも動かせない状態になったとき、
音楽だけで、人を動かして色々出来たりってけっこうするんだよね~。
ただ、人類って悪ふざけのために音楽は使うけど、
なかなか、本当に、自分たちの居場所を作るために、音楽を使ったりしないんだよな~。
音って、すごい力があるんだってこと、人類にはなかなかわからなかったり。
ほんとうに大切な使い方をすると、音楽だけで世界を変えちゃったりできると僕は思うんだけど。
おっ、今は障がい者のことだ~。
さて、障がい者の工場が出来たッッ☆彡
具体的には、広い工場のスペースを、やわらかいじゅうたん、そこにTシャツの塗れたTシャツをバシバシ置くだけの工場だッッ☆彡
100人の障がい者がそこで寝起きして、ゆったりとした時間で動き出して、遊ぶように、濡れたTシャツにペタペタ色染め紙を張って行くッッ☆彡
いえーーい。僕は日本で理想だった、障がい者の働く場所を、ついに異世界に作ったのだーーーー!!!
「ノルマとかないからね。君たちは15万で雇われた僕の従業員たちだ。ゆっくりでいいから、楽しみながら、自由に色染め紙を使って、Tシャツに君たちのセンスで、色紙を塗って行ってください」
「「「「「はーーーい!!!」」」」」
障がい者全員だとたいへんだから、3人だけ孤児から、障がい者たちの世話に雇うことにしたよ。
うーーん。気配りだいじ。だいじ。
女の子が一人。テラ。男の子が二人、マズと、ロッソ。それぞれ14歳だッッ☆彡




