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ep.50-2 王様に障がい者の仕事の売り出しだ!

 王様は僕の言葉を聞いて言った。


「なるほど。お前はなかなかいいヤツじゃのう! わかった。わしの名前で、このひっつき色染めTシャツを売り出してやろう。まかせるがいい」





 僕は王様にお奉行さまに対する江戸の農民のように平伏したッッ☆彡


「は、はーーーーっ」


 ぺこり





 やったね! これで、見事に引っ付き色染めTシャツが売り出せるようになったぞ。





 王様が言った。


「ところで、障がい者たちの仕事場はどうやって作る」


「それは僕が棲む場所兼工場を買います。僕の自腹で、工場をこのローデルムで作ってみせますので、そこから、王様、この色染めTシャツを売ることをよろしくお願いします」





 そこから、僕は不動産屋に行って、障がい者の住居兼工場を一括で買ったッッ☆彡


 いつもの不動産屋がにこやかな顔で僕に物件を教えてくれた。





「つぶれた廃工場が、ローデルムの北部にありますので。そこなら、今、1億ギルで購入できます」


「買った!!!!」





 それから、工場に障がい者たち100人を集めて、僕はひっつき色染めTシャツ工場の工場長になったんだ。


 おお! 僕は商売人どころか、異世界の工場長になってしまったぞ! わはは。まあ、いい。のんびーり、色々やって行こうぜ。




 あっ、坊さんの立てカンバンだ。読んでみよう~。



人間の過負荷を上げる研究を永遠と信仰として続けたい。

我々は、どうあれ、力の労働を人類として続けなければならない。

タフネスは永遠に鍛えられなければならない。そのタフネスを、永遠に簡易に鍛える方法を我々は永遠に研究したい。

信仰としてタフネスを上げる研究はされるべきだ。信仰とは、常に人に良い作用を起こすもので、

その研究結果を書籍として、永遠に私たちは信仰として残したい。神を信じよ。

たいせつなのは身体が弱い脆弱な人をムリなく鍛えて、その中で生きる力を増やしたい。


アーメン・インシュアラー・タフネス



 なるほど。人間ってどうあれ、身体がタフじゃないと、生きられる場所も少なくなるからなぁ。


 少林寺とかの必要があるのは、寺で武闘を教えることで、


 強いどんな環境でも働けて生きて行ける人を作るためだよな~。武闘寺だいじ。



 僕、思ったんだよね~。


 結局、人間って、けっこう、能力を上げた世界になると、役立たずの人間が多量に出来て、


 その中で、器用な人間や、タフな人間だけを生かして、そのまま、他の人間が生きられなくなっちゃう。


 だとしたら、


 なんとか人の居場所を作って行かないと、器用な人間や、タフな人間だけが選抜されて、


 とてつもない、嫌な社会になっちゃうんだ。


 そこで僕が言いたいのは、結局のところ、どんなに器用な人間も、どんなにタフな人間も、


 機械には及ばないって話なんだ。


 そして、そのとてつもない器用な機械や、タフな機械の間の隙間に、


 人間が細々と生きてる状態になったとき、


 ほんとうに人間の居場所ってどこになっちゃうだろうって話だと思うんだ。





 どうあれ、人間は人間の居場所をどこまでも増やして行かないとならないし、


 結局、人間の選抜をやったところで、


 その人間たちに選抜をやった人間たちが追い立てられる状態になるのはわかりそうなものだから。



 ただ、それでも、器用さを上げたり、タフになる人間を育てるのって大切だと思うんだ。


 どうあれ、まったく頭のない人間がいて、


 人の選抜を好き放題にやらかしている状態なんだから。


 人間が器用になって、その人間たちを奴隷に落とすのが正しいと思ったりして。



 結局、その人間たちが奴隷に落ちることによって、はじめてその人間たちは自分の愚かさがわかるはずだから。



 だから、善良な人間の能力をどこまでも上げたいんだ。




 坊さん、がんばってるな~。



 アーシャさんに帰りがけに売り込み成功の話をしたら、すごく、喜んでくれた。


「よかった・・・。ほんとに。障がい者のための仕事ができて。お前の商売は、単に利益目的だけじゃなく、人のためになることを考えたりするから好きだ。私はお前と知り合えてほんとにうれしいよ。伊佐木。大好きだ」





 えへへ。アーシャさん。すごくうれしいこと言ってくれたよ。テンションあがるー。

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