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ep.43 嘘じゃ!

 わお! わお! わーーーお! わお!


 わはは~♪ わはは~♪


 王様はうそつき~~~♪ おうさまはうそつき~~~ッッ♪


 ざ・きんぐ・いざぁ・らいあーーーーーッ


 The King is a Liarッ The King is a Liarッ




 あっ、坊さんの豪華な立て看板がある。読んでみよ~。



我々は死んだ後に必ず、悪に対しては不利益を作らなければならない。

ただし、力ない我々は利益的に悪を行わなければならない環境に落とされる。

本当の悪は正義の面をしながら、悪を増やして世を乱す。

生きるためにどうしょうもなくする生活悪と、ただ、存在として自分の好き放題のためにする完全悪は分けなければならない。

生活悪は悪いことだが、完全悪が生活悪を増やし続ける今の王国に憎悪を覚える。

王よ。あなたは生活悪を産み出している。

それら本当の悪の報いを、我々は死んだ後につまびらかにする必要があるのだ。

死後、我々はまた生きて別の世界で、このジャッチメントを作る。信仰に力を。

また、民衆すべてに告げる。悪がなされたと自分が感じたときに、

悪が行われた場所と時間を記し、事実関係を、法律で証明されなくても、

墓場に残こせ。悪の報いは、我々が必ず後で、悪を行ったものに償わせる。

印として、測りを墓に記せ。墓場に残せない場合は、本に残すか、遺跡に残せ。

信仰者は測りの記された書物を、後の世まで保存しろ。信仰を信じよ。



アーメン・ジャッチメント



 なるほどね~。よく神様が見てるっていうけど、


 神様も人を逐一見てるほど暇じゃないから、


 悪の証拠を恨むなら残せって話かな?



 ジャッチメントというのが、パラレルワールドの世界にはあるみたいだね。


 ただ、全部適応されてるわけじゃなくて、


 他にも色々なシステムがある状態で、


 ひとつの世界のシステムとして適応されてるみたいに思えるな?


 ジャッチメントを導入するかは、人の判断があるって話かな?


 ただ、あると便利だよね? ジャッチメント。


 これって悪いヤツを、本当に懲らしめるためのシステムなんだね?


 ただ、ジャッチメントをするのも、状況関係もあるから、


 確かに悪が行われたっていう証拠を人間が残さないと、


 ジャッチメントをやる人間も細かく、制御が難しいって話かな?




 人って、必ず産まれながらに悪いことをされて被害を被っても、そのときの時点で報われないんだ。


 ただ、だからこそ、本当の悪って、誰かにちゃんと監視されてなきゃならないって話で、


 そこにジャッチメントがあるって話かな?


 ジャッチメントっていうのは、


 本来報復されない悪をつまびらかにして、確かに、悪の報いを受けさせる制度みたいだね?


 読んでみると、善人にも救済はあるみたい。



 ただ、難しくなるのが、


 正義って、悪いヤツが体制を握ると、正義を持ってるヤツが悪になって、


 悪の立場にいる人間が、善を持ってる状態になっちゃうんだ。



 例えば、人を好きに遊び殺す皇太子が、自分に従うヤツだけは助けるとする。


 すると、好きに人を遊び殺してるのに従っている民衆は、善人となっちゃうんだよね?


 皇太子の遊び殺しに反発した人間は、


 通常の生活ができなくなって、人からものを奪ったり殺したりしなきゃ生きて行けない状態になっちゃうよね?




 例えば、生きる場所を封じられて、ヤクザとしてしか生きられない状態にされたとき、


 それを悪とする前に、その人間は通常で、人間として善良に生きられていたのに、


 悪の場所に追い込まれることで、悪人にされてしまう。



 もちろん、本当にただ好きでヤクザっていうのもいるし、


 ヤクザはひどいことをするヤツなのは確かだけど、


 体制的にヤクザになるしか、人間を守る場所がない状態もあったりして。



 一見すると、まともそうに表面的にはその悪は見えたりするから、善人面して、


 社会にいる人間がミチミチと死んでく状態とかで、ただ、その状態で、気色ばって怒ってる人間は


 悪に見えて、逆に上の方にいて、遊び暮らしている人間は善に見えるんだ。





 その場合、表面的な悪を裁く人間は、


 遊び殺しの皇太子に従ったヤツを善人として、それに逆らった人間を悪人と断定してしまう。


 だって、皇太子はただ、好きに天皇の一族として遊び暮らしていて、それが当然で、


 その下ではいつくばって、皇太子の作り出したシステムで殺し合いをしてる人間は悪に見える。



 そして、そのとき、皇太子は美人を哀れんで助けるんだ。


 善良で従順な善人の美人を救った皇太子はそのとき、善人にはジャッチメントには見えるかも知れない。



 ただ、その人間がミチミチと死んで行くシステムを作って、


 人間を気色ばって殺し合いをさせているのは、皇太子なんだ。



 ただ、美人を救う皇太子は正義に見えて、殺し合いをやってる人間は悪に見える。




 だから、ジャッチメントっていうのは、治政的な本質を理解していないとダメじゃないかなーーーー?


 例えば、治政を好き放題に破壊しつくして、世の中を全部生きられないようにした人間がいたとして、


 そのせいで世の中が乱れてるのに、


 なぜか、自分の生きる場所を荒らされた人間たちを悪にしちゃう。




 もちろん殺し合いをやって好き放題な人間もいるわけだし、



 最低の人間っていうのは、弱い立場、強い立場を問わずにいるわけだけど!!!!!




 結構、単純な話だと思うけど、こういうことの本質って、どうやって理解できるだろう?



 人間って、金がなくて、金や体制に操られると、平気で殺し合いをはじめるものだから。



 案外にまっとうな人間でも、金や体制に操られて、殺し合いをさせられちゃうんだ。



 生活悪はしないと死んじゃう悪のことだよね? 確かに金持ちって善人の振りしながら、生活悪を作り出してる。




 人間って、生活悪がどうしても出るんだよね~。


 なんか、人を殺しても、人から奪っても、自分が生きるために悪いことをしなきゃならないって。


 だから、通常の状態って、人が善良であることに反発が出る状態になるんだ。



 死んでも善良に生きろとか、命令する偉いお坊さんが、


 なぜか、愛人囲ってたり、好き放題の欲で生きてたりする中で、


 自分だけ善良に死ぬのはひどくおかしいって話で。



 けっこう、善良に好き都合で人を殺して、好き放題やってる権力者がいる中で、


 善良で死んでいく人間が好き都合で、


 善良で殺されている状態ってけっこうあるかも知れない。



 だから、僕はどうしても、最低限の幸福がすべてに行き渡るように、人を動かしたいと思うんだ。


 最低限の幸福を得た人って、


 善良な人よりワガママだし、自分の生きる場所にうるさくて、人の突き落としもやったり


 する人が大勢いるけど、


 それでも、その人間たちじゃないと、人が善良に生きて、ただ、死ぬだけの状態で、


 その善良な人の居場所も、ドンドン権利が落ちてく状態になっちゃうから。



 人のワガママさって、結局、人を守るためのシールドだったりするって話だと思うんだよね。


 だから、生活悪というのを、ひどく感じて、


 僕はいろいろ思っちゃったりするんだ。



 人は善良で生きられないのは、サイテーだと思うだけど。難しい話だ。





 おっ、もう1個立てカンバンだ。観てみよう~。



人はアリの群れだ。

力のあるものの意志に自由に動かされ、自らの意志を操られる存在だ。

だが、我々はアリでなく、人類だ。

アリになっている我々が、自分の意志で、絶望を越える意志で動かなければならない。

アリはそのまま絶望の穴に突っ込むが、我々はそれを知恵で迂回できる。


アーメンズ・インシュアラー・ミサト



 なるほどね~。


 人って集合で操られるように普通の人って行きざるを得ないから、アリみたいに見えるって話だよね~。


 ただ、そんな中で悪いことを人間として、人の流れに逆らっても直していくのが人間って話かな~。



 ミサトいいこと言うね~。



 おっと、それより、今は王様だ。




「嘘じゃ!」


 王様が怒っていると聞いて、慌てて、公爵令嬢のシェスティーナお嬢さんとともに、公爵邸の貴賓室のものものしい警備の王様のところに行くと、ケロッとした顔で、王様が言った☆彡





 僕はガクッとして王様に言ったッッ☆彡


「・・・ウソってどういうことですかぁ。王様ぁあー」





 王様はガハガハ笑って、僕の肩を叩いた。


 バン! バン!


「いやあ! わはははは。お前がわしに売ってくれたブルーベリーのサプリメント実に効いてなあ。わしの疲れ目もだいぶ落ち着いて来て、頭痛も起こらんようになったわい! 大した商人じゃ。お前は。わははははっ」


 ほんとうにぃいーィ。





 僕はほっとしたやら、なにやら。


 王様にサプリメントを売ってから、ずっと悩んでいたけど、やっと胸のつかえが取れた感じだッッ☆彡





 おっとっと。


 ただ!!!! ほっとしてるだけじゃダメだ!!! ここは商人として売り込んどかなきゃ!


 僕は商売人、伊佐木太郎。やったるわい!





「それはようございました。我が伊佐木商会としては、王様にご満足できる商品をお届けすることが出来て幸いでございます。これからも我が商会のご利用よろしくお願いします」





「ふむ。わかっておる。わかっておる」


「さて、それでは、王様、他になにか、御心配なことや、御所望なことがございますでしょうか? 伊佐木商会としては、王様がお望みならば、どんなものでも、商品をご用意して差し上げたいと思っております」





 僕はそう言うと、王様はあごをごしごしこすりながら、僕に言った☆彡


「ふむ。それじゃあ、今度王都で開くわしのパーティで、座興となるようなものをなにか用意できるかの?」





 おっ! これは商売のビッグチャンスだ! 絶対王様との商売は外したくないぞ!


 よし! さっそく、異世界通販オープンだ!

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