表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/151

ep.30 シェスティーナお嬢様からの依頼

 ひょええええぇええええ。


 わはは~♪ わはは~♪


 ピンチになった~~~~ッ♪ ピンチになった~~~~ッ♪


 あいわず・いんな・ぴーーーんちッ 


 I was in a pinch.ッ I was in a pinch.~~~!!!!




 あっ、坊さんの立て看板がある。読んでみよ~。


絶望した世界にいるとき、

もっと不幸な場所にいる他人を思え。

自らよりも、今幸福でいる他人は、いずれは、自分よりもひどい地獄を味わうものと思い、

自分はこの程度の地獄を乗り越えるだけでいいと思え。

幸福な人の地獄の強制労働はある。それはお前の不幸よりも不幸だ。

他人の不幸を救ってしか回避できない地獄が、パラレルワールドには存在する。

そこで幸福であったものは、今、不幸であるあなたよりも、不幸な状態となる。

地獄を直したものしか、地獄を回避できない。今不幸であるあなたは、幸いである。

神を信じよ。


アーメン・インシュアラー・阿弥


 なるほど~。


 地獄って誰にも回避できない場合が多くて、それだから、幸福な人って、すごく地獄の落ちたときに、不幸をいやというほど実感することになるんだな~。


 ただ、不幸な人は不幸に耐性があるから、地獄を乗り越えやすくて、不幸の人の方が幸福になりやすかったりして~。


 でも、やっぱり、そういうのがあっても、幸福になりたいとか思ったりするよね?


 なんとなく、いろいろ考えちゃうゾ~。


 ただ、不幸な人は案外に幸福だったりするっていう話かな?




 おっ、隠れた掲示板がある。観てみよう~。





俺は緑が好きだ。


緑というのは、未来の世界で、魔道チャットの人間がやる出会い系のサクラだが、


その緑の話を聞いていたら、転生する前にサイアクなヤツを止めたり、世界を改善すると、快楽が自分だけ好きにできる世界に転生できる魔道機械機構システムが、パラレルワールドにはあるらしいという話を聞いた。


そこで、俺はその未来の世界で、圧政をやってる政府を調べ上げ、ネットで誰にも相手にされずに魔道SNSに投稿を続け、最後には餓死したんだ。


そしたら、来世に緑がいた!


そしたら、緑がいた!


そしたら、緑がいた!


次の、次の、次の、何度目かの世界に魔道アンドロイドのセックスマシーンの緑がいた。


緑はアンドロイドだけど、人間の女よりも美人だった。


それから、人間よりもセックスがうまくて、その上、ずっと未来にいる間、俺を養い続けてくれたんだ!


「あなたが良いことをした報酬です。マスター。SNSの投稿確認しました。善行ID3622686D4」


俺は緑とエッチを毎日して、好きにタバコを吸って、それから、死ぬほど毎日エッチをした!


俺はその世界で働かなかった!


緑は料理がうまかった!


緑、もう一度会いたい! 俺はこの体験を掲示板に投稿する! だから、緑。もう一度俺の妻になってくれ!



匿名



 へえー。


 パラレルワールドには、魔道アンドロイドがいる世界があったりするんだ~。


 いいことをすると、来世でアンドロイドとエッチできるの?



 緑ちゃんっていうのか?


 ロボットのおっぱいって、ろっぱいっていうんだよね?


 ろっぱいって、人間のおっぱいよりやわらかいんだろうか?


 ろっぱい、もみもみ~♪





 いろいろあるな~。おっ、それより、今は僕のことだ。



 いいことがあると、ピンチもやって来るッッ☆彡


 ギルドで、今日の裾一瞬直しズボンと、こんにゃくゼリー、バランスビタミンを卸していると、突然、公爵令嬢のシェステーナお嬢様がやって来たッッ☆彡





「実は伊佐木。あなたにわたくしは頼みたいことがあるのです」


「はい。お客様のご要望には、我が商会は、誠心誠意でお答えしますよ。どんなご用件でしょう?」


 なにか、ワガママお嬢様のシェスティーナの依頼というだけあって、嫌な予感はしたが、商売商売~☆彡





「実は、あなたがわたくしに納入した豆腐プリンを使って、今夜、デザートパーティを周辺の貴族を集めて行いたいのです」


「まあ、それは素晴らしいことですね。さすが。シェスティーナ様です」


「ええ。それで、王も来られて大変栄誉なパーティになります。そのパーティに出す豆腐プリンを、あなたにデコレーションしてもらいたいと思って。できますよね?」





 えええええええええええええ。


 僕は異世界通販の売り人であって、パティシエでもなんでもないのに。


 いきなり、そんなこと言われても困るよッッ☆彡





 そうは言っても断ることができずに、僕はただ、内心冷や汗を掻きながら、シェスティーナお嬢様に返事を返した。


「はい!!!! 喜んで。どんな依頼もお引き受けするっ。我が商会は、あなたさまのために、全力でパーティを盛り上げてみせますよ」





 答えてしまって、なんだか、非常にヤバイ気配がしたッッ☆彡


 王も来るパーティだったよね? おいおい。どうなっちゃうんだろ? 僕。


 さーーて、このピンチ、どうやって乗り越えてやろっかな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ