ep.28 アーシャさんとデート
うっほほい♪ うほほっい~~~♪
うぇーーーい!
わはは~♪ わはは~♪
馬に乗る~~~~♪ 馬に乗る~~~~♪
らいだぁーーほぉおおおすッ
Ride a horseッ Ride a horseッ
あっ、坊さんの立て看板だ。読んでみよ~。
私たち信仰では、
運を上げるための手法の研究を行いたいです。
どうあれ、人は、
運がなければ、生きて行けない部分があります。
ゆえに、その運を上げる方法を、
永遠と積み上げた上で、
それを、本にして作り続ける活動を、
信仰活動として行いたい。
なお、運が上がって、成功した人には、
ご報告いただきたいので、
寄付として6000ギルをいただきたい。
そのことによって、
運を上げるための統計情報を集めた上で、
運を上げる方法を技術的に確立したいです。
また、手に入れた6000ギルは、
仕事を得られない人の1日の仕事として、
墓掃除に5000ギル支払いたいです。
神を信じよ。
アーメン・インシュアラー・運
うわっ。うさんくさ~。
運を上げる研究で金集めてるみたい~。
運上げたい人ってどこにでもいるしね~。こういうの怪しいお寺って多いんだよね~。
でも、墓守で仕事増やしてるから、善良な方かも。
ただ、運は大事だよね~。
色々運上げるためのグッズとか出てるけど、
ほんとうに大切なときに、運を上げる霊感新たかな方法とかあったら、
知りたくなっちゃいそう~。
でも、ツキはツキだし、
来世で運がよくなるためぐらいの気持ちが大事だったりして~。
あっ、物乞いの人がいる。
「これ、食べてください」
僕はパンをあげた。
「・・・ありがとうございます」
来世で運がつきますように~。
そのとき、アーシャさんが、それを見ていて、僕を優しい目で見つめた。
「・・・お前はさりげなく優しいヤツなのだな。やっぱり」
僕にはアーシャさんの声は聞こえなかった。
そのまま、自分の家に帰ろうとしたら、なぜか、アーシャさんがこそこそしながら、僕のすそを引いた。
えっ?
なにかそのまま、アーシャさんに連れられて物陰まで連れて行かれて、僕はどういうことか戸惑ったッッ☆彡
物陰に潜んでいるアーシャさんはなぜか、モジモジしている。
ええと? どういう状況だッッ☆彡
「あの・・・なにか御用でしょうか? アーシャさま」
僕がそう言うと、アーシャさんが真っ赤になりながら答えた。
「私のことはアーシャでいい。ところで伊佐木。私は・・・そのぅ、きれいか?」
ええええ? 何を言ってるんだろう。この人は?
「あっ、はい。アーシャさまみたいなきれいな人を、僕は見たことがありません」
そう言うと、アーシャさんは真っ赤な顔になってまた、言った。
「そうか・・・。それで、そのぅ。私は実は、お前を一目みたときから、男として気になったのだ」
「ええええっ」
「それで、そのう・・・私と、デートしないか?」
「えええっ」
「私は実は騎士団で、騎士からも怖がられているし、女扱いされないので、妙齢なのに、男と付き合ったことがないのだ。だから、そのぅ・・・お前が気になって、・・・デートしたいッッ!!」
えええええええ。僕、いきなり、騎士団長のきれいな女の人にデートに誘われてしまった。
ど、どうしよう☆彡




