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ep.8-2 受付嬢のリリアさんとの会話。こんにゃくゼリー。

「受付嬢って大変な仕事ですよね~~~~ッッ♪」


 ニコリ♪


「ええ。本当に。いろいろあって大変なんです♪」


「ですよねぇ」




 あっ、僕、女性経験少ないから、ろくな会話ができないや。


 リリアさん、あきれないかな?




「ふふ。伊佐木さんってやさしいですね♪」


 ニコリ~♪




 わお!!!! リリアさん、あきれないよっ。



 むふふ。リリアさんにやさしいって言われちゃったよッ。


 僕、女の人にやさしいって言われるのはじめてかもッ。


 なんか、それだけ舞い上がっちゃって、ドキドキして話ができなくなっちゃったよッッ。



 あわわ。なんとなく、お坊さんの立て看板を見つけて、見ちゃう。



 クスリの実験生産を無限に信仰として行いたい。

 例えば、クスリというのは、成分的に優れたものしか医療に使われていない。

 しかし、出来たクスリには、特殊な性質を持つものもあり、成果薬だけが、クスリを作るすべてではない。

 ゆえに、どんな薬でも、徹底的に色々な特徴を持つクスリを無限に生産し続け、それを信仰活動として、クスリの成分結果を、本として販売し、一般医療におけるクスリの効果を高めたい。医療はいつでも新しい効果のあるクスリを求めている。私たち信仰は、その医療を助けたい。信仰に力を。


 アーメン・インシュアラー・薬の実験生産



 へえ。お坊さんって色々考えてるんだな~。


 クスリって人の耐性ですぐ効かなくなったりするんだよね~。


 市販薬で、クスリを使っても3度は効いたけど、4度目から効かなくなったり。


 風邪とかはそれでも、クスリの耐性作るまでに時間があるから効くけど、苦痛とかのクスリとかだと、3日連続で薬使ってそれ以降効かなくなったりするから。


 クスリって120年間連続使用できるほど、色々作り続けなきゃならないんだ~。



 どんな長い病気の人が苦痛であえいでいても、何年でも、何十年でも痛みを取るのって、大切なことなのに。




 あれ? コソコソした隠れた立てカンバンがある。


 なんだろ? 見てみよう~。



我々はイジメられっこを助けたい。

そこで、いじめられっ子に

曹豹「ソウヒョウ」の計略を伝える。

イジメを受けたとき、いじめっ子に水壷を使え。

太守には油壷を使え。チビでもできる。

これを、曹豹の「水壺・油壺」の計という。

我々は信仰で隠れて、それを広めたい。


アーメンズ・インシュアラー・道教





 わお! 曹豹っていえば、三国志で一番強い武将だよね~。


 策略が恐ろしく張飛をお酒を使ってなます殺しにした武将なのだ。


 いえい!!!!




 おっ、なるほど~。


 いじめっ子は力が強いけど、


 水ツボをどうやって使うんだろう?




「この水壺をガソリンにすることは僕はできる。そのとき、ライター持ってる君たちはどうなる?」




 とか?


 警察も先生も相手にしてくれないときの、最後の手だね~。



 先生がイジメ止めてくれる環境じゃなかったら、先生を説得するのかな?



「僕はこれから、油壷を使います。逮捕されたら、

 先生が助けてくれなかったことを、

 先生の実名入りで、タブロイドに話します。

 イジメを先生の力でイジメを止めてください。

 僕は本気です。事件になったら先生、


 教師でいられますか?」


 とか?




 わお!


 おもしろっ。やっぱり、三国志だったら、曹豹だね~。水壷持って張飛に曹豹は水壺を投げて言ったんだ。



「この水壺を油壷にすることはわしができる。火計じゃ! おぬしの暴力など、わしはいっぺんにぶっとばせるわ。全身やけどして、おぬしはまともに剣を振れるか? 全身ヤケドを治す医者がどれほどいるかおぬしにはわからんだろう? 後はわしは力は弱くても、おぬしの足ぐらいは刺せる。おぬしの足を刺したらおぬしは一生足を引きずって生きることになる。乱暴者のおぬしの足が不具となったら、みなになます殺しにされよう。力などその程度のものだぞ。わっはは」



 わお! 火計っ! 火計っ! 火計ぇーーーーーっ!


 いじめっ子にぼぉおおおおおおおおおおおおおおおおぉ


 火計と言ったら、諸葛亮孔明だよねっ!!!!



 諸葛亮孔明曰く。


「何をグズグズしているのです。戦いの火ぶたは今、切られております! 火は力。風向きと地形、天候を読める力を持てば、例え、こちらが10人、相手が1万人たりとも負けるものではありませんっ。さあ、劉備さまっ。火をッッッ。かがり火と油壷と枯れた草を持って、悪逆のヤクザ、チンピラ、盗賊を今、やるのですっ!!!」


「悪逆に火を!!! それが力を持つ善の力っっっ! 我々蜀軍は無敵っ!!!!!」



「ぎゃあぁああ。農民イジメの俺が焼け死ぬぅううううう」



 おっ、立てカンバンに走り書きがある。



 ↑↑↑そのとき、張飛は曹豹に言った。俺は今お前をなぐらねえが、お前が俺の暮らしをできなくしたら、火で火傷しようが、足が不具になろうが、死ぬ気でお前を殺す。


 ↑↑↑関羽は言った。だが、張飛。酒を控えよ。力とは正しきことに使うのであって、酒におぼれて無暗に人を殴るでない。本当に力を使わなきゃならないおぬしの敵に使え。


 ↑↑↑劉備は言った。酒癖を治さねばお前は武将止まりだ。戦場で死にたくなくば、酒で暴れるな。酒は死を恐れぬ力を我々にもたらしてくれる。その力は将軍として使うものであって、一人酒場で暴れるために使うものではない。


 ↑↑↑孔明は言った。酒は水を保存するために作られたものです。酒は水と違い、長期に耐えて腐らない。酒は60年保存できる水なのです。酒を無駄にしてはなりません。家で大切に保存なさい。この国は川が枯れ、水がなくなる時期がある。そのとき、水として使うのが酒です。人が娯楽で飲む酒は賢くない。


 ↑↑↑張飛が言った。わかったぜぇ。今日、曹豹を俺はなぐらねえっ。




 わははっ。やっぱ、三国志ネタはおもしろい。異世界にも三国志って広がってるんだね!



 わお!


 ワフン! ゥッワフ!!!!(張飛、おもろ~!!!)


 思わず、犬の鳴きまねを心の中で、やっちゃったゾ。




 あッ、興奮で思わずヘが出たっ!





 ップスゥッッ






 へ





 ぼおおおおおおおおおおおぉおおお




 Oh~! ッちゃうねん!!! 屁やないねん。これは興奮した僕の声やねん!!!! ちゅーちゅーーーー♪




 あぁあぁあああッッッ。こういうアメリカンギャグも時代遅れですかぁあああああっ!!!!





 おっ、それより、一生分120年苦痛を取るクスリを作るのが大切だって話のことだ。



 同じ効用の効きが弱いクスリでも、成分が違うと使えたりするとかあったりして。



 痛み止めのクスリって、120年必要なんだ!!!



 人によって個体差もあるし!!! 誰にでも120年分の痛み止めのクスリがあれば、全員が痛くない世界が作れるゾ。



 僕の理想世界だ~。



 リリアさんに初めて会ったときに言ったのは、僕が地球で考えていた医療をよくするための制度だったんだ!


 ただ、そんなこと、地球じゃ実現できなかったけどネ。



 異世界だと実現できちゃうんだよね?



 あれからどうなったんだろう。リリアさんに聞きたいけど、なんか物怖じしちゃうゾ。



 わわわ。坊さんのカンバン観てる場合じゃないや。それより話をしなきゃっ。



 でも、話題、医療の話題振ってもなあ。


 日本だと医療の話題とか、女の人に話すと変態扱いされるんだよね?




「あんた、何言ってんの? 気持ちわるい。アタシたち、バウムクーヘンの話題してんだけど」



 女子に話題を広げて、


 そこから、日本で医療を治す市場を作れないかと実際に僕が動いたときのざっくりしたトラウマだ。


 そのとき、


 僕は医療現場で清掃員として働いていて、同じ医療現場の清掃員の元キャバ嬢とおばさんにその話をしようとしたら、気持ち悪がられた。



 普通の人って、真剣に医療を改善しようとすると気持ち悪いヤツ扱いされるんだ。それが日本だ。



 わわわ。



 それにしても、リリアさんに何を言おう。話題が出ないよ。どうしよっ。





 そしたら、リリアさんから話をしてくれた。



「あの・・・伊佐木さんが話してくれた、医薬クスリ市場のこと、私上級冒険者の方に話したんです。それから、同じ受付嬢の人たちとも話をして」


「・・・どうなりました?」


「最初ナタリーさんが私の話を聞いてくれて、クランのドラゴンソードの方と、サイクロプス・エアコンズには、マリナさんが話を通してくれて」


「わお~♪ ほんとうですか~♪」


「はい。それで、上級冒険者のローデルムにいる連合で話をしてくれて、みんなで市場を作ることになりました」


「わおぅ♪ それはよかったです~♪」


「それで、ルーンさんがリリアって頭がいいねって言ってくれたとき、私は、私じゃなくて、このアイディアは伊佐木さんが教えてくれたって話したんです。そしたら、ナタリーさんがえらく伊佐木さんを褒めてました」


 あわわ♪ リリアさんニコニコ笑ってるけど、かわい~♪


「ナタリーさん?」


「上級冒険者のすごい強い女の人です。ナタリーさん、今度伊佐木に挨拶するって言ってました」


 えええええ。挨拶ってなんだろ? なんか、怖いなあ。大丈夫かな?


「それから、受付嬢の間でも今、伊佐木さんって、すごい人気なんですよ。私たち受付嬢って、いつも冒険者さんが怪我して大変なとこ見て来てるものですから、なんとかしたいと思ってもなんともできなくて」


「えっへへ~♪ ほんとうにぃ?」


「それを伊佐木さんが、医薬クスリ市場のアイディアを考えてくれたから、みんなが今までなんとか辛いことを我慢してたこと。ちょっとでも動ける自分たちが出来たって、すごくみんな動いて。伊佐木さんにすごい感謝してるんです。受付嬢全員」


「ええええええ。本当ですか?」


「本当です。伊佐木さん、みんなの間で、大人気ですよ。すごく伊佐木さんこれからみんなにモテると思います」


 わお! 僕、いつの間にか、受付嬢に人気者になっちゃった。


 うひょっ。すごい!


 これから、受付嬢に囲まれてハーレム作れちゃったりしてっ。


 わお!



 考えるとすごくワクワクする。


 あっ、でも、リリアさんは真剣な顔してる。僕も真剣な話しなくちゃ。キリっと行こう。


 キリっ。


「それで、医薬クスリ株式市場は動きそうですかッ?」


「この領地の領主の貴族の方に話を通したいので、この領地の領主である公爵のお嬢様であるシェスティーナさまがたまにギルドに来られるので話を通して、それから、市場を冒険者の資金で作りたいと思っています」


「よかったぁーーーー。それじゃあうまく行きそうですね♪♪♪」


「ええ。これも伊佐木さんのお蔭です。あの、伊佐木さんってすごく賢い方ですよね。なんで、こんな考え方を作られたんですか? やっぱりおくりびとの世界にある市場とかのアイディアなんでしょうか?」


 キリっ。


「いえ。僕は送り人の世界でずっと、医療の莫大な数のクスリをどうにか保持できないかって考えていたんです。友人にすごく病を抱えた母親がいてッ。その人を助けたくってッ」


「それは私もわかります。身近な人が病で苦しんでるのどうにかしたいって思うんですけど」


 おっ、なんかリリアさん乗ってきた。


 ここは自分の理想を口にして、イケメン風にリリアさんにアピールだっ。


 キリっ。


「僕は考えたんです。医薬会社は医薬を作るけど、僕は知恵だけで医薬を増やすことに貢献できないかって。人はクスリを作るだけじゃなくって、なんとか増やして人の苦しみを取る知恵を持った方ができるんじゃないかってッ」


「へえ。伊佐木さんって、すごく賢い人なんですね~」


 感心された~。ここは、同情を買ってみよっかな?


「えへへっ。ただ、それでも、僕は前世の地球ではこの知恵を作っても、誰ひとりにも話せなかったんです。色々な人に話そうとするんだけど、みんなバウムクーヘンの美味しさに興味は持つけど、そんな話できる人いないんです。僕のいた転生する前の地球ってッ。ただ、僕はそれでも必死に足掻いたんですけどッ」



「バウムクーヘン? おくりびとさんたちの世界のお菓子ですか?」


 ここは、甘い面白い話をしてみよーーーっと。


「すっごい美味しいんですよ。バウムクーヘン♪ ふわふわして、ボリュームがあって甘くて」


「えへへ♪ 私ちょっと食べたくなっちゃいました。バウムクーヘン」


「いつか僕が作れたら、作りますよ。バウムクーヘン」


「お願いします♪・・・あっ、それでこの知識って、おくりびとさんの世界で作られなかったんですか?」


 おっ、リリアさん。キリっとした僕に惚れてくれないかなぁ。


 ここは自分がどんなにがんばったか、イケメン風にアピールしてみようっ。


 キリっ。


「それが、この話を公開できる場所で公開したんですけど、誰にも相手にされず。全然誰ひとり盛り上がったりしないんです。ただ、僕はがんばりましたッ。できるかぎりベストをやったんですッ。ただ、無名にはきつかったッ」


「私は・・・大切な話だって思うんですけど」


 キリっ。


「なにか医療の話題をする公開できる場所で話をしたんですけど。人が多く色々な話題をしてる中で、どうしたって、凡人である僕には、誰も話を聞いてくれないんですよね。医者や権威ある人が話すと、誰も耳を傾けるんですけど。ニートの僕じゃ、誰ひとり低学歴とか言ってバカにして相手にしないんですッ。でも、僕は無名でもやるだけのことはやったんですッ」


「学歴社会なんですね。おくりびとさんの世界って」



 おっと、リリアさん感心してるみたいだ。ちょっとここで問題意識のあるイケてる男風を装っちゃおうかな?


 リリアさん、知的な男がきっと好きだよね? メガネかけてるし。関係ないか?


 キリっ。


「ええ。そうなんですッ。ただ、社会問題とか改善するのは全部、権威任せで、権威の儲けでしか人が動かない社会でした。なにか、有名な人の発言しか、誰も面白い発言しか相手にしないんですよッ」


「それはひどいですね。自分たちでなにかを直そうとか考えないんですか?」


 キリっ。


「ええ。それで、権威ある人間って、自分の立場しか考えないで、形だけの賢そうなムチャクチャなこと言うんですよ。今は生きられない時代だから。競争して能力で居場所を競い合わなければならないって。それをみんなで褒め上げて、みんなが感心していてッ」


「ほんとうですか?」


 キリっ。


「ほんとうです。生きられない時代にしなきゃならないのは、競争じゃなくて、全体の生存方法の模索でしょ? とか、公開の場で言っても誰ひとり無視なんです。お前の言うことはおもしろくないとか言って。みんなで動いて自分たちで動こうとか、全然考えてないんですよ。それじゃ、権力者都合の社会しか作れないし、自分たちに危機が発生しても誰ひとり相手にしない状態が作られてしまうのに。それなのに、悪ふざけしか誰も相手にしないんですッ」


「・・・まあ」


 なんか話が盛り上がってきたゾ。がんばろ~。


 さあ、さあ! どんどん問題意識を全面に押し出して、リリアさんを惚れさすために、アピールだ!


 キリっ。


「だから、テレビって情報を発信するメディアが僕の元いた世界にはあったんですけど、そのテレビの中でも、本当に色々なことを考えてる人がムリに笑いを取って失笑買ったりしてる状態で。下品で過激な話題しか受けないんです。色々考えてる人ってホントはマジメなことしか言えないんで。それなのに笑いを取ろうとして、テレビでは、すごく滑稽に見えてバカにされる感じでッ」


「へえ。そうなんですか?」


 キリっ。


「僕はほんとはTシャツを作りたかったんです。【偉い人】:今は生きられない時代だから。競争して能力で居場所を競い合わなければならない。【俺】生きられない時代にしなきゃならないのは、競争じゃなくって全体の生存方法の模索でしょ? それがリーダーシップってものでしょ?っていう」Tシャツをッ」


「それはわかります。今の私、そのTシャツ着たいです」


 おお。リリアさんが僕に同情している~。これからだ~。


 キリっ。


「でも、日本のジョークTシャツで売れるのって、【姥捨て山製造機】なんです。僕のTシャツなんて誰ひとり見向きもしない。それを作るなら、【政府・産業:姥捨て山製造機】でしょ? って言っても、誰ひとり相手にしてくれないんですッ」


「・・・自分が姥捨て山製造機って言って喜ぶ人が買うってことでしょうか。そういうのは今の世界を見て見ても、私にはわかります。悪ふざけの人が多い世界なんですよね」


「そういうことなんですッ」


 そうなんだよな~。ものすごいくだらないうんことか有名人が言うだけで、大人気になるんだよな~。日本って。


 そのワリに本当に大切なこと、誰一人振り向きもしないんだ~。


 うんこ。


 扇風機。ぼぉおおおおおおおおお。


 ふぅ。どうだろ? リリアさん、僕に惚れてくれないかなぁ?


「僕は面白い人間でもないし。特別に優れた人間でもないですからッ」


「伊佐木さんは優れた人だって思います。おくりびとの世界ではできませんでしたけど、こうやって、私に話してくれて」


「よかったです~~~。リリアさんのお役に立てて~♪」


「私たちの世界ではそれが実現できる動きになったし。伊佐木さんが医薬クスリ市場を考えてくれたこと、私はほんとにうれしいです。心から感謝します。ありがとう。伊佐木さん。あなたはすばらしい人です」


「えっへへーーー♪ そんなことないですよ~~っ。照れるなぁーーーー」


 うへへ。


 けっこういっぱいリリアさんと話をしちゃったゾ。


 ただ、それから、リリアさんは真剣な顔で、じっと僕を見て、僕はなんとなく、居心地悪くなっちゃった。


 リリアさんを惚れさすためにアピールしたけど、結果はどうだろう?





 あああ!!!!



 困った!!!!



 こういうときに、なにか助けてくれるものはないか!!!!!!




 僕は外を見た。



 僕は自分に問いかけた。誰か助けてくれるものはいないか?



 ・・・そこには緑がいた。どこにもどこにも、緑が溢れていたっ!!!!



 一人じゃないね!!!! 緑がいるもん!!! 緑が助けてくれる!!!! ボッチじゃないもん!!!!






 わお! わお! わおわお!


 テンション上げて行こぉーーーーーー!!!!!




 さあ! さあ! 大切な話はできたし、リリアさんにも笑顔が戻って、これから、みんなで製薬クスリ市場をきっと作ってくれる!!!



 これでバッチリオッケーなはずだ。それなら、ぱーーーーっと日常的に楽しい雰囲気に持っていこぉーーー!!!




 ええ~い♪ 日常の話題を無理矢理出しちゃえ!!!!



「色々冒険者の人って気が荒くって、つらくなることもあるんじゃないですか~~~~っ♪?」


「そうですね。ほんとに毎日、色々ストレスがあって」


「それは同情しますッッ」


「それで、そのストレスのせいで、食べ過ぎちゃうんですよね? なんか口寂しくて」



 おっ、なんとなく、いい雰囲気になった。




 わお! リリアさんのプライベートな話聞いちゃったゾ。


 そうか。


 リリアさんは、食べすぎに困ってるのかーーーーーーー!!!!


 こりゃ、僕でお役に立てることがあるかもッッ。





 そうだ!!!!!


 異世界通販スキルを使っちゃえぃ。


 こういうのときに、役に立てるスキルだよね~~~♪ いえい!!!!




 神様っ、僕にスキルを授けてくれてありがとうッ。



 これで、リリアさんのお役に立てるよ~~~。ほんと、神様に感謝だよ~♪



 さあ、スキルをつかおーーーーーーーーーっと。





 スキル:異世界通販☆彡オープン!


 検索 : 食べても太らないもの。


 あった。こんにゃくゼリーだ!!!! いえーい。定番だね☆彡


 ピロン~♪




 こんにゃくゼリー(ぶどう味) × 1 「購入」


 200ギル。イエイ。




 ふふふふ。こんにゃくゼリーはいいよね?


 これで、リリアさんの悩みも一発解決なのだ~~~~っ♪






「ねえ。リリアさん。リリアさん。食べ過ぎても太らない食べ物って興味ないですか~~~ッッ♪」


「えっ、そんな食べ物あるんですか?」


「ええ。これ。こんにゃくで作ったゼリーですよ~~~~ッッ♪」


「わあ。ほんとうに?」


「ええ。りんごや、ブドウの味がして、いくら食べても、こんにゃくだから、全然太らないんです~♪」





 ぷるるん。ぷるるん。赤いブドウのゼリーがおいしそう~。わお!




 僕がリリアさんにこんにゃくゼリーを差し出すと、


 リリアさんは、一瞬小首をかしげて、そこから、満面のきれいな笑顔で、ニパッて笑ったんだッ。








 にぱーーーーーーーっ♪


「すごいですッ! すごいっ! それ、是非買いたいですッ。伊佐木さんってミラクルです。ほんとに、色々なことでミラクルだと思いますっ」


 やったね! カクカク~♪ こんにゃくゼリーで、リリアさんの悩み解決だッッ。

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