親友トリオの秘密!
こんにちは。黒田龍二です。今回は親友トリオの秘密を暴露しちゃいます。
人が寝静まった夜中、蒼、飛龍、橙真の3人は集まった。「誰も見てないよね…?」と周囲を確認する蒼に「流石にこんな夜中に出歩く奴居ねぇだろ。」と返す飛龍。「人の気配は感じない…大丈夫そうだ。」と橙真。しばらくすると3人に変化が起きた。蒼は猫の耳と尻尾が、飛龍は龍の角と羽が、橙真は狐の耳と尻尾が生えてきた。「ふぅ…定期的に人獣形態に戻らなきゃ気分悪くなっちゃうよ…」と蒼。「ホントにそれな。思いっきり羽伸ばして休みたいのに休めねぇし。」と炎を吐きながら飛龍。「仕方ねぇだろ…人に見られると大騒ぎになっちまうんだから。」と橙真。どうやら3人は一般人に扮した獣人のようだ。「そういえば飛龍、こないだの会議どうだった?」と蒼。「少子化が深刻だ〜とかほざいてた。ウゲェ…マジで吐き気やばかった。」とウンザリしてる飛龍。「アレだろ?もっと若者の数を…とかぬかしてんだろ?馬鹿だよな〜…。」と橙真。「そーそー。内心だけど(お前らが全員纏めてくたばれば良いじゃんか…)とか思ったぜ。老害共がよぉ…」と世間への愚痴をこぼす飛龍。「ま、神山財閥が世界の覇者になるのも時間の問題かもね。」と意味深な事を言う蒼。…なんの事かと言うと飛龍は学生であるにも関わらず、『神山財閥』という超名家の御曹司で、ちょいちょい政府達の会議に出席している。あーだこーだと世の中への不満や愚痴をこぼしてる間に日が昇りそうだ。「そろそろ戻るか…」と橙真。「面倒な事になる前に戻るぞ。」と飛龍。「じゃ、また今度ね。」蒼のその一言で3人はそれぞれの自宅へと戻って行った。
いかがでしたか?まさかの獣人だった3人。そして飛龍は超名家の王子なのでした。ちなみに次回は飛龍直属のメイド2人の話を書く予定です。