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冥界の王、現る!

こんにちは、黒田龍二です。今回は蒼が密かに仲良くしている人物の話です。

今日は休日。だが、今日の蒼は全ての予定がゼロ。

「予定無いし、冥界に居る友達に会いに行こっかな〜」そう呟いて冥界への入口を開き、ゆっくり進んで行く蒼。 世界全体が漆黒の闇に包まれたこの場所は、

冥界(めいかい)黄昏(たそがれ)

蒼が歩いて行くと巨大な鉄の門とそれを護る門番が2名。「この先に何の用だ?」と1人が尋ねる。「この先は関係者以外立ち入り禁止だ!」もう1人が続ける。「冥界の王様に会いに来たんですが…」と蒼。「陛下に面会とは…実に怪しいぞ!」門番と蒼が口論をしている内に鉄の門が開き、「先刻から騒々しいが、一体何事だ…?」冥界の王、『漆原(うるしばら) 琉夏(るか)』が現れた。「陛下…!コチラの少年が陛下との面会を求めておりまして…」と1人が伝え、もう1人が「陛下と面会なんて怪しいと思いまして…」と言った。すると琉夏は、「口を慎め…。門番如きが私の友人を罵倒するなど…次に同じ事があれば命は無いと思え。」と静かに門番を睨みつける。すると門番は「無礼な事をしてしまい、申し訳御座いませんでした!」と慌てて土下座をした。琉夏は「門番が悪かったな。早急に私の部屋へ向かおう。」と言って蒼を連れて自室まで向かった。部屋に着くなり、扉を閉めた途端、先程の態度とは打って変わって蒼に抱きつき、「久しぶりに会えた…。」と言った。蒼は「ごめんね…。最近は忙しくて…」と申し訳なさそうに謝罪した。琉夏は「謝らなくて良い…今は後任を育ててる所だから…」と言い、さっきよりも少し強めに抱きしめた。蒼は「じゃあこっちの世界に来れる日も近いって事だね。」と言って頭を撫でた。琉夏は「もうしばらくすれば…蒼の世界まで行ける…」と言って蒼が苦しまないくらいの力で抱きしめた。


いかがでしたか?冥界の王は「一応」女性の設定です。次回は親友トリオの秘密を教えちゃいます。

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