お家デート〜蒼編〜
こんにちは。黒田龍二です。今回は蒼がお家デートするようです。
某日…蒼は星羅の家へ来ていた。勿論、お家デートをするためだ。猫耳と尻尾を生やした蒼の本来の姿で星羅の部屋へ入ると星羅は部屋で読書をしている。その様子を見た蒼は大好きな星羅に抱きつく。「ねぇ蒼…抱きつくのは全然構わないけどさぁ…本が読みにくいんだけど…?」と言う星羅。しかし蒼は「え〜…良いじゃん…」と返す。そして抱きついたまま「ねぇ星羅…ちゅーしない?」と上目遣いで問いかける蒼。すると星羅は読んでいた本を閉じて、「もう…仕方ないなぁ…」と言いつつも口付けをする。口付けをされた蒼は嬉しそうにニコニコと笑って尻尾を振っている。星羅は蒼の事を多少観察した後、何気なく耳に触ってみる。すると蒼は少しビクッとなったが構わず星羅に抱きついている。その様子を見逃さなかった星羅は「ふーん…やっぱりそうなんだね…」と呟いて何やら不敵な笑みを浮かべる。しばらくして星羅がおもむろに「フーッ…♪」と蒼の耳に息を吹きかけてみる。すると蒼は思わずビクッとなり、「星羅…!?急に何するの!?」と驚く。すると星羅は悪びれる様子もなく「いや…蒼は耳が弱いって聞いたから試してみただけだよ…?」と答える。蒼は驚きつつも「そんな事誰から聞いたの!?」と問いかける。すると星羅はすかさず「誰って…そりゃ飛龍からだけど?」と返す。蒼は「う、嘘でしょ!?誰にも言わないでって約束したのに…」と呟く。星羅は構わず蒼の傍へ近寄って耳フーを始める。すると蒼は赤面しながら「星羅…//くすぐったい…//」と嫌がり始める。しかし星羅は「反応が可愛いからまだやめてあげない…♪」と言って耳フーを再開する。5分ほど耳フーを続けていると少し涙目の状態で蒼が「星羅…//もう…やめて…//」と言いだす。すると星羅はニヤニヤしながら「次は反対の耳にもしてあげる…♪」と言い、逆側にも耳フーをし始める。そうしてまた5分ほどすると蒼が今にも泣きそうな表情で「星羅…//もう…勘弁して…//」と懇願する。すると星羅はクスッと笑いながら「ふふっ…もう満足したからやめてあげる…♪」と返す。耳フーが終わると同時に蒼は星羅に抱きつき、「星羅の意地悪…」と言いながら静かに涙を流す。星羅は少し罪悪感が湧いたのか、「ごめん…蒼の反応が可愛くてつい…」と謝る。すると蒼は泣きながら「星羅だから許すけど…もうしないでね…?」と問いかける。星羅はすかさず「もう二度としないから…」と返す。「絶対だよ?」と念を押す蒼。星羅は「絶対にしないから…」と言って蒼の頭を優しく撫でた。
いかがでしたか?星羅は少しイジワルでしたね。次回はお家デート飛龍ver.を予定しています。