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お嬢様とメイド2人組

こんにちは。黒田龍二です。今回は結衣が飛龍の自宅に行くようです。

飛龍が夜桜財閥の本家に行ってる間、結衣は飛龍の自宅に来ていた。「ここが飛龍様のご自宅…確かメイドさんがいらっしゃるんでしたっけ…」そう呟きつつチャイムを鳴らす結衣。しばらくすると1人のメイドが出てきて「えっと…どちら様でしょうか?」と問いかける。結衣が返答に困っているともう1人のメイドが出てきて、「華、とりあえずリビングまで案内して。」と言う。言われるがままリビングまで行き、ソファに腰掛ける結衣。おもむろに片方のメイドが口を開いた。「もしかして…ご主人様の仰っていた彼女さんですか?」と問いかける。その言葉の後に「は、はい!飛龍様とお付き合いさせて頂いてる夜桜財閥の夜桜 結衣と申します!」と答える結衣。「左様で御座いましたか。私、ご主人様に仕えるメイドの神楽坂 琴音と申します。」名乗りつつ深々と頭を下げる琴音。それと同時に、「先程は失礼致しました。私、メイド見習いの小日向 華と申します!」と元気よく頭を下げる華。「先程はすみません…名乗るのに慣れていなくて…」少し恥ずかしそうに答える結衣。「問題ありませんよ。私も名乗るのは苦手なもので…」ニコッと笑った琴音。「先輩!私はメイド業務に戻っておきますね!!」と言ってその場を離れた華。その様子を見て「元気で可愛らしい子ですね。」クスッと笑う結衣。「そうなんですよ。自慢の後輩なんです。」誇らしげに言う琴音。しばらくして琴音が「ちなみに…ご主人様のどこがお好きなんでしょうか?」と問いかけた。すると結衣は頬を赤らめて「その…凛々しくて…私想いな所です…」ボソッと呟いた。「左様でしたか。確かにあのお方は凄く凛々しいですからね。」と微笑む琴音。「はい…。凛々しくて…お強くて…それでいてとても優しいんです。」頬を赤くして返答する結衣。すると背後から音がして「そんな風に思っててくれたんだ。嬉しいな。」と囁く飛龍。「ひゃっ…//飛龍様…!?いつからいらっしゃったんですか!?」突然のことに驚いてる結衣。「まったく…コソコソ隠れて人の話を盗み聞きなんて…タチが悪いですよ、ご主人様?」と言ってため息をつく琴音。「わりぃわりぃ。帰って来たらなーんか話してんのが聞こえてよ。その内容が気になってつい…」と答える飛龍。「その…琴音さんは気づいていらしたんですか?」頬を赤らめながら問いかける結衣。「一応…気配だけですが帰ってきた事には気づいてましたよ。まさか話を盗み聞きしてるとは…思いもしませんでしたけど。」呆れてため息をつく琴音。「そ、そうだったんですか…驚きました…」と驚きを隠せていない結衣。「頬が赤くなってる結衣も可愛いな♪」と機嫌のいい飛龍。「それでは…お二人の邪魔になるといけませんので私はこれで失礼します。」と言ってその場を後にした琴音。少し振り返ると飛龍は結衣にくっついたままニコニコ笑っていた。

いかがでしたか?盗み聞きとはタチが悪いですね(笑)次回は蒼に彼女ができたことを結愛以外の姉弟全員に報告するようです。

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